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変形性股関節症deまなぶ。

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日々の暮らし

2007-07-05 21:54:36 | 術後~退院(2007.11)
病室内。
最近、Uさんネタも書きたくて
非常にうずうずしていた。
あきれてほっときたくなるほど、笑ってしまう。

最近、私が病室で流している曲の影響で知った
レゲエやヒップホップやR&Bという言葉。

でもUさんもFさんも
それが一体なにを現しているのかがわからない。



「曲のジャンルですよ。」と説明しても
「ジャンルってなんや?」から始まる。
 
ものすごい時間をかけて2人に説明をする。
だが、やっぱりわかってない様子。


メモまで取っておいて、また同じことを聞いてくる。
じゃあ一体何をメモしているの!?と
言いたくなる。

それでも2人で「あーでもない、こーでもない。」と
自分の解釈が一番合っていると思い込んで
互いにぎりぎりの自慢大会になる。

再度説明し、話をまとめようと、
「2人ともちがうってば!」
っていう私の突っ込みなんてかき消されてます。
2人とも間違っているし、どんぐりの背比べ。
もう2人のことはほっておいて、
私は、自分のことに専念しようと決める。
ほおっておけば、2人とも飽きて違う話題に
なるに決まっているし、予想通りいつの間にか
話題は変わっている様子。


しかし、1時間くらいするとまた、Uさん。

「ねえ、くみちゃん、なんとかゲイってなんやっけ?」
「えっとなんやっけ、ヒップエレキバンやっけ?」
「P&Gやっけ?なんやっけ?」

と、真剣な顔で聞いてくる。

私は、決意したとおり、じっくり読書中。
めっちゃイライラします!!
もう既に何度も説明しています。
虫もされています。
答えようかどうか迷い、ため息をついていると

Fさんがすかさず 「アホか!」
とおっしゃいながら、また間違った軸で
2人の会話は始まる。そのまま私は読書に戻る。


最終的に、2人の中でいい案が浮かんだそう。
2人「こう覚えればいいんや!!
  (サラン)ラップでお尻(ヒップ)のビール(ホップ)」
    
  お尻のビール?!?
  私は、その意味を考えると余計混乱してきた。
    
2人「レゲイはジャマイカの演歌。」 

  あら、いいじゃない?そうそう。それでいい。

でも何回も唱えているうちに
「レゲイは演歌。」
のみになっていた。

楽しい人柄の方でなによりです。笑



  意味全然、変わってますから。
  知りません。もうあとは2人にお任せします。


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7/29(日)に行われる参議院選挙。
ここでは選挙に行けない方たちのために7/20(金)に
不在者投票が行われるみたい。

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そう。最近思う。
足に入っているこれらのボルトはアメリカのエアラインでも
乗せてくれるのだろうか。
ただふと今疑問に思っただけですが。

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夜のお話。
夜中1・2回は目が覚める。
  
うつぶせや横向きが不可能で、仰向けだけだからだ。
本来、人間は寝返りをうって快眠をしている。


 寝返り⇒
  体重によって圧迫された身体の部分の痛み・血行不良を
  体位を変える事で和らげる役割を持つ。
  およそ90分間周期で訪れる浅い眠りと深い眠りの切り替え時に行われ、
  規則的で安定した睡眠を得る為のスイッチの様な働きも持つ。



しかし、毎晩同じ体勢で寝ていると
体が硬直したようになり、圧迫されたところが
(お尻・膝の後ろ・かかと)痛くなる。
床ずれですね。

夜中に目が覚め、体を起こしたとき
このまま横に倒れてみようかと何度思うことか。

   は!!そんなことをしたら手術を無意味にしてしまう。
   多分ものすごい痛みが走るだろう。・・・

寝ぼけていてもさすがに理性が働く。


同じ手術をした患者さんは皆これらの悩みを持つ。
腰痛持ちの人はもっともっと深刻だ。
本当にかわいそう。

私は全くといっていいほど腰が痛くない。
その代わりお尻が痛くて仕方がない。


うつぶせと横向きで寝るのがダイスキなわたし。
最近、うつぶせ気分になれる大大大発見をした。

顔の横にバスタオルを押し当て
私もそれに委ねてよっかかってみる。
あらまあ!
まるで枕に顔があたっているような気分。
これをひらめいた自分を褒めたいわ。

でも最近じゃ、偽りだとかなりわかってきている。
それでも毎日してしまう。

それに、ほっぺになにかが当たっていると
安心するのだろうか。
珍しいながら、自分がかわいらしい気持ちだ。




そして世紀の大発見をもうひとつ。

座っているときは膝を曲げれるようになったのだが、
仰向け姿勢では膝を立てることができない。

しかし、夜中とにかくなにか体勢を変えたくて膝を曲げたくなる。
でも勿論寝るためには横になっていたい。

そこで生み出したワザを紹介。

① ベッドに足を床に付け、ちょこんと座る。スリッパをちゃんと履く。
② そのまま上半身を倒す。
③ 枕を頭の下にいれ、お布団を綺麗にしっかり足まで掛ける。
④ 寝る。
⑤ 膝が曲がってきもちー!
⑥ 数時間で飽き起きるので、再度、通常の寝方に戻る。

【注意】
※ 酔っ払って間違って寝ちゃった人ではないです。
※ 巡回中の看護士さんをびっくりさせないように。かわいそうだから。
※ これはチビにしか出来ないワザ。
  通常の人は頭がはみ出ます。

でも翌日、患者さんに得意げに話していて、
「ベッド、電動でしょ?電動で膝曲げれば良くない?」
と指摘される。


   !!!!
  
電動で足部分がくの字に曲がること、勿論知っていた。

テレビを見る際などに頭部分をあげて
毎日リモコン使っていたのに、どうして・・・。

昨日から又いい方法で寝ています。
日々、前進です。

あー。っくだらない新発見だらだらと書いてしまったなー。
でもこういったものが、今の私にとっての
世界の中心でございます。


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今日から部屋食から食堂で食事にしてもらった。
ピンが抜ける1ヶ月間までは部屋食でもいいらしいけど。
少し早まりすぎたかな。
しっかりとしたテーブルで食べたくて。
内田さんの前が今空いているので、チャンスだし。
(席は小学校の給食ように決められているのだ)

部屋で食べている藤井さん。一人にしてしまってごめんね。
ワガママいわず、なるべく食べてね。

術後レントゲン

2007-07-03 22:06:52 | 術後~退院(2007.11)
写真は、術後2週間のレントゲン。
毎週水曜日に撮り、経過をチェックする。
  (撮り方汚くてごめんなさい。
   病室の窓が写ってしまってます・・・。)

A 骨盤
B 臼蓋
C 大腿骨(太もも)

【黄色部分】
骨盤を切り、数ミリずらした。
両足をこの手術する方は産道もその分狭くなり
出産時は、帝王切開の可能性が高くなると言われている。

人によってずらす量も違うのでなんとも言えないが、
(しかも手術で開いてみないとわからない。)
私はそんなにすごい量をずらさず済んだので
おそらく大丈夫だとのことだ。


【黄緑部分】
大腿骨を三角に切る。
B部分を回転させ、ボルトとワイヤーで留める。

すごく大まかな説明でいうとこういう風な感じだ。

【右上のピン】
このバーベキューの串のようなピン。
数日前の日記で載せたピンである。
これで骨盤を留めているわけで、
順調に行けばあと3週間後取れる。
そしたら、お風呂!そしたら外出!

