紳助グーで殴った?

2004-10-31 02:18:15 | Weblog
「紳助グーで殴った」被害者弁護士が反論
 吉本興業のタレント島田紳助(48)による同社女性マネジャーへの暴行問題で、女性マネジャー(40)の代理人の雪田樹理弁護士が、28日の紳助の「涙の謝罪」を拒絶した。雪田氏は29日、日刊スポーツの取材に対し「(紳助の)会見はテレビで一部見たが、反省しているとは受け止められない。涙を流されても、卑劣な対応にしか思えない」と突き放し、紳助の謝罪申し入れを拒絶した。(日刊スポーツ)

テレビをつけたら、紳助さんが涙を流して謝っているシーンが写されていた。コメンテーターたちは紳助さんに同情的で、こういうので訴えられる世の中になりましたね、というような内容で災害情報へと話題は移った。

話を聞く限り、女性がことさら紳助さんを刺激するようなことをしたわけではないらしい。ただ、吉本入社5年目の人が大先輩に向かって相応と考えたれている話し方をしなかった、ということらしい。

女性の言うことが事実であれば、吉本の上下関係、すごいなと思う。髪の毛を引っつかんで壁に叩きつけられた、とのことである。これは、紳助さんは吉本内でも極端に暴力的で、しかも今回はたまたまである、ということではないでしょ。その程度のことを紳助さんもされてきたんだろうし、他の人たちの教育方法でもあるでしょ。
また、そしたら紳助さんの弁明に嘘があることになる。そしたら、大変だね。えらいイメージが落ちる。うそつきは選挙に立候補もできなくなるね。

芸の世界は厳しいだろうし、そういうのを悪いとは特に思わない。それはそれで、体で覚えるものなのでしょう。ただ、帰国子女、訴訟国家で育ち、30代半ばで吉本に入社された方には吉本文化にナンセンスを感じるバックグラウンドがあるのでしょう。

同じ日本人でも、いろんなバックグラウンドの人たちがいる。そういう人に自分の哲学を押し付けると痛い目にあうことがある。まだまだ未熟者の自分は、いろんな人に会ってさらに人間の奥行きをもたせよう、というのが、今回の教訓でしょうか。ちょっと苦しいかな。

日本人に合った能力主義評価方法?

2004-10-31 02:02:58 | Weblog
年功序列制度はだんだんなくなっていると聞いているが、実際のところはどうなんだろう。とりあえず、明日うちの親父に聞いてみるか。

確かに、年功序列制度は官僚的な思考に陥り、会社の成長、拡大に悪影響を及ぼすだろう。しかし、完全能力主義はかなりフェアなやり方でないと不満がつのる。やり方しだいでは、単なる人事コストの削減としてしかとられない。フェアであったとしても、出る杭を打つ日本社会においては妬みの対象となるだろう。

この手の本を一冊読んでみた。タイトルは、「『能力なき者は去れ』で日本は本当に蘇るか?」というものである。落としどころは、予想通り、日本人に合った能力主義評価制度を導入しなさい、というものであった。

自分は、年功序列制度は非生産的な空気を作るものであると考えている。ある程度、チームごとなどの単位で成果の評価を行いサラリーに反映することはモチベーションを刺激するに違いない。

うまくバランスが取れた人事評価制度は、技術者たちのモチベーションを高め、開発力、生産力の向上につながるはずだ。共通の目標を達成するために、うまい具合に競争意識、仲間意識を刺激できるかが問題である。(特に興味のあるのが技術者なので、あえて技術者と記述)

技術者評価制度の現状を知る、という目標が出来た。今度聞いてこよう。

隠語?

2004-10-29 22:55:00 | Weblog
野口悠紀雄著「続「超」整理法・時間編」より

官庁作文技術の真髄、エッセンスは以下の4つであるという
1.まだ報告を受けていない
2.事実とすれば大変だ
3.早速調べて
4.善処する
1は、単なる時間稼ぎらしい。官庁の情報伝達はとても速いという
2は、本件に対する公式見解ではあるが、本当に大変かどうかの判断は避けている
3は、「早速」という時間範囲が無限であるところに落とし穴があるという
4は、単なる努力条項であって、具体的なことには言及していない

上記のような内容の発言を、総理大臣以下テレビでいろんな人から聞いたことがあるように記憶している。これまではなんとなく聞き流していたが、よく考えてみるとまだ報告を受けていないはずはなく、なるほどと思わされた。断言されて、納得した。これらはつまり、何もしませんよということを意味しているに過ぎない。しかし、何の言及もないよりは安心というか、いくらか気が落ち着く気がするのは、人間の心理として面白いなと思う。

小泉さんの発言、細田さんの発言、こういうのだらけかも。よく注意して聞くようにしてみよう。そして、本当はどうかんがえているのか、どうあれば当事者たちにとって得となるような落としどころとなるのか、考えるクセをつけよう。


