●実艦について
1981年「しんかい2000」の専用支援母船として竣工。
竣工当時は潜水調査船支援母船として、世界最大の船でした。
その後、有人潜水調査船+無人探査機+支援母船のシステムを確立しました。
1981年 竣工
1983年10月 日本海青森沖にて日本海中部地震震源域調査
1987年1月 赤道太平洋にてエルニーニョの観測を実施
1995年6月 海上自衛隊ヘリコプター墜落事故 機体及び乗員の発見
1997年1,2月 「ナホトカ号」沈没地点における調査、船体を確認
1997年12月 学童疎開船「対馬丸」船体を確認
1999年2月 伊豆・小笠原弧で大規模な多金属硫化物鉱床を発見
1999年12月 「H―IIロケット8号機」の第1段ロケットの3次調査を実施
2002年1月 「ドルフィン-3K」関連機材撤去および「ハイパードルフィン」搭載工事実施
2004年5月 しんかい2000の運用停止に伴い、海洋調査船へ
●作品について
タカラ日本沈没D1計画編のフルハルのなつしまを元に図面を作成。
そのため、若干窓の配置などが実物と違っています。
今も運用中の船にも関わらず、資料集めが難しく、
竣工当時の左舷側は分からりませんでした。
一番の難所は前後のマストです。
特に前部マストの四脚のマストは難物でした。
逆に他の構造物はそれほど苦労しませんでした。
しんかい2000はタカラのなつしま付属の物に手を入れて流用しています。
こう言った小ジオラマ風の背後に
そう言った物を写すのも変かな?
と思い写していないんですよね。
あわよくば、背景を空の写真と合成しやすく、
と色気を出しているのもありますが。
マストの流用案として、
現用艦のマストを持ってくるのも考えましたが、
こちらは台形状のなので諦めました。
コストパフォーマンスもイマイチですから。