【大腿骨のボルト&ワイヤー】
これは、2年後位に抜釘。
こんなに入ってて、飛行機乗るの大丈夫かなー。

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昨日はあれから叔父と叔母に会えた。

ここに来るのに迷ったらしい。
カーナビが設置されているのに
カーナビを一切つかっていないらしい。
なんて強気だ。・・・。
(使い方がわからないらしい。)

土砂降りの中、病院に着いた時
叔父は肩からTシャツが上半分
びしょ濡れなのも気にせず、ものすっごい
100%の笑顔で近づいてきた。

それだけでもう嬉しくなったわ。
21時から母親と叔父と叔母は柳川駅前に
飲みに行った。

今日は夕方母親が帰った。

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車椅子に乗る際、よろめいてしまい
術足に少し荷重をかけてしまった。
びっくりした・・・・。
看護士さんも焦らせてしまった。
その後、痛みはないので本当よかったが
ドジらないように改めて肝に銘じます。

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明日05:30AM採血。
Dダイマー数値がどうか下がっていますように!!


雷雨の日

2007-07-02 20:00:40 | 術後~退院(2007.11)
7:00am

一定の体勢に耐えられず起床!
顔を洗ってぼんやりしていたら
7:20、院長先生が登場。
突然すぎて、病室内おどろく。

復帰まもないので週3日の勤務から
今週からは1日増やすそう。
大丈夫なかな。
自分の体は犠牲にしてそう。


ピンがついている6週間は
毎日、午前中にガーゼ付け替えがある。


今日は初めて傷口やピンのチェックも兼ねて
院長先生がなさった。
ちょっと感動★★★3つ星。

しびれについても「忍耐強く待ってね。」
ということなので、また安心した。



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今日は雷雨だ。
今から叔父と叔母がココ柳川に着くという。

昨日は阿蘇に泊まっていたらしい。

65歳の叔父と車椅子の叔母。

札幌から来てホテルの予約もせず、
レンタカーで気まま旅行を楽しんでいる。

ということで、ココに来るのも急なわけだ(笑)
(だって今、20時ですよ!これからですか?笑)
 
そんな若くアクティブな2人が来てくれる。
すごく嬉しい!

そんなはるばる来てくれて
本当に私は元気をもらえるよ。

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「サーファーとかの雰囲気だ。」
リハビリの先生、数人にいわれた。
私は首をかしげた。なぜわたしが。
この病人のどこが。どのへんが。

おかしいし、そんな筈でないで
あってほしいのでなぜか考えたの。
気づいたの。
絶対このせい。

写真。
これは自助具。
術足首に巻きつけておく。

看護士さんの介助なしで車椅子移動できるようになったら
これを付ける。

やっぱり元気な色がいいだろうと、
レインボーカラーの紐とニコちゃんのピンで
作ってきた看護士さん。

私が作ってきたんじゃないの。
勘違いしないでおくれ。

しかしこれがあると便利。
術足は力が入らない為、ベッドに乗る際、
これを引いて横移動をしたり持ち上げたり。
とても便利だ。

しかし患者さんが無難な色も選べるように
今度は黒で作ってね。

ストラップ

2007-07-01 14:10:23 | 術後~退院(2007.11)
ご存知のとおり、ビーズアクセサリー作りがダイスキな母親。

最近彼女達の世界では
パン君とジェームズ君が流行しているという。

右は、その噂のジェームズ君。
患者さん仲間に配っていた。
もらってくれる皆さん、毎度有難う。



左はハワイアンのリボンレイ

はまっているわけでなさそうだが
ココ最近いじっているのも見かける。

おそらく、見かけたあらゆる手作り系は
把握しておきたいのだろう。

今回時間つぶしに材料を持ってきていたので
私も作ってみた。
教えてもらって病室で黙々と編んでみた。


おもしろいじゃないか。いいじゃないか。
本当は隣の病室の退院される方にプレゼントする予定だったが
「ちょうだい!」と言ってくれたFさんにあげた。

もう1本欲しいというので、
次は違う編み方をトライしてみようと思う。


手術直後でも、個室でもないので
看病するものは1日中病院にいる必要もない。

ということで母親は昨日吉野ヶ里遺跡に行った。

夕方病室に来て、
「みて!くみちゃんに見せる為に写真撮ってきたよ!」

と、覚束ない操作で撮った携帯電話のカメラ。

見ると3枚全て茶色い写真。
高床式倉庫の壁だけをそこまでアップしちゃったなら
そりゃ、ただの茶色の写真だろう。

周りに広がる土状の敷地だけを撮っちゃったなら
そりゃ、ただの茶色の写真だろう。

もう一枚はもう忘れた。なんだったのかも。

遺跡なので仕方ないとは思いつつ、
もう少しメリハリのある写真を工夫してね。
でもありがとう、全然伝わんなかったよ!


今日は太宰府天満宮へ足を運んでいる。
『何事も楽しまなきゃ!』と
見舞いに来てもらってる負担を軽くしてくれてありがとね。

病院食について

2007-07-01 10:45:42 | 術後~退院(2007.11)

ちょっと見て欲しいのよね、この写真を。
どこか違和感を感じない?
感じないの???


・・・。

隣のブロッコリーと比べてください。
にんじん大きくないの???
直径7センチありますよ?

最初出てきたときは、たまたまだとおもった。
2回目出てきたときは、すごい奇遇だとおもった。

1週間に2回ほどでてくるこの冷凍にんじん。
常に絶対にこの大きさなんです(><)

栄養のバランスはとってるのかもしれないけど、
飾り付けのバランスはおかしいと思う。
だってどうして隣の魚と同じサイズなの?

