戯言

萌えやら呟きやらたまに更新記録も混じる無駄口日記
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屁理屈係数オーバー300

2013年02月24日 | PSYCHO-PASS
 ちょっと体調が優れないなとか、気になる症状があるなとか、そんな時取り敢えずネットで調べてみるのが現代人。
 自分と同じ症状で悩んでいる人が見つかったり、病名が解ったり、もしかしたら対処法まで教えてくれるページが見つかったりするかもしれない。ネットって便利。

 そんなネットの海で縢ハザードという現象を知りました。

 先生! これ私の症状にぴったりなんですけど!
 遅効性とかそのまんまなんですけど!
 正直色相ヤバイんですけど!

 当初はどうにかして「死んでないよあとで平気な顔で再登場してくるよ」ルートを模索できないものかと考えてみたりもしたのですが、腕も足も負傷して機動力が落ちている彼があんな至近距離で放たれたデコンポーザーから逃れられる理屈がまったく思いつかない負け戦。
 ならばなんとかしてあの不条理な最期を自分の中で納得させてみようともするけど、理不尽さばかりが先に立ってあんまり上手くもいきません。
 どうしたらいいでしょう。
 っていうのが縢ハザードの最たる症状だよね。


 以下どうにかして縢の死を受け入れようとする罹患者の足掻き。という名の屁理屈。


 局長(=シビュラ)が縢に向けたドミネーターは、最初はパラライザー(麻酔銃)モードだった。
  ↓
 それを局長が無理矢理デコンポーザー(分子分解銃)モードにチート変換させた。
  ↓
 もうこれはシビュラのシステムとしての「裁定」ではなく、明かなる「殺意」によるものである。
  ↓
 縢に潜在犯の烙印を押し世間から隔離してきたシビュラは、しかしながらシステムとしての正規の裁定である「捕獲」を「完全排除」に変換させた時点で、彼を潜在犯として始末することを諦めたことになる。
  ↓
 縢を「人殺しのケダモノ」と認定したシビュラが、「人殺しのケダモノ」だからという理由では始末できなかった。
  ↓
 縢を殺したのは社会のシステムとしてのシビュラではない。人間が自分に不都合な人間を排除したいと思う、紛れもない悪意である。
  ↓
 つまり、縢は潜在犯として裁かれたのではなく、一個の人間として殺されたんだ!
  ↓
 最後の最後、縢はシビュラに自分を人間として認めさせたということになる。
  ↓
 彼は勝ったんだ! ざまーみろ!


 なんていうシミュレーションをしてみても、一向に色相がクリアになりません。
 縢ハザード恐るべし。



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