我田引水

2005-02-28 22:03:16 | Weblog
我田引水

最近、いただいた言葉です。

外からの信号を自分の脳、目、鼻、手、口、耳から受け取り、それらを自分というブラックボックスにぶち込んで吐き出したものが、自分の言霊として世に影響を与える。

当たり障りの無い発言も良いが、小生には自身の言霊が足りていない、そういうメッセージであると認識しております。言葉に自身を乗せると、周囲の環境を自身のホームグラウンドにできるのではないでしょうか。

全身で咀嚼し、飲み込んで吐き出す習慣をつけようと思います。

慶大、レーザー光でがん治療

2005-02-28 21:39:12 | Weblog
たいして接点は無いですが、我らが学科の荒井氏がなんか発明したそうです。すごい!


 慶応義塾大学理工学部の荒井恒憲教授は、特殊なレーザー光を使ってがん組織だけに活性酸素を発生させ、がん細胞を破壊する治療技術を開発した。体の表面だけでなく、深さ十数ミリにあるがんも狙い撃ちでき、動物実験段階で効果を確認した。正常な組織を傷つけないので患者の肉体的な負担を軽減できる。医療機器メーカーと共同で2年後の実用化を目指す。
 開発したのは「光線力学的療法(PDT)」向けの基礎技術。同療法は早期肺がんや胃がんの患者の治療法として使われている。

 荒井教授らは、薬剤が強い光や弱い光には反応せず、一定の範囲内の強さの光にだけ反応して活性酸素を発生することを発見。光が皮膚などを透過すると弱まることを考慮し、患部で最適な強さになるよう工夫した。


[2005年2月28日/日本経済新聞 朝刊]

メリットから考える

2005-02-28 21:26:26 | Weblog
これは今回のインターンでCOOがいっていたことですが、

「物事を考えるときはデメリットからではなくメリットから考えろ」

という意味が、本日良くわかりました。この考え方が小生に足りていなかったものであると今日認識できたことが、今回インターンに参加した給料以外の一番の意義であろうと思います。

これは、ポジティブシンキングというものとは異なります。

今日まで、インターンにおいてあるシステムをつくる課題が与えられていたのですが、今日になって友人に完成品を見せたときに彼が何気なく言った一言でそれに対する新しいアイデアが生まれました。

そのアイデアは新しいものではなく、以前にチラッと思いついたことがあるものでしたが、「これは、無いな」とサクッと却下していたものでした。それなのになぜ今日ピンと来たのか。

友人は、小生のシステムの欠点について言及しました。それは自身も気づいていたことですがいわれてみて改めて認識する、ということは良くあります。とりあえずどうすればよくなるかと考えてみたときに思いついたのがこのたびのアイデアです。

以前却下してしまった理由はそのシステムを作成するにあたり生じる矛盾や不具合が大きいものであると考えたからですが、改めてその欠点を無くす方法を考えてみると工夫すれば意外といけるということに気づくに至りました。まぁ、時間の関係で実装はできませんでしたが。


むは。文章にしてみるとなんともありふれた内容で、陳腐であります。
しかし、これははっきりとプロセスとして認識したことは無かったことです。やや保守的である小生は、デメリットから考えてしまうことが多いです。先日話として聞いてはいても、本日実行できていなかったことに気づきました。ただ、今日経験として認識できたことが今の小生にはあまりにも大きなことであり、今後学校や外で行うプロジェクトマネジメントへ多大な影響を与えるものと考えられます。うん、他の人に今の気持ちを伝えるのは、難しいな。

教えて!goo

2005-02-23 22:02:21 | Weblog
えらい久しぶりのエントリーになってしまいました。

最近電車に乗ることが多いのですが、駅でやたらと目に付くのが「教えて!goo」の広告。駅だけにとどまらず、雑誌など様々な場所で見かけます。

要は、Q&Aサイトですね。ヤフーにも、そういえばヤフー知恵袋というのがありました。老舗のOKウェブというのもあります。なんであんなにめっちゃめちゃに広告を打つのでしょうか。

そんなにお金になるのかな。考えられるのは
・企業、団体へのシステムASP,OEM提供
・ポータルとしての価値を高める
サイトの雰囲気として、後者のような気がします。