大きすぎてなぜか食べる気がしないこのにんじん。




ここの病院食。
私はかなり薄味を好む人間だが
ここではMyマヨネーズを冷蔵庫に
入れておいてしまう。

メニューについては、良くも悪くも
見たことない組み合わせの材料を使っている時がある。


★ 筍&じゃがいもの煮物。
   
   『まっしろしろ』で何事かと思ったよ、このお皿。
     

★ ほうれん草のおひたしにしょうが細切り。
   これは私の中でヒット。お試しアレ。


★ 椎茸&コーン&ねぎ のコンソメスープ
   ・・・・。これはもう絶句でした。
   お願い。コンソメスープにねぎは入れないで。
   コーン&ねぎが『こんにちは』していいのは、
   塩コーンラーメンくらいだろ。
   椎茸&コーン。これもやめて。
  彼らこそお互いびっくりしてると思うから。

塩辛

2007-06-29 13:57:02 | 術後~退院(2007.11)


きいてくれ。
イカの塩辛の夢は早くも終わった。

生ものは我慢すべきだと、母親に速攻却下された。
病院内の冷蔵庫にも生もの製品等の保存は
病院や患者さんの衛生上控えて欲しいと書いてあるから。

あーあ。
悔しいので買ってきてもらった大好きなめかぶ3セットを
一気に食べたらすごく気持ち悪くなってしまった。

あれは1食1パックが無難でしょう。

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札幌に住む叔父と叔母(父親の兄夫婦)が
ちょうど母親の滞在期間に合わせ
観光がてらお見舞いに来てくれる。

私の叔母は結婚前から何十年も車椅子で生活している。
長年付き添ってサポートしている叔父を尊敬している。

2人ともわざわざ札幌からありがとう
今は佐世保にいるらしい。3日後ここ柳川にやってくる。
ありがとう、道中楽しんで。

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写真は、わたくしの足。
わかるってー?

採血でDダイマーという値を下げないと
この非常にキツキツな血栓予防の靴下が脱げない。

損傷している神経の回復の
妨げになっているかもしれない靴下君。
早く去らばしたい。

この数値が2.0以下になったら脱げるとのこと。
実は先週は4.2 だったのに、
5.5にあがってしまった・・・。
Drink more!!

毎日水を2㍑飲むよう言われているが、なかなか・・・。
意識しないと、1日500mlで終わっちゃう。
術中・術後に使用した麻酔等も体外に出し切らないと
いけないそう。

これを脱ぐ為にも、今必死で飲んでいます。
目標、2週間後!!


豆知識。
損傷された神経は
早くても1日1mmの回復だそう。
さんのようにユックリということなのねぇ。
そりゃ数ヶ月かかる筈だ。気長に待とう、YEAH!!

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聞くところによるとうちの猫キティ(きっちゃん)も
ココ最近入院生活をしていたらしい。
同じ入院なら同じところに入院したかったな。(笑)


猫ちゃんの入院代も立派。
2泊3日で3万以上。
1日1万円と言われる人間と一緒ね。

でも父・姉のおかげで元気に回復したみたい。


6/28 (THU)

2007-06-28 13:45:11 | 術後~退院(2007.11)



出来るようになったこと。
・看護士なしでお手洗い・ベッドから車椅子の移動。
・リクライニングから普通の車椅子へ昇進★

 膝が90度曲がるようになり、少し指令が行くようになったからだ。




なので、リハビリ室で行う事が可能となった。
・マッサージ
・タオルギャザー
  床に敷かれたタオルを足指で集めていく。
  これで冷え性が治ることもあるくらい
  
  足の指を動かすというのは、足の神経全体に
  いい刺激を与えるらしい。
  これは歩けるようになってもするらしい。
  
  しかしまだまだうまく力が入らないので
  すごくもどかしい。早くもとに戻りたい。

・腹筋
  股関節に負担がかからない程度なので
  頭が上がる程度。
  (でも、腹筋がなさすぎて通常でもこれ位しかあがらない(笑)


写真はリハ室。
ここは365日体制で、室内も広く設備が整っている。
言語療法士(ST)理学療法士(PT)作業療法士(OT)も
全ていらっしゃるので専門ごとにしっかり担当して頂ける。

私のようなキアリ手術は勿論、
事故による怪我の方や、脳卒中などの方、
認知症の方さまざまなトレーニング方法で
リハビリが行われている。

「あせらず怠けず」を忘れないようにガンバろう。




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Uさんは息子さんからZARDのDVDを借りてきていたので
私も貸してもらった。

本当に残念。
今朝も追悼式のことがニュースで流れていて
涙がでてきてしまった。


中学高校以来、全然聞いていなかったけど、
ココ1年前くらいから又聴き出していたのに。

私は今ほとんど邦楽って聴かないし、
熱狂的なファンではなかったけれど、やっぱり好きだったの。
彼女のさわやかなメロディと直接的で素直な詩が。

自分の人生とオーバーラップさせ
応援歌になっている人も多いと思う。


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今朝もまたまたFさんにびっくり。
朝、顔を洗っていると、突然彼女は

「あーーーー。さつまあげ食べたい!」

・・・・。
同じだ・・・・。

なぜ、この人は親友のIと全く同じことを言うのだ?!

一瞬、サツマイモであって欲しいと思ったけど
2秒考えた結果やっぱりさつま”あげ”。

彼女達はなにか交信でもし合っているのかしら。


当然、私は一人でホントに爆笑してしまったけど、
Fさんは
「さつまあげのドコが悪いの?」
って風にキョトンとしていた。そりゃそうだ。
でもほっといて笑わせてくれ。


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これから母親がここにやってくる。楽しみ。
スーパーでイカの塩辛を買ってきてもらうのを
もう4日前から決めてるから。

でもイカの塩辛が来るから楽しみだって
言ったとしたら失礼でしょう。
心で思ってるだけ。



Fさんもうちの母親がきたら
買ってきてもらうものを今朝から色々考えていた。
(こういう類を考えている最中、
   大変幸せそう&真剣なのもIさんにそっくり。)
 

会社の子がなにげなく買ってきてくれたドデカチキン(→のチキン味)。
そのおかげでハマり、最近はいつも会社の引き出しに3袋ストックさせていた。


入院してからも一応買ってストックしておいたけど
会社だから食べたくなったんだなーと実感。

でも心配は無く、Fさんが全部平らげ、
私の代わりにFさんが虜になっていた。

毎日「あれ、あんな美味しいとは思わんかった!
ドデカ食べたい!!」とおっしゃってる。

うちの母親はここに到着する前から
買い物リストが用意されている。(ごめんね!)

