☆新鮮つがる日記☆

青森県津軽地方の旬な情報をお届け!観光の情報に限らず、文化・生活など様々な面から津軽の魅力を全国の皆様にお伝えします!

「天は我々を見放した・・・!」

2009年02月22日 12時00分00秒 | Weblog
立春も過ぎましたが、まだまだ寒い毎日ですね。
スキーやスノボの得意な方は雪を楽しんでいらっしゃいますか
売店担当・さとゆは猫はコタツで丸くなる~タイプなので、冬山に行くには相当な覚悟が必要デス
ヘタレなさとゆには考えもつかないけれど、真冬の八甲田山雪中行軍をした方達がいるんです。それも明治時代に!ホッカイロも暖かいダウンコートも無いんだよ寒いにも程があるって
さとゆは明治時代にはまだ生まれていないので詳しい事は知りませんが『青森歩兵第5連隊』の210名が遭難し、その内たった11名だけが生存したんですって。
でも、同じ様な行動をしても『弘前歩兵第31連隊』は全員八甲田山を踏破しているの。
この違いって何なのぉ
この話を題材にして作った映画が『八甲田山』です。
「天は我々を見放した・・・!」この台詞は当時流行しましたょ
そうそう、田代平迄3㎞の地点、馬立場頂上に青森5連隊・後藤伍長像が建立されているんですが、その場所で迷ったんですって。
今みたいにナビがあれば迷わなくて済んだかも知れないのに残念
成功した弘前部隊は、行軍に備えて色々な情報を集めたり、調査をしたんですって。そしてナントこの南田温泉ホテルアップルランドの前の道路を通っているんです。
何故かちょっと親しみを感じちゃいます
この事実に興味をお持ちの方や、リーダーとはどうあるべきかを考えていらっしゃる方に手にして頂きたい2冊の本が売店にあります
1冊目・・・『天に勝つべし』北の街社・定価¥2000
かつて青森県でベストセラーになった本です。
2冊目・・・『指揮官の決断』中経出版・定価¥1680
只今FM青森で朗読中です(日曜日午前8時より)

共に、山下康博著。

冬の八甲田山へ行く方はくれぐれもお気を付け下さいネ
春が待ち遠しい売店・さとゆでした