「大学が社会から信用されていない」、国立情報学研究所所長

2004-12-31 11:12:23 | Weblog
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/elec/351212

大学の研究はもっと産業界で生かされるべきであるという主張はよく耳にするが、一方で直接応用を狙った研究のみが良いわけではないという大学側の考えも聞いたことがある。

もちろんどちら側にも一理あるわけで、そのバランスが重要となってくるわけであるが、2%は少ないだろう。

「自分の研究が社会で生かされる」という意識が研究のモチベーションにもつながる。今の日本には産学の連携を強化することはよいことだと思う。

レジで克つ

2004-12-28 08:06:08 | 日記
池袋にはジュンク堂という大きな本屋がある。

昨日ジュンク堂で本を買おうとしたところ、2人並んでいた手前2つのレジをのぞいてほかは1人ずつではあるが、すべて埋まっていた。そこで、2人のレジを過ぎてその1つ向こうのレジに並ぼうとした。

すると、さらにもう1つ向こうのレジで客が金を払い終えたところを確認したのでそちらの方が早くあくかと思いそちらに並んだ。はじめ並ぼうとしたほうは別の客が並んだ。

結果としては、はじめ並ぼうとしたほうが早くあいてしまった。えてして小生にはこういう裏目に出てしまうことがよくある。しかし、今回は不運で済ませまいと思い、原因を考えてみた。

今回遅い方を選んでしまった理由は、前の客が金を払い終えたところを確認したからで、もう一方の方はまだ金を払っていないだろうと考えたからである。ところが、本屋では清算を終えた後カバーをつけて袋に入れるという工程が残っている。もう清算は終えていたのだ。

どうすれば次回から今回のようなミスを無くすことが出来るだろうか考えてみた。

レジを選ぶ際に注目すべきは、
・並んでいる客数
・客が購入する商品の数
・清算中の客の工程

今回は、一方の工程について間違った推測を行ってしまったことが原因であった。次回は、全体の様子をしっかり確認したい。






池袋に行くのは久しぶりであったので、都内でもかなりお気に入りの「ばんかららーめん」にいった。「とろみばんかららーめん」なるメニューが増えていたので食してみた。うーん。普通のやつの方がうまいな。とろみが安っぽい。

メーカーの戦略的視点

2004-12-27 17:10:57 | Weblog
メルマガ「FIS」より

日本メーカーの戦略的視点の欠如が問題だ。新しい市場が出現すると、先ずその分野に多数の日本メーカーがひしめく状態が起こる。この背景は日本人が持つ「責任を取らされることへの極度の恐れ」から、他社同様に横並びで進出する(この時点で、既に儲からないことを意味するのだが)。この裏には失敗しても、その逃げとして「他社と同様なことをしたんです」という無責任な当事者意識のない言い逃れが見える。日本メーカーには最初から儲かろう、という意識が欠如しているのかもしれない。

これまでの生活の傾向ではやや後ろ向きな感がある自分はこれと同じ問題点があるのかもしれないが、やはりこういう問題を打破できる人間になりたいもんである。

社内ベンチャー制度について

2004-12-27 15:38:22 | 調べてみました
主なソース

http://www.houtal.com/journal/report/venture/001201_1.html
http://www.nri.co.jp/opinion/r_report/m_word/syanai_venture.html

・社内ベンチャーの場合、いわゆる事業部制とは異なり、企業の中核を構成する事業以外の分野において新しい事業が開始されるのが特徴である。社内ベンチャーの企業化は、通常のベンチャー企業が最初から事業を起こすという場合に比べ、本体企業からヒト・モノ・カネのいずれの面でも経営資源を本体企業から譲り受けることができ、有効な手段であるということができる。とりわけ、日本では取引する上で当該企業のブランド力と信用力が重視されるためその点では有利である。

・その目的は、(1)新規事業への進出、(2)チャレンジ精神を持つ人材育成、(3)従業員に対する責任感の植えつけ、(4)過剰人員の雇用吸収など様々である。

・社内ベンチャーがなかなか成功しないのは、従来型企業の生息環境の中でベンチャービジネスがすくすく成長する生息環境を確保するのが困難なためである。

・社内ベンチャーには本業のビジネスモデルを阻害するようなビジネスモデルを実践できないという制度的制約がある。ベンチャービジネスは既存のビジネスモデルを破壊するような画期的なビジネスモデルを考え出すからこそベンチャーなのに、これが許されない社内ベンチャーは大きなハンディを背負っていることになる。NTTドコモのiモードが成功したのも、iモード事業がNTTドコモのビジネスモデルそのものを破壊するものでなく、それまでのサービス内容を拡充するものであったためであろう。

