積雪
積雪に明暗ありぬ松の上 宇多喜代子
積雪に心のはずむあしたかな 拙
積雪らしい積雪は今日が今年初めて。この地に住んでいれば、冬に積雪があり根雪になるのは当然として生きて
来た。今年は年を越して小正月過ぎてからの積雪なので手持無沙汰でもあった。六時のニュースで各地に雪が降ったことを知ったので起きて雪掻きをした。雪掻きは重労働だか碁敵と会ったようで楽しかった。
積雪に明暗ありぬ松の上 宇多喜代子
積雪に心のはずむあしたかな 拙
積雪らしい積雪は今日が今年初めて。この地に住んでいれば、冬に積雪があり根雪になるのは当然として生きて
来た。今年は年を越して小正月過ぎてからの積雪なので手持無沙汰でもあった。六時のニュースで各地に雪が降ったことを知ったので起きて雪掻きをした。雪掻きは重労働だか碁敵と会ったようで楽しかった。
松の上に積もった雪に明るいところ暗いところがあるという風景が浮かんでくる。こういう景色を見たという記憶はないが、枝の状態によって盛り上がった部分は日の光をうけて輝いているが窪んだところは暗いのであろうと思う。有名な方の句であるからこれ以外の鑑賞があるかも知れないが、自分の力ではこのような鑑賞しかできない。
積雪に心のはずむあしたかな 阿部
朝家の外を見ると一望の雪景色で心がはずむという光景が浮かんでくる。こういうの場合に心がはずむのは誰にでもある普通の気持ちだと思うが、作者の注「積雪らしい積雪は今日が今年初めて。この地に住んでいれば、冬に積雪があり根雪になるのは当然として生きて来た。今年は年を越して小正月過ぎてからの積雪なので手持無沙汰でもあった。六時のニュースで各地に雪が降ったことを知ったので起きて雪掻きをした。」を拝見するとその時の「心のはずみ」が作者特有のものであり、北国に住んで経験しなければ分からないような感動に違いないと思う。
今日も雪かきをしました。今日の雪は水分をたっぷりと含んでいたので非常に重かったので苦労しました。
元気に雪掻きが出来れば幸せなのでしょうね。