独白

全くの独白

原子力の事等⑤-21日の続きー

2016-09-22 15:08:34 | 日記
惟れば吾人の文明は、もう最期を迎えつつあるのかも知れない。初めがあれば当然終わりがある。昨今の様に、嘗ては神の領域とされていた所にズカズカと人間が踏み込むようになっては、ここから先に進むべき道等あるとも思えない。そもそも地球自体が爆弾を抱えており、吾人はその爆弾の外側を包む薄皮にへばり付いて辛うじて生かされているに過ぎない、か弱い存在でしかない。いつ破裂するか知れたものではないし、噴火や地震、津波などどこであっても不思議は無い。他にも台風や洪水などが頻繁に襲い掛かり、よく生きていられるものだと思う程である。また取り巻く宇宙には数知れぬ星屑やごみが飛び回り、その中のごく小さな物に衝突されただけでこの薄皮の上の世界は充分に壊滅してしまうというではないか。これらの災厄から逃れる術を今の所吾人は持たない。核開発などに血道をあげている場合ではあるまい。せめて人為的災厄は免れるように協力して努めた上で、地球が駄目になった時に移住できる場所を、宇宙に求める努力でもした方が余程知的創造的というものであろう。(続く)