普段私はお菓子を殆どたべないし、興味がそれほどないけど
ドデカは地味においしい

みんなありきたりだと素通りするけど、これ意外にハマるよ。
お試しアレ。

術後2週間たつ

2007-06-27 18:25:14 | 術後~退院(2007.11)
今日は朝、先生が部屋に回ってくる。
寝ていると、飛ばされてしまう!
回診がある水~金は、朝7時いらっしゃる。


わたしはベッド周りを整理し、準備万端にする。
(といっても今日もまた洗面中、先生が来てしまったが。(笑))

今朝はFさんが目覚ましをかけた。
患者だって目覚ましを使うのだ。

「先生くるよ!ほれおきなあかん!」と
皆で起こしあう。こういえば、大抵焦って飛び起きる。


なおある強力な痺れと、術足指の不自由な動きと腫れを説明した。
指はパンパンに腫れあがって小指が下に行ってしまって
みえないのだ。

先生の話。
・もし術中によって発症した麻痺であれば、
 親指と人差し指の間あたりだそう。
 (私はそこは元気に動く)

・術後による影響であれば神経断絶ということはない。
 血栓予防のソックスによるふくらはぎの神経損傷ではないかと。
 (でも、私は太ももの神経、いやお尻の神経から痛むしびれる。
                        坐骨神経が。)

それでも血栓予防ソックスは少なくともあと10日はつけて
いなくてはならない。


あーあ。ソックスのせいではないと思うんだけどなー。
今日も行っちゃった。先生は風のように去っていくー。


先生がそんなに気にしていないんだと思う、
だからきっと大丈夫なんだと考えた。
もしくはなにか大変なことであってもどちらにしても
今すぐ処置がないので騒いでも仕方あるまい。



今度はリハの先生に相談した。


寝た体勢が長いとお尻に脂肪がない人は特に
床の圧力でお尻の筋肉や緊張し、
坐骨神経等に圧迫させ影響する可能性があるという。

おそらく断絶ではなく、損傷、圧迫だと思うので
大丈夫だという話で私の視界が明るくなってきた。
きっとそう!それに一票。


多分大丈夫。
わたし、きっと大丈夫。
数ヶ月後取れるのが楽しみだ。



痺れが無くなるまでは気をつけなくてはいけない。
立って10秒ほどすると
術足全体のしびれが何点かに集まり集中する。


貧血のような、頭に血がのぼるような、
立ちくらむので、突然力が入らなくなり全身が
ふにゃふにゃになる。


手すりを離さないように慎重に行動するよう
気をつけなければ。

気をつけるように先生に念を押された。




びっくりしたこと。
昨日Fさんに聞いた。

「まだあのアイス食べないんですか?」
「アイス?一体なんの事?」

え?

・・・。

アイスが食べたいと長時間に渡りねだった事を
説明したのだが、身に覚えがないんだって。
薬の効果で眠く、寝ぼけていたと・・・。

もう何回驚かされればいいのかしら。
あれだけ会話していたことが覚えていないって
どういうこと・・・?
本人もびっくりしていましたが。

これもか。
これも柳川まできて、病院まできて
味わうとは思わなかったわね。

キャッツのMさんやIさんとも似た経験。

無意識にするキャッチボールが得意。

ところが実際私が行っていたことは壁打ち。

一緒に楽しんでいると思いきや
一部始終を知っているのは私だけ。

苦笑い。。。



月曜日から看護実習の学生ちゃんが
私のもとにいらっしゃる。。
20歳。初初しい。キャピ感がかわいらしい。

手術や入院生活のことを聞き、
患者とのコミュニケーションを図るのが狙い。

看護士さんを呼ぶのに気がひけるちょっとした用のことも
彼女が身近にいて何でもしていただけて、本当に助かる。


何より最高なのは!
頼み込めば、洗髪と足髪をしていただける。(裏情報をきいた)
結果、ボランティアの報酬ような感じだ。


通常週に2回あるので、その曜日以外で頼む。
これから3週間いらっしゃるので幸せ!!
3週間も経てば、シャワー解禁まで目前。


なので今週から
週2から週4くらいにはなりそう。(うふふ)
これ、どれだけ幸せか理解できる??
私って運がヨイ★

6/26 (TUE)

2007-06-26 13:01:40 | 術後~退院(2007.11)
写真は、ねじ(ボルト)。私の横の腰部分。

このねじを右に回せば回すほど、、
私がキビキビ動くようになるという。


いや、そんな手術ではありませぬ。


術後6-8週間入っているピン。
出ている部分は6センチだな。
普段はガーゼで覆われているので安全。

切った骨盤がずれないように留めているのだ。

これのおかげで色々な規制が。
外出・お風呂・体勢等。

これが抜けるのが楽しみだなー。


たった今事件が。
車椅子から思い切り立ち上がったとき、
椅子の肘掛部分に私のピンが引っかかってしまった。

ピンに上から衝撃を与えてしまった。
痛みはなかったが、
「や・・・やばい。」


ちょうど先生が今日はいらっしゃった為、
すぐに報告できた。


よっぽどの衝撃でないと動かず、
痛みがなければおそらく大丈夫とのことだが
念のため、急遽レントゲンをとってもらうことになった。


結果はこれからだ。
何もないといいけどなあ。

数時間後、先生が問題なしと
伝えにきてくださった。良かった♪

ヨチヨチしたて、歩きたての子供と一緒だ。
活力が出てきた分、危険も転がっている。

転倒などには気をつけないといけない。
慎重にね、私。


心配がある。
いまだ左足の痺れがマックスのままだ。
夜、寝る前に異常に不安になる。

足首を回すことが不自然なのと、
グーチョキはできてもパーができない。
親指以外、指令がいかないのだ。
特に小指は自分のものである気がしない。

私の1週間後に手術された方も
もうスムーズに術足首は動いているのを見て
人と比べてはいけないとは承知でも
焦りと衝撃を隠せなかった。

このまま、ずっと極度のしびれが?
そしてこの3本の指が動かないままのが一番こわい。

ここ2日で又ひどくなった気がする。

立位(もちろん健康足のみで)では、
まるで首を締め付けられるかのように
土踏まずやひ骨神経あたりが圧迫されてるのだ。
立って10秒くらいで苦しくなる。


股関節専門の本には、
起こる可能性の障害として、
「ひ骨神経麻痺」と記載されている。

神経が圧迫されて障害がおきる。
(術中になるのか、術後に発症するかは定かでない。)

発症すると、最低3ヶ月。
それ以上経っても治らない場合は、
剥離ORつなぎ合わせの再手術。
(改善されるかはわからない)

