プロセス主義

2005-02-10 01:16:23 | 日記
小生は現在ワークスアプリケーションズのインターンに参加しております。本日で三日目を終えました。なかなか面白い思考題材を提供していただけますので、楽しんで取り組むことができています。自分の将来像を考慮しても、本気で取り組めばそれに役立つような能力がつくと信じ、物性の勉強や他でのインターンの時間を犠牲にして現在はこちらを中心に取り組むようにしております。

本日のセッションでは「人材を成長させることができる人事評価制度はプロセス主義である」とのお話がありました。プロセス主義の反意語は結果主義です。結果主義では「失敗しない結果」を求められてしまうため、人が成長する過程であるプロセスがないがしろにされてしまい、結果その人のアイデンティティがスポイルされてしまうということでした。考え、行動したプロセスを重視、評価することが、人材育成の観点から言えばベストであるそうです。ところで小生には「結果主義」はアメリカ的、「プロセス主義」は日本的であり、結果主義のほうが良いのだーという盲目的なイメージがありました。

自分の中での「結果主義」が良いと考えていた理由は、アメリカには失敗を許容する文化があり、その上に成り立っているものだからです。一方自分の中での「プロセス主義」が悪いと考えていた理由は、日本にはその文化が無いことと努力を不条理なほどに美徳と捉える文化が生み出すため、頑張れば良しというような非合理的な評価となりうると思っていたからです。

本日の話で出てきた「結果主義」「プロセス主義」は自分の概念とは異なっていて、内容的には、納得できました。そんな理想的なプロセス主義を行う企業が増えればいいなと思います。
能力給であるといっても、いろいろありそうです。

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2 コメント

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Unknown (うさぎ)
2005-02-10 17:45:31
日本のプロセス主義がよいってこと?
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Unknown ()
2005-02-12 01:15:58
ごめんなさい、めっちゃ間違えました。



そして勝手に直しました。「成果」→「結果」ですね。



日本のプロセス主義が良いというわけではないです。「失敗が許されない文化」と、「汗水、努力→プロセスとなりがちな文化」があるように思われますので、日本で理想のプロセス主義が出るには何か足りないようです。
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