・社内ベンチャーで難しいのは、どこまで起業家的(entrepreneurial)になることを期待され、また、許されているかという点である。

・一般的に言って、従来型のドット・コープ企業の企業風土をドット・コム企業の企業風土に転換するのは極めて難しい。仮に可能だとしても、1年や2年で実現できるものではない。そこで、アメリカにおいては、従来型の大企業は、独立した子会社をつくり、そこでドット・コム文化を実現させるという手法を取るのが一般的である。そして、子会社のドット・コム企業の使命は、親会社のドット・コープ企業を攻撃し、市場でどちらのビジネスモデルが勝つか、競争することである。

・社内ベンチャーの場合、通常、事業を開始するまでに取締役等の承認を必要とするが、そのために多大な時間を要することも問題である。

・また社内ベンチャーを企業化する場合には、法律・会計・税務等の面で様々な問題がある。


問題点は沢山ある。特に、普通の社員から「ベンチャー企業の社長」に変わることは劇的であり、意識の変化が追いつけるかというところが難しそうだ。
しかし、自分が指揮するプロジェクトがそのまま会社になったとしたら、それが一層かわいくてしょうがないようになると思う。社会全体の利益で考えると、大企業の1プロジェクトとして成功させるよりも、バイアウトしてよりその事業に愛着、責任感を持って提供されたもののほうが利益として大きいのではないだろうか。そしてその差額分の利益が日本中に蔓延することで、さらに日本社会が面白くなると思う。

まだ弱い

2004-12-27 10:11:14 | 日記
昨日参加したイベントは、なかなか有意義でした。

◆いきなり飛ばしている系の人がいて、怒涛のように質問が飛び出します。司会の方が「ここでのルールは他人を批判せず、褒めること」仰ると、「なぜ批判はいけないのか、批判から生まれる価値ある気づきもあるのでは」という具合です。むぅ、確かにそうだなと思わされる質問が、数多く飛び出し、見習うところが多いなと感じました。
また、彼は「自己紹介」の時間で最初にやらせてくれということで1番に行いました。理由を尋ねたところ、自ら動かないと事態は好転しないから、とのこと。自分はまだ未熟であるなと感じさせられました。

◆イベントのアフターは、サイゼリアで食事でした。そこで自分が何かと質問していたところ、ある別の参加者の方から、「質問ばかりで自身の考えがないためこちらとしては答えにくい」とのご指摘を受けました。むぅ、確かにそうだということに気づきました。
なかなかそこまでいってくれる人はいません。小生は非常に貴重な人に会えたものだと思いました。小生の現在のテーマの一つである「世間へのフィードバック」がまだ全然徹底できていないなということに気づくことができました。


~の技術

2004-12-25 16:02:10 | Weblog
「ナントカの技術」という本が、店頭に数多く並んでいるのを見かける。たとえば、こんなもの。

・考える技術
・残業しない技術
・ウケる技術
・モテる技術
・プレゼンテーションの技術
・魅せる技術

この流れにあわせてあえてタイトルに技術をつけてるのではないかというようなものもある。この「~の技術」流行から、このタイトルは、体系化された「技術」のノウハウを知ることによって各能力が容易にスキルとして身につくことを期待させるのではないかと考えられる。


この流れに乗って、自分も何かできないか。

「イケてる高校生になる技術」
もちろん小生はイケてなかったが、どうすればイケてる高校生になれるか、ファッション誌等には記載されていない、普段の生活からやっておけばよいことを体系化、汎用化する。

「大学生デビューの技術」
大学デビューにもっとも重要な新歓期を効率よく満喫する技術を体系化、汎用化する。

「就活の技術」
いかにして一流企業に採用されるようなプレゼンを行える様になえるようになるのか、というように、採用される技術を体系化、汎用化する。

こいつらに、「慶応生が書いた(これもパクリ)」をつけて、内容もある程度ニッチというかふさわしいものにすると、もしあったらほしいなと思う代物になりそうだ。

バカになる2

2004-12-22 10:06:58 | 日記
このブログのサブタイトルにもあるが、自分の言うバカとは「フィードバック上手」である。

思ったことをそのまま他の人に伝える、そんな単純なことに億劫になりがちなのが、現在の小生。億劫でないのが、理想の「バカ」。それに近づくための補助ツールであるのが、このブログ。

人様に「バカ」はなんとも失礼だが、所謂「理想のバカ」のことについて述べている。


昨日はジースタイラス主催のクリスマスパーティに潜入。青山のクラブでハイソな雰囲気。これまでにいったクラブイベントとは大分違った。知っている人が何人かいて、驚いた。