以前こちらの患者さんの例では
術足首が上には曲がるが、下には垂れてしまい
再手術されたそう。
しびれは3年経ったら取れると言われ、
本当にその年月で取れたそう。

明日院長が回診に来る日だ。
もう一度きいてみようと思っている。

とにかくなんらかの損傷はあるだろうが、
不安で思いを募らせても仕方ない。
今は、経過を見守るのみだ。
処置しようがない。

気にしないようにしているのだが、
私の口数の減りに心配してくれている
病室の皆に申し訳ない。

あとは、先週炎症が出たので再採血だ。

6/24 (SUN)

2007-06-24 17:32:52 | 術後~退院(2007.11)
昨晩19:00、サタデーナイトに考えていたこと。

ドライブいきたい。
ビールのみたい。
踊りたい。野原でワインと寝そべりたい。

病室内で、他の患者さんに叫んでいた。

地元友達は今夜みんなでインドネシア料理を食べに行く。
珍しく横浜までおしゃれしてですか。
おいしかったですか、そうですか。よかったですね。


体がうずく、くやしー!さみしー!
これ、まさしくザ・ヨコスカホームシック。

電話して邪魔しようと思ったけれど、
みんなを困らすのでそれは躊躇。

会社のひとには、
「良くなってる証拠。
今は今の状況でthanks & enjoyを。」との言葉。
ありがとう。納得。

他の患者さんや看護士さんに言われる。
「普通、術後2週間位は皆さん、大抵ベッドですよ。
くみちゃんは、車椅子ばっかり。大丈夫なの?」

この左足の豪快なしびれさえ無ければ、
私だってベッドに居たい。むしろ車椅子が楽なのだ。

この1ヶ月近く、緑茶やコーヒーを一切避けてきた。
カフェインは鉄分を1/3に激減させてしまう。

ようやく、血圧も安定してきたし、
ゆとりが出てきた証拠。
チョコも会社以来だろうか。
優雅にお茶をした。
  -with Jack Jhonson at suka beach inn.




昨日、5ヶ月間入院されてた愛知の方が
めでたく退院されるため、お菓子を配りにきた。
私も自分の出番を楽しみに頑張る。

これからの自分の成長が楽しみだ。



以前は(20年程前まで)
骨盤だけの手術でさえ、
大腿骨はいじっていなくても
術後1ヶ月は体勢を一切変えれず、
ベッドの上のみだったそう。
過酷だー。

昨晩から隣のFさんは
「アイスが食べたいのぉ。買ってきてぇぇ。」

「いやよ、めんどう!自分で買ってきなさい。
というか、食べすぎ。太りすぎ。」

多分、30回くらいは繰り返し。
昼になって又駄々をこねだした。。。
まだ、諦めてなかったのか。
PM14:30、彼女の熱意に乾杯。
ギブアップして売店までGO。

その上、
「今いらんわ、あとでたべるわぁー。」
「いやよ!たべろ!!」
「ごめんねごめんね、冷凍庫入れてきとってーな。
くみちゃん、一生のお願いぃ。(ハート)」

・・・。このワガママ娘!!(これでも40代女性)

この気分変わりまくりっぷりだが
普段素直で可愛いところが、
親友のIBIを見ているようで憎さも飛んでいく。




最近、廊下で大滑走。
どうすれば早く走れるか日々考え中。

今日発見。
腕を思いっきり引いてから漕げば
すごく早い。当たり前だけど。

パドル力ばっちり鍛える。
体力と気力がUPしてきたことを実感。

写真は、友人がくれたお気に入りの時計。
と、友人がおととい送ってきてくれた
suka beach inn バルコニーからの写真。
feat.(バックに)Fさん(Beeco)。 ※スカビーチに丁度いいメンバー。

6/22 (FRI)

2007-06-22 21:10:06 | 術後~退院(2007.11)
今日は雨。
湿気が多いと本当わかってしまう。
術足の骨、両足のひざ、傷口が痛みが激しい。
プラスいつものマックスしびれで
寝ていられず起床!

「あたたーーいたたたたーえたたたたー」
ベッドから早く車椅子へ逃げたいのだ。
腰痛が死ぬほど辛いのだ。

痛み、しびれ、ねぼけで、体が動かないにもほどがある。
鉄のように固まった体の最低な始まりー。

テンション激LOW。。。。
でも、気合を入れて歯を磨く。顔を洗う。

患者もけじめや努力がないと、
具合や気力も悪い方向へ向かったりもする。
自己レベルをあげ、コントロールを心がける。


そして朝から又たわいもない話で
301号は賑やかに。

今朝は、猫踏んじゃったは何処の国の歌なの?の話。

最近、私はネット担当・検索係。
皆が行き詰った話題は、「はいじゃあ調べます。」

・「カントリーロード」は何の映画の主題歌?
・3匹のコブタの2番目は何の家を作った?
           (れんが・木・わら)
・バームクーヘンVSバウムク-ヘン
      それにどこの国?どんな意味?

毎日こんなに利口になっていっていいのだろうか。


そして、最近DJクミコの出番もあるのね。
これはサイコー。
皆のテンションに良い変化をもたらせる気がしている。

18歳、私、40代、50代が集う幅広い年代のなかで、
クラシック、ビートルズ、テレサテンから
レゲエ、RB、アパッチのりのり曲まで。

ituneソフトに900曲詰め込んできただけあるわね。
リクエストを言われ、検索したらすぐプレイ可!

一人のときは、すき放題かけまくってるし☆
今日からココはスカビーチの景色も見えるし



最近は、ひざも少し曲げれるようなり、
ベッド→車椅子→お手洗いの動作は
看護士1名とで可能となりつつある。

これは本当嬉しいことだ。
手がかかる人間だらけが集ったこの3Fのフロアは
看護士さんは本当お忙しい上に、人手不足。

一日に10回お手洗いに行く私にとって
2名も貸切ることが本当申し訳なさすぎるのだ。

ペコペコしながらのお手洗いから
自由のお手洗いまでもうちょっと辛抱ですな。

リクライニング車椅子も数日後に普通の車いすのほうへ
移行できればうれしい。


来週月曜日から看護実習が始まるらしい。
私はボランティアを頼まれた。

インタビューされたり、一緒に行動したりと
そういうことをするらしい。


時間はかかるけど、洗濯物も干せるようになった。
黄色とオレンジにこだわってこの部屋を作っているので
本当はその色が欲しかったのに残念。黄緑。


過去の日記も写真をようやくUPした。

6/21 (THU)

2007-06-21 18:48:24 | 術後~退院(2007.11)
手術して1週間が経った。
はやいなあ。
少しうれしいなあ。私にも後輩が出来たから。
昨日キアリした患者さん。
私と同じように1週間後、大部屋に戻って
くるんだなあー

