17音の記録 やぶにらみ

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-12-08 20:00:18
 開戦日疎林に淡き昼の月                   古賀まり子 
 疎林に淡き昼の月が浮かんでいるのが見える。今日は十二月八日の開戦の日だったなという思いが浮かぶ。淡き昼の月のように。肩肘の張らない作り方に共感する。

  教室に凱歌があがる開戦日

 作者の教員時代の経験か少年時代の経験であろうかと考えた。私はあの十二月八日を中学4年生の時に迎えたから、作者はたぶん小学生ではなかったかと考えた。進学のことも頭の片隅にあった頃だったのか、あの朝の教室の雰囲気は案外静かだっことを覚えている。「 教室に凱歌があがる」というのは、まだ無邪気な小学生の率直な反応だったのだろうと思いながら読ませていただいた。 
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ありがとうございました。 (阿部)
2017-12-09 10:57:58
Unkn0wn 様
うれしいコメントを有難うございました。
朝6:00のニャースで開戦と戦果を聞き浮き立つようにして学校へ行きました。七時ごろでしょうか すでに先客?がいて机に腰かけて軍艦マーチや軍歌を詠っていました。小学校の二年生でした。教育って恐ろしいものですね。寒い月曜日のストーブの無い教室の出来事でした。
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