文系、理系でくくるのは流行おくれになりがちだが、やはり文系の人々のほうが人付き合いがうまい。自分の言う「理想のバカ」が沢山いた。そういう場に腰の重い小生が潜入し、刺激を受けられたことは少なくとも大学に入学してから成長した部分であると考えられる。

バカになる

2004-12-20 02:50:56 | Weblog
土曜は、大分前に知り合ったK本君と彼の後輩であるM嶋くんと、三田で飯を食った。メンチカツ定職でおなかいっぱい、カロリーいっぱいである。

二人はK本君を代表としてサークルを立ち上げたとか。慶応生の面白い人間が集まったネットワークを形成し、ともに切磋琢磨するコミュニティ作りを目指す、とのこと。うまく行けばいいなと思う。自分もなにかできることがあれば協力させてもらうつもり。

日曜は、有志の方々の勉強会、アフターの飲みに参加した。その日を取り仕切っていた女性がかなりテンションが高く、大変盛り上がった飲み会であった。

二つの出来事に共通していたことは、自分がいつもの自分であったということ。

当たり前だが、やっぱり自分は自分である。

今年の春、「バカになれ」といわれたことがある。バカになったつもりで貪欲に情報を吸収し、無駄に派手にフィードバックする、そんな姿勢も必要であるということである。

言われても、実行できなかった。照れであったり、性格的な部分であるためなかなか体質改善は難しい。そのことを思い出した。

土日はできなかったが、今年中に自分でない自分を一度出してみようと思う。そこにはまた別の世界があるような気がする。

姿勢

2004-12-17 23:13:29 | 日記
以下、三国志の一文

「名もなければ、財もない。無からはじめることなのだ。
無に帰しても、悔やみはしない。
自分の命を、使いたいように使うだけだ。」


一方、別媒体に掲載した小生の日記

「今日は早朝からP&Gのセミナーに行ってみた。

ちなみに小生は
GというよりはP
LというよりはR
MというよりはS
である。」


要は、保守的であるといいたい内容である。比較してみると、なんともちっちゃいのだった。



新しくブログをたてました。こちらもよろしくね
http://blog.livedoor.jp/arajin1/

日経新聞夕刊より

2004-12-12 02:28:35 | Weblog
本日、日経新聞夕刊を買ってみましたのでその中で気になった記事について述べてみたいと思います。

◆りんご食べごろひと目で
我らが学科のS先生がまた新商品を出す模様。りんごから発生するエチレンガス濃度によって変色するシートが開発されたそうです。こちらの研究室は薄膜が得意なんですね。「メロンには効く」というシャキットシートも宜しくお願いします。 ?
彼の今年の授業は後一回。その際にお得意のご自慢劇場を拝見できることは必至です。

今度は訴えられないようにお願いします。


◆手本なし 孤軍奮闘
商社に入社して2年目の近藤貴光さん(25)は通信関連の半導体回路を設計するエンジニアになるために商社に入社したが、希望外の配属先で半導体の技術的な提案やサポート業務を行っている。そこでは業界の先行き不透明さから部署の人員補填が無く、雑用が次々と来る。現状では、当初の希望とはかなり異なった状態である。

理系大学を卒業して商社でエンジニア、このような経歴もあるんだなと初めて知りましたが、もし自分がこんな感じになってしまったらやだなと思います。彼は来る日に備え最先端技術を習得できると前向きに考えているとのことですが、それは非常に大切なことで自分がもしそうなっても同じようなスタンスで取り組みたいです。

雑用が沢山来ても、それらをできるだけ効率よく裁く手法なんてのも考えれるだろうし、現場でなければ気づかない歪が見えたりしてそこからビジネスチャンスが生まれる。毎日の自由時間が奪われるがその分何が何でも仕事に専念せねばならず、考えることで何らかのイノベーションが生まれるはず、と常に心に携えておきたいものです。




新聞とは関係ないですが、今日は衝撃的なブログを発見してしまいました。詳細についてはいつか述べたいなと考えています。

井筒さんとこんにちは

2004-12-11 01:44:37 | 日記
本日は「岸和田少年愚連隊」で有名な井筒監督がよく来るとうわさのバーへ行ってみた。

すると、本当に現れた。サプライズ。





おじいちゃん、太平洋戦争、ご苦労さんでした。

雑誌「トランジスタ」

2004-12-10 14:12:25 | asdf
先ほど学校の生協で本を見ていたところ、うちの学科のU先生がいらっしゃった。どのようなものに興味があるのかと眺めていたところ、「トランジスタ」という雑誌の上から二番目のやつをお持もちになった。

・「トランジスタ」なんて雑誌を初めて知った。
・そんな雑誌は誰も手に取らないだろうに、上から2番目をわざわざ取られた。

以上2点について、サプライズを感じた。
なお、サプライズは今年度の流行語である。

にくいのは北朝鮮?