ちらちら中を見てみると、うんうん、ニッチなQ&Aがあふれています。もし、このデータベースがたまればポータルとしての価値はなかなか高まりそうです。

http://www.alexa.com/site/ds/top_sites?ts_mode=lang&lang=ja
現在gooは日本のポータルアクセスランキングでは6位、ライブドアの一個上です。ここいらで一発知名度、付加価値を向上し、MSNあたりの上を狙っているんでしょうか。

そういえば最近小生も利用しているgoo blogの容量が無料ユーザーで3Gというむちゃくちゃな容量になりましたが、そういうとっぴなことでもして何とか上を狙いたいという意図がなんとも、なんとも、がんばって欲しいですな。キラーコンテンツと呼べるものがまだありませんが。

顧客に対する対応

2005-02-13 00:00:15 | Weblog
本日は、待ちに待ったラングのコートが到着した。新しい服を買うのは久しぶりなのでなんとなく高揚する気持ちが良い感じの朝であった。

小生の家の構造は特殊でインターホンも無いため、郵便物はあらかじめ到着時間を指定してもらい、その時間帯は来客に対する注意を向けなければいけない。普段は、「ドンドン」と戸を叩く音で気づく。しかし、本日はなにやら「ガサゴソ」と変な音がしていることに気づき、玄関のほうを見てみると、郵政公社のおっさんが勝手に小生の部屋に上がりこもうとしているところだった。

アリエネー

郵便物は着払いで、財布を取り出すと万券しかないことに気づいた。その旨を伝えると、

「エーーーコマリマシタネー」

と、何のソリューションの提案もせずに卑屈な笑みを浮かべるのでかなりむかっときた。

荷物が届いたという喜びのみが小生をなだめ、結局近所のデイリーで高い低脂肪乳を購入し、お金を崩したのであった。「イヤースイマセンネー」という卑屈な対応が非常に印象的である男だった。


よく飲食店でやたらクレームをつける客がいるが、それは人対人の付き合いとしては道徳的におかしいと思う。お互いに礼をもって相対するのが人の道だ。本日の男には悪気は無いのだろうし、傍から見たら、そんなことぐらい、ということかもしれない。ただ、彼のほうである程度準備しておくということはあって然るべきであると思うし、そうしなかったときに素直に小生のほうに準備ができてないので用意してもらえないかということを提案してもらうほうが気持ちいい。


今日はスタバでしばらく勉強したのだが、あそこの店員は誠に愛想が良くてこちらはこちらでびっくりする。そして、男性店員はショーツをはいているというのがなんとも見ているだけで寒そうに感じるのだった。

プロセス主義

2005-02-10 01:16:23 | 日記
小生は現在ワークスアプリケーションズのインターンに参加しております。本日で三日目を終えました。なかなか面白い思考題材を提供していただけますので、楽しんで取り組むことができています。自分の将来像を考慮しても、本気で取り組めばそれに役立つような能力がつくと信じ、物性の勉強や他でのインターンの時間を犠牲にして現在はこちらを中心に取り組むようにしております。

本日のセッションでは「人材を成長させることができる人事評価制度はプロセス主義である」とのお話がありました。プロセス主義の反意語は結果主義です。結果主義では「失敗しない結果」を求められてしまうため、人が成長する過程であるプロセスがないがしろにされてしまい、結果その人のアイデンティティがスポイルされてしまうということでした。考え、行動したプロセスを重視、評価することが、人材育成の観点から言えばベストであるそうです。ところで小生には「結果主義」はアメリカ的、「プロセス主義」は日本的であり、結果主義のほうが良いのだーという盲目的なイメージがありました。

自分の中での「結果主義」が良いと考えていた理由は、アメリカには失敗を許容する文化があり、その上に成り立っているものだからです。一方自分の中での「プロセス主義」が悪いと考えていた理由は、日本にはその文化が無いことと努力を不条理なほどに美徳と捉える文化が生み出すため、頑張れば良しというような非合理的な評価となりうると思っていたからです。