他、この本を読んで気にとまったことは、
・手帳は、大き目の、一月ぐらいが一覧できるものを使うと、時間間隔が身につく
・中断しない時間帯を作る、また、時には干す

正直、すぐにこれを使ってやろうと思うものはなかった。理由としては、そう差し迫った仕事がないことがあげられる。しかし、現在は無駄な時間を過してしまうことが多いので、かねてから考えていることではあるが、タイムマネジメントについて常に意識しよう。

別れる

2004-10-28 01:11:38 | asdf
友人が、彼女(だった?)に「距離を置こう」といわれたらしい。

そのこは今たぶん19歳(若い)。彼は二人目、肉体関係は一人目。それまでは友人にべったりだったが、最近は公務員試験やサークルが忙しすぎて、彼氏どころではないんだとか。1年弱の関係だったそうです。

話を聞いて、こりゃもう終わりだろうと思いました。よくある話ではあると思います。相手との関係がマンネリ化してきた状況で、他に何か打ち込めるものが出てきてしまった、というような感じ。片方がだらだらしてると、置いていかれてしまう感じですね。

経験があるんですが、そうなってしまったときの女の子って頑なだよね。もうビクともしない。決めてしまったことに対して、男に比べて未練がましくない(逆であることが望ましいのだが。)。まだそのこに関しては若干気持ちが残っているらしく、また例によっていいだしっぺのくせに泣き出したそうです。困ったチャンです。

友人の方は、もう次を視野に入れているんだとか。あきらめているようです。
そういう浮いた話が、非常にうらやましく感じます。



◆被災地の男性におれおれ詐欺、300万円被害
火事場泥棒、というやつですか。こういう人間はゴミですね。

本を読む

2004-10-28 00:55:24 | Weblog
つい最近まで、ほとんど本などは読まない生活であった。

思えば、小学校、中学校のころ、「最近の子供は活字離れが進んでいる。漫画、TVゲームにばかり熱中する」といったようなことをよく聞いていたような気がする。確かに自分も「最近の子供」であった。

今しがた、大学1年のときに知り合い、最近またバイトで再開した同学部、1歳年上の男のブログを読んだ。彼は高校時代に読んだ小説からビジネスに対して興味を持ち、現在はハイテクベンチャーを創業するための準備を進めているという。思えば知り合った塾講師のころから人生に対する認識に差があったのであった。

大学受験時代にお世話になった出口先生の言葉、「本は他人の人生の追体験をさせてくれる」という言葉を思い出した。
自分のここまでの人生において、特別変わった事をした記憶はない。高校時代は部活をして、勉強をした。友人と酒を飲み、暴れるやつらを見ていた。大学に進学し、薄い付き合いを覚えた。都会に出てからは女との出会いも増えたように思う。
本などは、読まない。高校の先生もおざなり程度に「読め」等というが、全く興味は持たなかった。本と勉強は同意で、勉強(テストのため、受験のため)に時間を割いていた。

そのころ、「他人の人生の追体験」を行っていたらどうなっていただろう。少なくとも、自分の人生の方向性は変わり、今の自分とは全然違っていただろう。たら、れば論議は無意味ではあるが、自分の視野を広げる、という活動を怠っていたことに対して後悔してしまう。

最近は本や、それ以外からも「こういう人生は、イイ!」とあこがれてしまうような情報と出会うことが多くなった。将来のビジョンも少しずつ固まりつつある。

「最近の若者は夢を失っている」なんて言葉は発生しないのではないか。他人の人生に対する憧れが夢に変わり、そこからトップダウン式に自分の人生の方向性に対する認識が変わるだろう。一人一人が思考を行うようになり、日本人、という人種にさらに多様性が生まれ、面白い国になるだろう。

本を読め、なんてガキのときに言われても、読む気なんてしない。だるいし、娯楽なんて吐いて捨てるほど、ある。特に田舎に住んでいたら、情報に疎いことなんて全く気にならない。むしろ、気づかない。
言い方も悪い。夏目漱石はよい、本は心を豊かにする、なんていわれても読む気のない人間には全く説得力がない。ロジックがない。

親に読む習慣があれば、自然と子供は真似をするのではないか。少なくとも自分は子供に対してその辺を真似させよう。それも一つの日本に対する貢献だ。

雑記

2004-10-28 00:53:20 | Weblog
最近料理を再開しようと思いました。

今日は簡単手抜き料理。
・炊き込みご飯
・とろろいも
・韓国のリ
・味噌汁

素朴な感じでよいのです。明日は豚キムチ汁の予定でございます。

料理の楽しいところは、自分のフィーリングを食という形でフィードバックし、快感を得ることが出来るところです。フィーリングはフィールドワークで鍛えます。うまい店を回るのです。

