必要な情報がほしいよ

2005-07-23 18:07:06 | コラム
要はあれです。後悔しないような、賢い判断をし続けたいのですが、なかなかどうしてそれは難しいのです。

人間は主体合理的に行動しているんだというのは内山選手の主張ですが、現在における主体合理的な判断は、その人がもつ情報量とその人の判断の仕方がかかわると思います。

判断の仕方はその人がどのような人生を歩んできたかが重要なわけで、ひとつの情報に関する咀嚼の仕方は人それぞれ、まちまちであります。

情報量も重要なファクターで、「AがBを殴った」だけだと暴力はよくないということで悪いのはAだという判断が可能ですが、「BはAに殴ってくれといった(どんなシチュエーションだ?)」という情報があればBは変態だという判断も可能になるわけです。

判断した時点において合理的と考えたことも、後になって考え方が変わったり他の情報を得たりすることによって違う判断をすべきだったと後悔することもありますが、できれば後悔はしたくないわけで、自分にとってよい結果をもたらすという意味で合理的な判断を行いたいというのは当然です。

でも、情報集めってめんどくさいじゃないですか。最近はRSSリーダーなんてハイカラなものがありますが、それもどこから情報を引っ張ってくるか登録しておく必要があるというのが面倒。

早くマインドマネージャーのグーグルかなにかのプラグインが出てほしかったりするわけですが、そうじゃなくても自分にとって必要であるような情報収集ツールがあればいいなぁとものぐさな自分は思ってしまうわけです。アマゾンリコメンドのブログ版みたいなやつ、なんかないかなぁ。

この気持ちはもしかして・・あれだ

2005-07-23 14:48:59 | 日記
二日酔い





久しぶりだよ

昨日ワタミ焼酎ボトルあけてバスに乗ってageHaいって変な法政の3浪生としゃべってそのあとはっちゃけたら気づいたら店員に起こされて無理やり帰らされてねておきたら2時すぎだ

気持ち悪い。楽しかったような、気がする。

想像力

2005-07-22 03:04:30 | コラム
年齢×20万円の年収があると、一応、勝ち組サラリーマンらしい、というのが某掲示板の情報らしいです。22歳で440万円、30歳で600万円という感じです。

近頃、国民総中流社会が終わるとか、勝ち組負け組とか、そんなフレーズが良く耳に入るようになりました。これらの評価軸は主に年収をつかっているような気がします。

年収軸でみると、おそらく理系の技術職なんかは「勝ち組」率が少なそうな感じです(これはソースがないですが)。文系社会と呼ばれる日本で理系を選んだことは果たして失敗であるか。

広告代理店や金融の給料が高いのは、客にも上司にも取引先にも頭を下げるという行為を強いられるため、そんな彼らの自尊心を給料によって補填するというのが理由だそうです(ソース中井)。それらの仕事は激務であるとも聞きます。よく言われるように、幸せと高い給料は必ずしも相関関係にあるとは言えなそうです。

管理職で無い技術者が、自信のキャリアに意外と満足しているという話を聞いたことがあります(こちらもソースを忘れました)。プリクラのマニキュア版をつくったカシオの社員は、そのことに誇りを持ち、合コンでもネタにしてるとか(これは確か日経産業がソース)。一般的に言えることではないかもしれませんが、エンジニア職には学生であるぼくらにはわからない魅力があるのかもしれません。もしそうであるなら、総じて勝ち組負け組を収入軸で判断するのはやはり間違いであります。だから理系を選択したことが一概に間違いであるといえるはずはないです。

まぁ、世の中に対して高い価値を生み出す能力の指標として時給なんかが見れると面白いとは思いますが。

一方幸せという軸で勝ち組負け組を判断しようとすると、ファクターが多くて難しいです。バランスが重要であり、何かがかけていてはダメで、何かだけが突出していても幸せとはいえません。人生の巧者はそのバランス感覚に長けています。

何が言いたいのかわからない文章になってしまいましたが、つまり幼いときから潜在的に「勉強が出来てよい大学を出てよい会社で高収入を得ると幸せだ」という明快で視野の狭い規範を刷り込まれてきたひとたち(小生も)は、人生を主体的にうまく楽しんで幸せになるためのバランス感覚育成が弱い気がします。

人生の巧者はその時々にある選択肢の中から良い選択肢を選びます。それは、おのおのを選んだ結果起こる未来を想像する能力があるからだと思います。

勝ち組負け組指標はとりあえずおいといて、豊かな想像力を持って人生を巧く楽しめる人間になりたいものです。

インターンと産学連携

2005-07-09 03:21:02 | コラム
インターンも産学連携の一つといえるそうです。なるほど確かに。

学での研究を産で金にする、というのが一般的なイメージですが、人材という意味では学生を社会で生かしたり、社会人となる前に学生を成長させる場を提供するという意味ではインターンという制度はなかなかよろしいものですね。

