将来支給すべき年金用の資金の確保の為に、今の支給額を年に1%ずつ減らして行く事は既定の方針であったらしい。但し今迄は、このマクロ経済スライドというものを、デフレ下では実行しない事にしていたが来年度からは繰り下げてではあるが実行する事にしたらしい。実行する時期はインフレ局面に入ってからであると云う。だがどの道下げるのであれば、態々遅らせて物価の上がり始める時期に纒めて5%、10%と下げられるより低物価のデフレ下で毎年1%ずつの方が受給者にとっては遙かに対処がし易いと思うのである。如何に我が国の誇る議員や優秀な官僚と雖も流石に他人の生活を如実に想像する力迄は無いからこういうやり方を採る事にしたのか、又は解っていて所謂ハラスメントをしているのか。それとも私が何か見落としている所為で思い違いをしているのであろうか。
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