本日の話で出てきた「結果主義」「プロセス主義」は自分の概念とは異なっていて、内容的には、納得できました。そんな理想的なプロセス主義を行う企業が増えればいいなと思います。
能力給であるといっても、いろいろありそうです。

モテるためのブランドチョイス

2005-02-05 12:18:38 | Weblog
日本ブランド戦略研究所とCafeglobe、「キャリア女性によるブランド調査」の結果を発表

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=92590&lindID=5

日本ブランド戦略研究所・Cafeglobe 生活研究所調べ
― キャリア女性によるブランド調査(2005年12月実施)より―

キャリア女性が最も評価するブランドは、1位SONY、2位伊藤園
背伸びしない身近なブランドが高い評価に

【 調査結果 】
 キャリア女性ブランド指数の1位はSONY、2位は伊藤園20代、30代を中心としたキャリア女性が、興味・関心が高いと思われる有力なブランド250を「認知」「好感」「優位」「購入意欲」「愛着」の5つの視点から評価した結果、1位ソニー、2位伊藤園、そして3位明治製菓という結果になりました(下記のランキングを参照。満点は500点)。

 指標別で、認知度(知っているか)が最も高かったのは「資生堂」で90.7%が「よく知っている」と答えています。同様に、好感度(好感が持てるか)が最も高かったのは「伊藤園」で半数を超える54.4%が「とても好感が持てる」と答え、「少し好感が持てる」(37.4%)とあわせると9 割以上の支持を集めてトップになりました。
 優位性(優れているか)では半数を超える55.4%が「とても優れている」と回答した「SONY」がトップ。「SONY」は購入意欲(購入したいか)においても46.8%が「ぜひ購入したい」と答え、トップにはいっています。また愛着度(使い続けたいか)は「ぜひ使い続けたい」と48.1%が答えた「明治製菓」が最も高くなりましたが、同ブランドの購入者の中で3人に2人にあたる64.1%が繰り返し購入する「ロイヤルユーザー」であることが特徴的でした。


■キャリア女性ブランド指数(表形式は添付資料をご参照ください。)
 順 位    ブランド     名スコア
  1      SONY      356.2
  2      伊藤園      349.4
  3     明治製菓     347.8
  4     KAGOME    347.2
  5      無印良品    346.0
  6    キリンビール    341.0
  7     リーバイス     332.3
  8      ワコール     328.8
  9     サントリー     328.3
 10    Panasonic     326.9
 11 スターバックスコーヒー 325.3
 12     キユーピー    323.2
 13     森永製菓     314.3
 14     National     312.0
 15      花 王      312.0
 16      NIKE      306.1
 17    アサヒビール    300.9
 18     KOKUYO    300.8
 19      資生堂      300.4
 20     松下電工     299.7

ipodではなくウォークマンを携え、のどが渇いたら「おーいお茶」、たけのこの里はおやつのマストアイテムで、トップは無印ボトムはリーバイスでシューズはナイキ、ビールは一番絞りで、ケチャップはカゴメマヨはキューピー、そんなライフスタイルがセンスの良いブランドチョイスである(らしい)。


武富士のティッシュ

2005-02-05 00:48:16 | 日記
よくいくラーメン屋に、武富士のティッシュが置いてあるので毎回がっぽり持って帰るのが習慣となっております。箱のティッシュを買わないので、ラーメン屋に限らずティッシュはもらうようにしております。

そこのラーメン屋で働く友人に、「そのティッシュはどういうふうにもらっているのか」とたずねてみたところ、武富士にいけば只でくれるのだということ。ラーメン屋はティッシュがほしい、武富士はティッシュを配りたい、ということです。

自分的には、武富士側がお金を払っておいてもらっているのではないかと考えていました。ティッシュ配りのコストを考えると、相当武富士側にメリットがあるような気がします。

前になんかの番組の企画で、ティッシュ広告の影響はどの程度かというようなことを調べていました。結果は、「なかなか良いコストパフォーマンスである」だったと思います。(数字忘れました。ごめんなさい。)