9:00
院長回診

各自ベッドにまわってくる。

そのために5分ほど前から
看護士さんたちが各自データやレントゲンを
ベッドに用意する。
私もベッド周りを綺麗にし、準備万端。

昨日撮ったレントゲンで異常なしとのこと。
術足のものすごいしびれについては、
「神経領域の手術なので、痺れ等は発生する
可能性もあるが、次第に消えてくると思う。
指も動いているので神経障害ではない。」
とのこと。

うん。
いずれ、とれりゃいいんだ。我慢できる。
こわいんだ。神経関係で一生支障が
出るのではないのかということが。

いずれ取れるという言葉を思いっきり信じます。
しばらくはこのやっかいで豪快なしびれと
付き合っていくしかない。

辛抱だ。時間が薬。

しかし。
この不快感に毎晩寝つけなくて、発狂したくなる。
今夜こそ、発狂してしまおうか。


10:00
ガーゼ取替え
プラス、抜糸。(半分は明日)
びびっていたら、これが余裕すぎて
へっちゃらで笑えた


痒かったところなので
むしろ微妙に刺激を受け、快感。

傷口は腰から太ももにかけて
20センチくらいあるのだが、
2センチ位のホッチキスのようなものが
数センチ隔で20ヶ程留められている。
それらを取っていった。


写真は、通称「マジックハンド」

この病院の売店で売っている。
キアリ手術の患者さんにとっては
一家に一台、必需品。

ティッシュや髪の毛だってキャッチしてくれる。
コップをつかんだり、毛布をひっぱったり
車椅子でもベッドでも常にこの子と一緒。

昨日初めて挑戦した洗濯も
洗濯機に入れるときも干すときも。

健康足の指を使っての物拾いも上手になってくる。
しかし、わかる?

一番困るのは、このマジックハンドが
私の元から去ったとき。ベッドから落下したとき。
・・・・。

マジックハンドをつかみたいので
マジックハンドを探しそうになる。

・・・さてと、、、ナースコールしよう。



今日は大学友達の誕生日。
(つまり、私の誕生日2ヶ月前。)
おめでとう☆

術後1週間たつ

2007-06-20 19:54:48 | 術後~退院(2007.11)
朝7:30、回診でしびれについて訴えた。

しかし、軽く話は終わり、悔しい思いをする。


こんなに毎晩寝れないのをわかってほしい。
先輩方に聞いても、しびれはなかった
とのことなので心配になってくる。

人とそれぞれ違うのはわかっているけど。。



今日は毎週水曜日の先生の執刀日。

今日は3件!だって・・・。

私と同じキアリ手術の患者さん。
骨髄移植の患者さん。
そして、数年前キアリした方で、抜釘する患者さん。
             (私も数年後する。)


先生、本当体調大丈夫だろうか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の採血で、炎症がでたらしい。

再検査をすることになった。
この異常なしびれと関係していないかと
疑ってきてしまう。

今日はレントゲン。

明日はリハ回診があるので、
そのとき又しびれのことをお話してみよう。

写真は会社のお姉さんから
もらったかわいいカエルくん☆
可愛いから、朝食で出たバナナに乗せてみたところ
これがgabaかわいい!

(ガバは、ガバイばあちゃんのガバ。
  ガバイはスゴイの意)


それから、もうひとつ問題。
大問題。

昨日から同じ部屋の2人が
ケンカをしている。


こんなしらけた301号室は本当初めてだ。

そして今なお。。
どうにかして、また楽しい2人に戻って欲しいのだが。


お互い好き同士なのに、
きっかけがつかめない。

のくせ、片方がいなくなると聞いてくる。
「ごめんね、しらけさせちゃってて。
彼女なんか言ってた?」

今日中に仲直りしてくださいよ。と
強く訴えているのだが。。。

彼らがケンカした理由も、
両方気持ちがわかるし、
全く同じようなケンカの仲介もあった。
キャッツの仲介と一緒だ。

わたしの友人同士がケンカしているのを
見ているよう。

柳川まで来て、病院まで来て
私たちキャッツのようなケンカを目の当たりに
するとは思わなかったなあ。笑...


意地張ってないで話すよう努力してくださいと、
Fさんに又訴えかけていたところ、
「ただいま」といいながらUさんが帰ってきた。

私 「おかえりなさいーい。」
Fさん 「ぼそぼそ・・・」
私 「Fさん、かわいいところあるじゃないですか!
   今、”おかえり・・・”って言いましたよね!!」
Fさん「・・・恥・・・照・・・」

くぷぷぷぷ。kawaii ですねえ。
もう大丈夫です、2人は♪

6/19 (TUE)

2007-06-19 21:15:13 | 術後~退院(2007.11)
今日はいよいよ、1週間いた一人部屋の
観察室を卒業し、301号室に戻ってきた。

頭痛がある時間もかなり減ってきた。
術後、数日間の麻酔や痛み止めで
脳に影響して頭痛があるらしい。

やっぱり301号室はいいなあー。

明日は朝7時に主治医が回診にまわってくる。
術足首からつま先までのしびれが
今の最大の不安である。

なぜ24時間、ものすごい電流のように
ピリピリして感覚が変なのか。

筋肉や神経に問題しているのではないか。
考えてもしょうがないので、
明朝、聞いてみます。

写真は病院付近。
術前に撮った。
ご覧のとおり、このようなおうちや田んぼが
広がっていて、のどかな土地である。

【この近辺の著名人】

松田 聖子
北原 白秋
徳永 英明
妻夫木 聡


手術~術後4日目(6/13~17) を振り返る

2007-06-17 19:20:38 | 手術(2007.6.13)
6/13(WED)

13:00 手術室へ。

麻酔科の先生は噂どおり、面白い人。

麻酔を打つ前に、すでに安定剤でうつろな中、
Bob Marleyの話をしていた気がする。


BGMは、あやかさんの三日月。
この曲すごい好きだけど、ここでは全然あわないんでない?
いま、遠距離恋愛よりしなきゃいけないことあるよ?
ねなきゃいけないのよ?など考えながら。 

ウルフルズのガッツだぜとかより、いっか。

そんなことを考えていたせいか、
思ったより麻酔がかかりづらかったらしい。

だって自分しぶといな。って自分すら感じたもん。

まさにゴキジェットを使用した時のなかなか静止しない虫くんのよう。


そして、手術が始まった。(らしい。)

17:30 終了。(らしい。)

その後、観察室に運ばれたが、
解け始めた麻酔の覚醒効果で、
どうでもいい話を、ものすごいハイテンションに
一生懸命、看護士さんに話しかけていたらしい。

術後直後の完全に覚醒した娘は恐ろしい。

「わたしね、わたしね! 目がとっても悪いの!」
  (看護士さんからしてみりゃどうでもよいし!!
    看護士さん、かわいそうだ~だし!いそがし~し!!) 