さて、これを理系に絞って考えると、夏休みを利用して工場で働くようなまさに理系的なやつと、関係ないようなやつに分けれると思います。小生は関係ないようなやつ2社を経験させていただき、成長を実感しております。

関係ないやつの中では、派遣事業的なやつもあって、インターンという言葉の使い方も多様です。お世話になったコーディネータの方が仰るには、大規模な大学での講演の際の基調講演がその派遣企業の社長だったらしく、苦言を呈しておられました。今回はあえて言及しません。小生としては今回の趣旨に沿わないと考えております。

小生の学科の友人数名は夏を利用した理系的なやつをやって、結構良かったといってました。会社的にもいろんな意義で意味はあるでしょうし、それはそれで有意義なものと思います。

一方、小生はインターンを通して
・発想の楽しさ
・プロジェクトマネジメント
・自分の仕事の定義
・達成感
・今考えると変なもの(mixi,MindManager)

等を自分の経験値として蓄えることが出来ました。業務自体はエンジニア的な職業とはまったく関係なさそうですが、上のやつはどれも(一番したのは?)関係してくるものです。

これからの技術者、研究者は、人のつながり、発想力、π型の知識(浅く広い知識と、2分野以上の深い知識)が求められます。受け身な人材は安いアジア圏の労働力に取って代わられます。主体的で、楽しく、イノベーティブな業績を残すためには、(少なくとも天才以外は)これらのものが求められるわけです。

それらを得るために、理系学生も関係なさそうなやつをやるべきだ!とまで言い切りませんが、少なくともそういう選択肢があるということを知っておくべきだと思います。これはETICで理系の人をあんまり見なかったことから思うことです。



今後日本が必要とするのは「個」の能力だ。そしてそれは当然エンジニアにも求められるもので、そういう人材を育てるための産学連携が充実すれば良いと思う。

わかったの共有

2005-07-09 01:02:39 | コラム
本日は、人類の「わかった」が共有できればなぁと思いました。

様々な分野の学問について精通しておいたほうがベターであるということはいうまでもありませんが、それには労力というコストがかかってしまうので大変なことであります。

労力、というのは、文献などに記載されている理屈、理論、数式を自分なりに解釈し、論理のフローを理解したりイメージ化することじゃないかと思います。自分なりの言葉や絵的なイメージで説明できる程度が理想です。

解釈の仕方というのは人それぞれであり、一方一般化できないものです。一般化したものが現在あるようないろんな文献であり、それらは難解であります。

労力をカットするには「わかった」までの過程がサクッと終えられれば良いわけで、現在ある方法としてはわかっている人に教えてもらうというのがあります。ただ、これは相手の手間もあったりでいつも実現するとは限りません。


今日思ったのは、解釈のしかた、「わかった」、は人それぞれであるんだろうけど、ある程度いくつかのパターンがあるんじゃないかということ。現在あるような「教科書」的なものは吟味するまでに時間がかかるけれども、「わかったデータベース」見たいなのがあればいいなと思ったわけです。現在は知識のデータベースしか無いですよね。


そのためのツールとして良いなと思ったのは、お絵かきが簡単に出来るようなアクセサリとOKウェブみたいなやつです。オンラインで、さっと図の説明をしたやつがたまっていくというイメージです。絵、記号、マインドマップ、それらの複合がデータベースとしてあって、またなければ誰かに聞けばよいわけです。現在Q&Aサイトはテキストのみのようですが、それに絵が入れば良いだけのことか。たいした思いつきではなかったか。

L⇔R

2005-07-08 22:54:54 | コラム
あのきのにょどぅ

で有名なLRですが、それはちょっと思い出しただけで今回のメイントピックは学部長選挙です。われわれにしてみれば郵政関連法案の採決より面白かったのです

先日、われらが大学理工学部で学部長選挙がありました。票の突出した2名の決選投票になったのですが、片方は機械工学科出身、バリバリの保守派の現職先生であり、もう一方はわれらが物理情報工学科在籍、対外的にも超有名(らしい)の革新派の先生であります。

一時はわれらが先生がリードしたのですが、おそらく絶対数で勝る保守派教授たちの票を集め、現職再選となりました。小生としては、われらが物情の彼が学部長となり、日本の教育界に変革を起こしていただきたかったのですが。

うちの研究室の教授が言ってましたが、裏で票集め合戦が必死でくりひろげられたらしく、投票日前日も候補の先生から直接電話がかかってきたとのこと。知らなかったのですが、学部内でも派閥は結構あるみたいです。白い巨頭みたいね。そういえばうちの学科のあの先生(候補ではない)は、「機械なんて終わった学問」なんていってました。向こうは向こうでいろいろおもってることでしょう。

あと年老いてくると、権威に対する欲求がつよくなるのか?