コンタクト屋も、あんな誰も受け取らないビラ配りはやめて、ティッシュにすればよいのに。そしたら、なんぼでももらってやるよ。

将来の夢について

2005-02-02 03:28:12 | Weblog
どうも、自分が将来どうありたいのか、明確でなかったため、本日ゆっくりスタバで考えてみることにしました。

まず、何をやりたいのか。それは、「日本の産業の発展に貢献したい」です。そのために、自分がこれまで歩み、また今後しばらくおこなう予定のことを考慮してできそうことを考えると、「MOTを学び、自分が働く企業が効率よく利益を得ることに対して貢献する」というのが理想だと思いました。

そのためには将来的に自費もしくは社費でMOTについて学ぶ必要があるのですが、その前提として他の技術者から尊敬されるような実績を得たり技術や知識を持っている必要があると思います。リーダー、管理職的立場になるのですから、そのためには企業内において専門的な知識や技術を得たり、成果を出し続けることが必要です。

自分はまだまだ未熟で、学ばなければならないことは沢山あります。今年からはじめたいと考えているインターンをある期間成し遂げることによって、プロジェクトマネジメントの経験を得ることもその一つであり、大学での研究も然りです。それ以外にも、テクノロジーに関する知見を得ておきたいですね。
また、高い意識を持って学ぶ海外の人たちとともに研究して刺激を受けたり、グローバルな感覚を身につけるために留学をM1に行う必要があるのではないかとも考えました。こちらは今度研究室の先生に相談に行こう。また、この間落ちてしまったイアエステプログラムという選択肢もある。それには毎日続けている英語の勉強がこれまで以上に意識を持ってやらなければならないのでした。研究室は修士で変えるという可能性もある。こちらは今のうちから調べておく必要があるが、できればかえるにしてもできるだけ近い物性系の研究室がよい。伊藤研とか。うちの研究室でももちろんよいのだが。

就職はどうしよう。学校の推薦を使うとずいぶん楽そうだが、ある程度外資的に能力主義でガシガシやるところが良い。自分の興味と照らし合わせ、また将来的にMOTを学び役だてることができそうな規模のところにしたい。自由応募もいくつか受ける必要がありそうだ。また、日系企業がよい(そもそもの前提なんだけど、こちらは柔軟に考えたほうがよいのかな)。

そんな感じのことを考えていたのでした。現在の夢です。

MOTについて

2005-02-02 02:56:44 | 調べてみました
経営開発国際研究所がおこなっている世界競争力調査において、日本の国際競争力は49位中30位である一方、科学技術力はアメリカに次ぐ2位であるという。(2002年)つまり、日本はせっかくの高い技術力をビジネスに活用できていない。
消費者はどのようなニーズを持っているのか、そしてそのニーズを満たす製品とは何か、そしてその製品をつくるためにはどのような技術が必要となるか、、このような発想で技術力を構築しなければ費用対効果があがらず、企業は発展しない。
企業が持つ技術力を最大限に生かすような研究、開発を行い、企業経営の飛躍的進歩を狙うのがMOTである。

MOTとはManagement of Technologyの略で、技術経営と訳される。MOT以外にもTechnology Management、Engineering Management、IT Managementという用語が技術経営の意味で使われる。技術版MBA(Master of Business Administrationの略。経営学修士)ともいわれ、早稲田大学や芝浦工業大学などに、技術経営を学ぶための大学院が設置されている。
MOTは技術系企業に有効で、研究開発から製品化・製造というプロセスと、販売やマーケティング、資金調達、人材育成などのノウハウを組み合わせていくものである。それだけでなく、技術を守るための特許戦略や、他企業とのコラボレーション、企業アライアンスなどを取り込み、技術的な強さを前面に押し出すこともしている。

今では、MOTコースを持つアメリカの大学は約300あるといわれている。

MOTを勉強する場は大学院だけとは限らず、企業でもMOTコースを設置し、他企業からの受講生を受け入れているところがある。違いは、MOTの肩書きがもらえるか、そうでないかくらいであるとのこと。

MOTを勉強するのに適しているといわれるのは、企業に勤めて5~10年経た後だといわれている。ただ、MBAのように、MOT取得後に他企業へ人材が流出する危険性もあり、企業は積極的になれない面がある。


どういう流れで取得するのがよいのか、今後調べてみたいと思います。

参考 通勤大学MBA MOT
    IT squre