「ねぇねぇ!みんなで写真とろうよ~!」  etc...
        (・・・おぼえ、ありません。)

20:00

麻酔が取れ始め、痛みを感じてくる。
意識も回復してき、無事手術が終わったのだという認識が
できてきたと同時に、ここからが凄まじき痛みとの戦いだった。

自分との戦い。痛みとの戦争。

切った大腿骨ごと、引っ張られ、もぎ取られそうな感覚。
ひざから股関節までの稲妻のような電流が通る痛み。
内股にはハンマーで打ちつけられるような痛み。
不意打ちでどこかにやってくるズキーんとした痛み。

これが舞踏会のように私の左足で繰り広げられているのだ。

少量の声で発する振動や
誰かがそっとかけ直した布団でもひどく痛む。



痛み止め麻酔は4種類。

1 背中に入ってるチューブから注入するもの。
    (数日間、常に少量ずつ流し込まれているのだが
     痛みがひどいときには、一気に流し込むのだ。)
2 飲み薬 (毎食後)
3 座薬
4 筋肉注射(肩に打つ)



1から3までは私には効果が薄かった。
効いても30分?

4は、すごい。
本当に体に悪いだろう、これは。
流し込んで5分もすると、全てが麻痺され楽になってくる。
痛みが取れるというよりは、意識が朦朧としてきて
楽になるのだ。その間15分くらい。そしてメールの返信などをした。

その15分が終わると、痛いけれど2時間くらいはなんとか持つ。
また来るリミットを恐れながら無心となる。


ただ6時間空けないと打てない。
術前に説明で、看護士さんから
「痛みは我慢せず、バンバン麻酔うっていきますから
どんどんいってくださいね。」

しかし、実際はあまり出してくれない。
本人の体の為なのだろうが、これは他の患者さんも言っていた。

1~3は胃を壊してひどくするだけ。
なのにそれは薦めてくる。
あまり覚えていないが、
「そんなのきかない、いらない。」と何度も
言葉を発していた気がする。

4だけが欲しいのだ。
半わめきながら、
「早く早く。。。」と中毒者のように
せがんでいただろう私もいけなかっただろうか。

悪夢の中で大好物(筋肉注射)のことばかり考えていた気がする。


1日の中で花畑のように感じる15分は私にとって極楽浄土だったーー。

やっぱり中毒者みたいだ(笑)

安定剤は勿論飲んだが、長くても寝れるのは2時間くらい。
何回ナースコールを押しただろう。
時間が経つことのみを祈った。





6/14(THU)

お尻、腰、足のしびれや、傷口の痛み、
麻酔の影響での胃の荒れなど
今考えれば、すごく気にかかることも
そのときは全く気になるわけもなかった。

引き続き、大好物(筋肉注射)のことだけを考え。。。



13:00
昼、主治医から手術の説明を受けた。

手術は13:00から16:30終了予定だったのだが、
1時間延びた。

原因は、最後の私の骨をボルトで留めるサイズらしい。
身長が150cm未満なのである。

子供用では小さすぎ、大人用では大きすぎ。
(いつも洋服のサイズがなく、困っている私。
   骨でもサイズに悩まされるのか!と呆れてしまった。)


大人用で留めたら、骨にひびが入ってしまったので
結局、ボルト挿入方法そもそもを変更したとのこと。

なので、骨がつくまでは2ヶ月かかるとのこと。

出血は210㍑ですんだそう。
レントゲンも異常なし。

よかったー。


21:00
安定剤でこの日は、3時間くらいは眠りにつけた。







6/15 (FRI)

9:00
ガーゼの初の付け替え。
術前に練習した横になる練習。
術足を数ミリでも動かされると痛い世界。
そんな中でどう横になる?!!

死ぬほど痛かった。
看護士3名と医師1名、いっせーのーせで、
横になる。

体も拭いてくれたが、
もうこれ以上私に触らないで欲しかった。

「みんなほっといて!」
って口から出そうだった。

しかし、この体調の状況で
高架下にでも捨てられ放置されるほうが最も辛い事だと
あとあと思いなおし、反省した。

それ以来、苦しいときは高架下を思いだすようにした。
この状況でそこにほっとかれたら
それこそ本当困るもの。

痛みもひどくなり、麻酔をしてもらい意識失ったように眠った。


13:00
目覚めたら少し気分がよくなっていた。
これならリクライニング車椅子に移動する挑戦できそう!?

主治医が電動ベッド操作、(頭の上げ下げ、ベッドの高低)
看護士3名が汗だくで私を支える。

そして両親が見守る中、挑戦。
ベッド→車椅子→お手洗い→車椅子→ベッド

お手洗いの時間を抜かしても
この往復に40分かかった。
術足が少しでも動いてしまうと、
汚い悲鳴をあげ、気が狂うほどいたいのだ。
緊張と恐怖を身にしみるほど痛感させられた。


お手洗いまで15m先しか離れていないので、
普段なら1分で帰ってこれるのになあ、
なんだろう、本当すごい違うこの環境。

でも本当にすごいのは私を全力で
支えてくださった看護士さんたち。

支える腕と健康な右足もプルプルふるえ、
意識が朦朧とする中、無事帰還した安堵感と共に
大感動&大感謝だった。

といっても、痛み出し、
また疲れ果てて気を失ったように眠った。


17:00
父親が神奈川に帰る。
ありがとう。
術後殆ど会話してないけど、ごめんね。


21:00
尿は管をつけているのだが、
便は車椅子でお手洗いにいかなければならない。
また、挑戦することになる。

でも、痛みがひどすぎて今回はベッドから
床に足が行く前でギブアップ。
看護士さんに申し訳がない。


それにもう1日に1回、今朝の1回分これ本当電池切れ。。。
明日になったら頑張ろう。





6/16(SAT)

朝食が食べれない。
痛いと45度でもしんどい。食べる振動も本当辛い。

それでも両親のおかげで
寝ながら口に入れてもらい、とにかく今食べなくては!
という一心で食べてこれた。

お手洗いに行きたいため、車椅子。しぶしぶ挑戦。。。。

ベッドから床に足がついたのだが、
そこから健康な足に力を入れてうまく立てない。

そこですでに10分は経過していた。
次の行動に行くまでの時間は
やめるかやめないか、というか、やめるにも
戻らなくてはならない。これが頭の中で葛藤する。
もう行き場がないのだ。
行くしかないのだ。わかっていてもスムーズにいかない
この状況。

ヨシ!と思って立ったがやはりアウト!