そのどちらの過程も非常に楽しい。また、そのフィードバックを共に味わってくれる人間がいれば、さらにモチベーションも上がり、味もよくなりますね。

島田伸介が暴力事件を起こしたそうで、yahooに記事が載っています。
そこではじめて知ったことには、多方面にわたる豊富な知識を持っていることのほかに、彼は料理の腕前がプロ級であるということです。鉄人自ら取り分けていたそうです。

そのレベルに達するまでにどのくらいかかったんだろう。おれもこつこつ目指してみて、鉄人自ら取り分けることを目指そう。キヌガサに料理の鉄人とべたべたなことを記入しよう。

ブレスト

2004-10-28 00:41:42 | Weblog
さいきん、知り合いの勉強系団体にお邪魔してあるテーマについてディスカッションを行いました。そこでもやりましたが、新しいアイデアを生み出すために、ブレインストーミングをすることはよくあると思います。そこでは、3人で意見を出し合う形式でした。

今日知ったんですが、その方法によって効果に差が出るとのことです。(以下もとネタは集団とリーダーシップという本です。)


ブレインストーミングによって個人と集団が生み出したアイディアの質と量の違い(心理学者の実験)

          数     質評定
研究職  個人  140    300
      集団  110    230
広告職  個人  140    300 
      集団  100    200

上の表は、ブレインストーミングによって生み出されたアイデアの量、質を示しています。個人とは、ブレストの前に単独で考え、集団で集積したもので、集団とはみんなで話し合いながら意見を出し合うという形式です。
前者の方が、質、量ともに勝っているようです。原因としては、集団での話し合いでは周囲に対する配慮等集団が抑制的に働くことです。

少なくともその日のディスカッションの形式は前者にすべきだったのかもしれません。

また集団では、集まりすぎるとプレッシャーに対する分散効果がはたらき、仕事の能率が下がるということもあります。何でもかんでもみんなでやればよいというわけではないそうです。

集団のメリットはもちろんたくさんあるわけで、使い分けが重要です。

大企業?中小ベンチャー?

2004-10-28 00:39:14 | Weblog
学生なんです。

なんで、まだ社会人ではございません。

自分はなんとなく最近は大企業にいって働きたいと考えていました。理由としては、
・技術者として世にインパクトをより与えることが出来るのは大企業に違いないと考えていた。
・教育に金をかけてもらえると考えていた。
・将来、日本のために働くには、所謂日本的な日本的大企業で働くことはよいことに
 違いないと考えていた。
・自分の理想の将来ビジョンの一つによく合っている人が最初いたのは日本の大手メーカーだ。
・なんだかんだ安定志向な部分はある。
・よく言われる、「会社の部品のような」、主体性のない人間などどこに行ってもダメで、
 大企業に行ったとしてもそういうマインドを発揮すればしっかり成長できると考えていた。
・将来会社を興すには、ハイテクな感じのをやりたいのでそれには大企業にて社内ベンチャーを
 起こすのがよいのではと考えていた。

等です。

本日読んだ本は、堺屋太一氏の著書、「組織の盛衰」です。堺屋さんの本は好きです。

10年前ぐらいの本ですが、やはり参考になります。「組織学」と呼べるような組織について論じてある本で、結論は、日本企業内の人事評価基準の能力基準志向を強めなさい、というような感じでした。

以前から、年功序列は時代遅れ、これからは能力主義、というような感じのことは聞きます。一方、日本人には年功序列が合う、またそれは優れた制度であるとも言う人がいます。能力主義は機能体的性質、年功序列は共同体的性質であるといえます。

本の内容からのパクリですが、組織には「機能体」組織と「共同体」組織があります。大きな違いは、機能体は組織の目的を目的としている組織で、共同体は構成要員の目的が組織の目的となっていることです。企業としては、企業の目的である「利益をあげること」が目的である機能体組織である必要があります。もちろん機能面のみを追及すると組織は崩壊してしまうので共同体的要素も必要です。所謂外資系企業に比べると日本的企業は共同体的要素が強いといえます。共同体要素が強まりすぎると企業は崩壊してしまいます。

自分が現在就職について考える際に考慮に入れている基準として、
・技術者として、成長できる
・将来、マネジメントを行いたいと考えているので、そのキャリアステップに適している

というのがあります。

特に大企業は組織が共同体化しているのではないかと考えられます。そのことからいえる大企業のよいところは、
・大企業の体質について学ぶことが出来る

ということでしょうか。これは大企業的なのがイカンというのではなく、ただ実情が知れるという意味です。

一方、中小ベンチャーのほうでは、より起業に役立つようなことを吸収できそうです。

まだどうするかは決めていません。自分を成長させられそうなことをやりたいです。