17音の記録 やぶにらみ

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煙茸

2023-10-16 06:48:21 | 日記
戻り来てまた踏み返す煙茸

季語 煙茸 茸の傍題。 晩秋、山林の湿地、生きた木の根や幹、または朽ち木などに生える菌類の総称。多くは傘状をなし、裏に多数の胞子を持つ。種類は多く。形や色も様々である。香りの高い松茸をはじめ、初茸・しめじ・ なめこなどは風味も良く、焼いたり煮たり、汁や茸飯なども美味である。一方、美しい色をして湿地に生ずる猛毒の月夜茸、天狗茸、笑い茸などがあって誤って食して死ぬことも稀でない。茸類は古くは「たけ」「くさびら」とよばれ、「きのこ」が季語になったのは江戸時代初期からである。茸はふつう秋の季語だが、入梅の頃に出る茸を梅雨茸という。歳時記抜粋。

例句 宮殿の森の大きな茸かな  山崎ひさを


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