現状の大学制度ではわれわれにも目に見えてわかる不便なところや、時代の流れから改善すべきところがたくさんあります。少子化が進む中でどんどん改善して対外的にアピールし、優秀な学生を引き付けなければいけないのに、結局大学という機関は変革を拒みます。

考えすぎる

2005-07-08 00:43:41 | コラム
試験勉強をしていて、どのタイミングで答えを見るかについていつも悩んでしまう。同じ問題でああでも無いこうでもないとうーんとただうなっているだけならさっさと答えをみてとき方を覚えたほうが効率的であるという一方、技巧に走りすぎると肝心の思考力が身に付かない。

どういうケースでも当てはまることかと思いますが、どこまで思考に時間をかけて、どこで見切りをつけるかというのは難しい問題です。商売の場合は、「市場のニーズ」が納期を決定するとのコトですが、今回の場合は試験日という納期を考慮してブレイクダウンした結果が反映されるべきというところでしょうか。

これは自分がどのフェーズにあるかというところも考慮すべきファクターです。良いアイデアを得て、その結果を自信につなげることを目的とするならば、ある程度の悩みの期間と寝かしの期間が必要であり、時間をかけすぎるということは無いのかもしれません。

実家に帰って思ったこと

2005-07-05 07:25:41 | コラム
この度、株主総会の時期であることとお盆に帰省できないことを考慮して、実家に帰省してきました。その際に思ったことをいくつか記述します。

■中学生が近所で就業体験するやつ(正式名称?)は、どうも受身な感じ
以前何かの本で読んだのですが、ニートとかフリーターとかを減らすには中学のころから働く大人に接する機会をつくることで子供に夢を持たせることが必要だ、といった名目で、富山と兵庫で中学生に5日間の就業体験を課すという試みが始まっているようです。知識としては知っていましたが、今回の帰省では小生の弟がちょうど中学二年であるためにその現状の一部を目撃することが出来ました。
弟は市内のドラッグストアにちょうど行き始めたところでしたが、どうもそこは日中暇で大丈夫なのかというイメージがあり、実際仕事しに行く意味があるのかいなと思いましたが果たしてやはり暇だったそうでした。これはどうも「就業体験」ありきな発想で、とりあえず受け入れてくれるところならどこでも、といった教師側の発想から生じた歪ではないかと思います。就業体験の本来の目的を考慮すると、たとえ数は少なくとも目的をしっかりと組んでくれるような良いところと提携しないと意味が無いような気がします。
確か小生が読んだ本では「就業体験してみて、最初はやるきなかったけどやってよかった!」みたいな美談はいったいどのくらいあるのかなという疑問が膨らみました。試みはまだ発展途上であります。

■人が少ないよ
日曜に弟が一人で暮らしている公立大学付近のアパートまで車で行ってきました。そこまでの道中、いろいろな道を通ってきたのですがやはり人が少ないと感じました。都心と比較したら当たり前ですが、結構ショッキングなレベルで静かだったので、果たして今後この県は大丈夫なのかなと思いました。

■バスは横になると寝れるよ
これは自分なりの夜行バスで寝るコツです。


実家に帰ってもほとんど寝てました。パソコンが壊れてしまったためネットもいじれず、充電器を忘れたため携帯も使えなかったので、本当に現実社会から断絶された感じでした。二日間だけだったので良いですが、あと2,3日いたら腐ったと思います。まぁ親族の顔が見れたので良かった。

ぐーぐるあーす

2005-07-02 08:19:18 | コラム
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050701303.html

世界各国の衛星写真やら、都市の3次元映像やらが見れるというグーグルのサービスらしいですが、単純にスゲーと思いました。どこでもみれるのかなぁ。

『この手の情報としては十分に便利に作られているが、グーグル・アースの真髄は、ユーザーがどんな地点にも標識を設け、注釈を書き、ソフトのユーザーどうしで情報を共有できる(スクリーンショット)点にあると言っていい(ワイヤードの記事)』ということですが、はてなの辞書とか百科事典を作りましょうのウィキペディアみたいなイメージでしょうか。もし後発で似たようなサービスが出たとしても、ユーザー情報という付加価値の蓄積によって差別化できるというメリットがありますね。

今後のウェブサービスは、同様に一般ユーザーからのクチコミ情報をいかにえるかっていうのもありそうです。それなんかにブログがつかわれそうですが、たとえばbk1では読者に書評をつけてもらう際に敷居を下げるためにサイトへのコメントではなくTBという手段を選択し、沢山の書評をえたとのこと。

文章を書ける人間が重宝されそうだ。もうすこしましな文章をかけるようになりたいなぁ。