戯言

萌えやら呟きやらたまに更新記録も混じる無駄口日記
現在ジャンルが雑穀米

pp2最終回を見終わりましたよ

2014年12月22日 | PSYCHO-PASS
 二期の途中辺りからずっと考えてました。
 この説明過多の話の進め方にどこか既視感があるなぁって。
 先日やっと思い至りました。
 そうだ、数学の証明問題に似てるんだ。
   A=甲
   B=乙
   ゆえにC=丙といえる
 っていう例のアレです。
 全て理詰めで話を運ぼうとするから感情移入できなくて、
 全て理詰めで話を運ぶには設定に穴があり過ぎて破綻する。
 設定が穴だらけってのは一期の頃から言われ続けていましたが、一期はそれを補って余りあるキャラの魅力というようなものがあったような気がします。
 槙島の犯罪は独善的で自己満足で至極幼稚なものだったけど、キャラに魅力があったから彼が撃ち殺された時は何か胸にくるものがありました。
 対してカムイが破裂した時は、「ああ、やっぱりね」って感じたレベル。東金さんの死に方はちょっと意外だったけど。
 一期は人間同士の話、二期は対システムの話、っていうのをよく耳にしましたが、システムに対峙するには理論が弱かったっていう印象です。

 紆余曲折あったけどどうにか不時着したってところでしょうか。
 かがりんも一瞬映ったし。
 一期の天国組はこの結末をどう見たのかな。
「こんなものの為に」っていうのは槙島もグソンもよく言ってたけど、まさにそうでした。
 それでも朱ちゃんが法を守るのは、法=シビュラではない。シビュラもまた法によって裁かれるべき対象だ、っていう主張なのかなと。
 私的に評価できたのは、霜月ちゃんが徹底的にシビュラの狗であり続けたっていうところでしょうか。
 あそこで変に改心されていたら興醒めでしたけど、不都合なものは見なかった忘れましたという彼女は盲信的なシビュラっ子でした。礼賛。
 あとギノさんは楽しく義手を使いこなしていらっしゃるご様子で何より(笑)。
 東金さんと狡噛さんをダブらせた真意は最後まで解らず仕舞い。単なるミスリード?

 とにもかくにも劇場版を心の拠り所として参ります。


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 >午後トコ様
  映りましたね! 縢! コンマ3秒くらいでしたけど。これで声がついてたらまた違ったんだろうけど高望みはしない(笑)。東金さんはどんどん小物っぽさが際立ってきてましたね。あとストーリー上朱ちゃんのおばあちゃんを殺す理由が全く解りませんでした。別に殺す必要なかったんじゃ…。 こちらこそこのような過疎ブログに長い間お付き合い頂きまして有難うございました。独りごと覚悟で書いていたブログだったので、午後トコ様とのお喋りは本当に楽しかったです。また御縁がありましたらどこかでお会いできることを祈って。有難うございました。


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