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昭和の日

2016-04-29 09:07:22 | 日記
昭和の日
糖尿の薬を前に昭和の日    拙

昭和天皇の丹治曜日だっが、平成元年に「みどりの日」かわり、平成19年より「昭和の日」となった。国の将来を考える
日ための祝日たが心配が多いこの頃 杞憂だと良いが。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-04-30 07:38:46
   糖尿の薬を前に昭和の日    拙

 近頃の祝日の名称にはピンとこないものが多いが、昭和の日も、昭和天皇誕生日だと思い浮かべて納得する。
子どもの頃の記憶に焼き付いている天長節の方が自分には強い印象を受ける。
 今日の阿部句は昭和の日を詠ったものであるが、『糖尿の薬を前に』というおよそ無関係のようなフレーズを見て一驚を喫した。何で糖尿病の薬なのか、と思ったのである。しかしじっくり味わっているうちに、自分の身に寄せてその光景が浮かんでくるような気持ちになってくるのだ。ゴールデンウイークを連想する昭和の日ではなくて、ここはやはり自分が感じたように、子ども時代の天長節のイメ-ジを引きずったものではなかろうか。戦争中の昭和。あの頃から長い年月の変化を経過して今自分はここにある。年を重ねた自分は糖尿病の薬を飲むようになっている。作者は天長節から昭和の日へと変遷していった日本のことを、また自分のこれまでの人生のことを、いろいろと思いながらこの一句を表現したのではないかと鑑賞したいと思います。
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有難うございました。 (阿部)
2016-04-30 09:16:13
Unknown (Unknownさん 嬉しいコメントを有難うございました。降る雪や明治は遠くなりにけり とおなじのとりあわせの句です。糖尿の薬やそれを前にした人間にはどんなイメージをお持ちになりますか。それと昭和の日と関連づけられると人それぞれの解釈が生まれてくるとおもいます。  小生は戦前に生まれ、ひもじい経験もしました。
戦後の繁栄への努力、美食、年金暮らし等々の思い出も豊富です。
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