2004-12-09 23:35:23 | Weblog
◆今日の新聞は各紙において一面に横田めぐみさんの遺骨とされるものが偽物であったという記事が載っていた。相変わらず、憎ったらしい国である。家族会を始め、世論や与党内からも経済制裁を求める動きがある。北への援助は、どうせ大衆までには届かない。

さて、このように偽物の遺骨がばれて日本の態度が硬化してしまうことを北側が推測していなかったとしたらよほどアホである。北側の意図はどのようなものであったのだろう。今回は、「偽物が鑑定によってばれることを北側が想定していた」ということを仮定して考えてみる。

北がもっとも欲しいものは援助である。偽遺骨がばれたら、このように経済制裁によって北が不利になることが予想できるため、得策ではないと考えられるはずである。
一方、北としては重要機密を握る横田さんを返そうとは全く考えられない。よって、北としてはこれまでのように伸ばし伸ばしで日本から援助をむしりとるのが理想像である。
横田さんは返すことができない。援助はほしい。北は偽の遺骨をよこした。つまり、偽の遺骨をよこしても日本からの援助が得られると考えていることが予想できる。

支持率によって成立している小泉政権は、これまでのように拉致問題の進展という「実績」がほしい。経済制裁によって北の態度が硬化してしまっては実績が得られない。そこで考えられるのは、訪朝のたびに動く「裏援助」である。実績と援助という点でギブアンドテイクの関係にある両国についての今後の予想として、日本政府は北に対して経済制裁を行うが、その後に行われる「対話」の際に裏の援助が行われるのでは、と考えた。本当かどうかは、知りません。



◆今日は、とあるイベントに参加するために東京丸の内にある「丸ビル」へ行ってきた。時間があまりまくってしまったので、1Fのビームスハウスへ久しぶりの冷やかしを行ってみる。

そこで見つけたモンクレーのレザーダウンが、素敵だった。これまでダウンジャケットはおしゃれアイテムと捉えてはいなかったが、
・暖かい
・cool、高級感
・ラフ
という今の自分の気分にぴったり。価格を見ると、¥240000-。


二万四千円か、思ったより安、ん?(写真↑)


将来イームズのラウンジチェアが買えるようになったら併せて買おう。


◆本日のイベントでは、「コーチングの質問」について学んだ。
いろいろ学ぶところはあったが、特に今後気をつけなければならないことは、「なぜ?」と問いかけた後に得られた答えを一つのみで満足してしまわないことである。

企業の慶応好き 早稲田いや

2004-12-09 17:06:29 | Weblog
コンビニにて、キャッチーなフレーズが目に留まったので一関係者としてざっと読んでみました。今週のAERAの表紙左上にある「企業の慶応好き 早稲田いや」です。

内容は、確かこんな感じ↓
最近、大手商社などで慶応生をたくさん採用している。その理由は、スマートなイメージや、意識の高い学生と交わってきたことなどである。
また慶応生は縦、横のつながりが強い。三田会が代表として上げられるように、学生同士やOBとのコネを使ってうまく情報を得ている。これも慶応生の高い採用率に関係している。
早稲田は、集団での行動よりも個人プレーに重きを置く文化があり、そのような縦横のつながりが比較的弱い。また、フリーターになる卒業生が増加しているという現状がある。

不備があれば、ごめんなさい。ただ、タイトルとはややかけ離れている感が否めません。(記憶の限りで)読み取れたことは、
・一部の企業で慶応生がたくさん採用されている。
・その企業の社員が言うには、慶応生はイメージがよく優秀であるという。
・慶応生は縦横のつながりが強い。
・早稲田は個人志向
・早稲田はフリーターが増えている。

これらのことから、一般的な「企業」が、早稲田が嫌いで慶応が好きであるとはいいすぎでは。少なくとも早稲田が嫌いという明確なものが無かったような気がします。ただ早稲田については、自分は都の西北に足を踏み入れたことはございませんので、よく知りません。

このタイトル、記事は、就活ネタが注目されるこの時期に、同様に慶応に対してよいイメージを持つ人が、早稲田と慶応ということで安易に比較してつくったものと思われます。ただ、超人気社会派誌AERA様は、毎度のことながら突っ込んでも突っ込みきれないようなイメージ(こちらもですが)がありますので、今回の言及はこの辺で終了させていただきます。今回は慶応について書かれていたので、あえて取り上げてみました。

もちろん一慶応生としては、こう書かれて悪い気がするものではございません。