「ぐぁあーー!!アシイタイの!!」
凄まじい痛みで大声でわめいてしまった。
こんな姿は誰にも見せたくない。

看護士が4名に増えた。
といってもどうしようもない
緊迫が募る一方。大変申し訳なく。
申し訳ないのに、この状況が進めない。

その後なんとか、
誘導上手なベテラン看護士さんのおかげで
なんとかお手洗いまでいけた。

しかし、休んでいられるのは、押されて
お手洗いにつくまでの10秒程度。


そう。本当にすぐにお手洗いについてしまう。


「もうね、わたし疲れたんだよ。もう今日という日は終わったよ、
みんなも、もうオヤスミしようよ。」

なんて本気で半意識の中、考えてるうちに

「気にしないでいいので、ここ(お手洗いの前)で
10分寝てていいですか。」

て気づいたら声に発してるくらい既に消沈。

それでも続行することになったので
もう大好きなこの看護士さんたちの為にがんばろう!
と意味不明な恩着せがましい理由で頑張った。


帰ってきたらもう1時間近く経過。
うーん。泣き喚いたりと今日は私としたことが
かなり乱れてしまった。



10:00
さあ、今日は頑張った、安静にさせてくれ!
とベッドで横になった矢先、

・・・ガーゼ取替え。

でも今日はうまくいった。うれしい!
痛みもそれほど激しく無く体勢を変えれた。

ついでに傷口を写真撮影してもらう!
「久しぶりだわ、自分の傷口とってー!っていう患者さん。」
と先生から言われた。
だって見れない、見たい。自分の状況。

看護士たちと先生、母親で、写真撮りながら

「おー!きれいきれい!きれいにとれてるー!」

って、あなたたちすごい局部を撮影しているのに。
私の顔を写した際、そのお言葉、頂戴したいですね。


ただ、消毒のスプレーで極度に冷え、
そのあと3時間ほど冷えの痛みでうなされる。
(昨日のスプレー後もこの痛みだった)


14:00
ここに3年入院している18歳の女の子が
お見舞いに来てくれた。
マイカ姫。
私もあと4日したら大部屋に戻れるのだ。


消灯してもテレビ見て一人で
ものすごい変な声で爆笑している可愛い妹分。
早くあの豪快で不気味な笑い聞きたいな。

1時間近くおしゃべりし、
消沈していた私の心を晴らしてくれた。
回復してきた体調と共に彼女のおかげで
とても気分が軽くなった。

15:00
【CPM】
とうとうやってきた。
寝ながら行う装置。
足を乗すと、上下に動かしてくれる。
軟骨に似た液を促すのが目的。

ベッド生活の人には、血流の促す目的も勿論あり。

一番少ない動きで、30度曲げで
挑戦するという。
当然まっすぐでしかできなかった数日。
できるのか?!
また悲鳴をあげてしまう?!と
看護士さんと恐る恐る挑戦。。。

ところが!!!
なんと!!!!!
いたくない!!!!!
信じられないほどうれしかった。
確かに動きは本当にたいしたことない。
ほぼまっすぐだ。
それでも動いたのだ!!!!
上下はすこし融通が利いてきたことがわかった。
あとは、左右の動作だ。
これは数ミリでも本当死ぬほど痛い。


すること50分。
これは退院するまで毎日行う。
勿論もっと、角度は上げていく。

とってもHAPPYな気分になった。
マイカ姫のおかげなような気がした。
早速手紙を書いて、母親に渡しに行って貰った。

16:00

リハビリの先生がきてマッサージ。

16:30
とうとう洗髪。
やはり車椅子移動はもう今日1回したので
遠慮した。(いくじなし。。)

洗髪台があるので、ベッドで洗っていただけた。
なんてきもちいのおおお♪

幸せ幸せ。

気分がよくて術前ぶりにテレビをつけてみた。
やっと生きてる心地がしてきたようだ。

18:00

カレーライスに。
おくら!!!!!
もう大好物がでてきてテンションどUP!

ベッドを60度にあげても、激しい痛みがないし、
噛んでも痛みが響かないし、
自分で食べているものを上から見れると
おいしく食べれる。
薬も自分で出して飲んだ。
自分でできること少しできてきた。
水もコップに入れれた。
わたしって人間だったんだわ、思い出してきた!

言っておきますがカレー別に好きでありません。


術前ぶりに完食 祝☆


よし。なんか段々元気になってきているぞ。
私、いきているー♪


ところが夜が辛かった。
せっかく骨の痛みがなくなったのだが。

今度は数日間の同じ体勢ではさすがに。
それでも私は腰が強いほうだとわかる。
他の患者さんはもっと早く悲鳴をあげているとのこと。

私は、足の骨の痛みを麻酔で消すことに精一杯で
腰痛やしびれにかまえなかったのだ。

正座し続けて、しびれたあの感覚。
極度のしびれが足全体に響いて。

お尻の位置を移動することや
少しでも宙に浮かすことも出来ず、
左足も足首以外は動かすことができない為、
左下半身はしびれを通り越してカチコチに。

かかとも坐骨もベッドに食い込んだように。


逃げ出したい、体勢変えたい。
でもなにも変えれない体勢には、ひたすら耐えしかない。

夜中3時になっても寝付けず、看護士に安定剤をきいたが
やはり出してくれなかった。遅すぎた。

こんなことになるなら、
今夜も22時頃に飲んでおけばよかった。。。


自分で差し込めないのですが、
皆さん、タオルやクッションをうまく使い、
自分の位置を調整してもらったり、
この耐えの時間をしのいでいるそう。





6/17 (SUN)

朝、ぼんやり目覚める。
車椅子に乗るしかない。
この食い込んだ腰とかかとをベッドからひっこ抜くには!!

でも車椅子に乗るのも憂鬱。
しかし、選べる権利などもなく、今朝も挑戦。

なんと!
今日は20分程度で出来ました。
ベッド→車椅子→お手洗い→車椅子

感動ひとしお。
やっぱり体ってすごいなあ。
よくなっているよ、私。

出来なかったことが出来るって本当ウレシイ。
体さん、ありがとう。

看護士さんにも迷惑かけずに済んだし、
両親も安堵するだろう。

看護士さんへのプレッシャーや
痛みの恐怖の壁は明らかに低くなって万歳。

無駄な力も余分に浪費しなかった分、
自分でこげるくらい。なにしろ爽快、気分UP!

ということで、
術前までいた4人部屋に遊びに行った。
懐かしい雰囲気。

301号室最高だなー。
ここの部屋で本当よかった。
私は随分恵まれていると思う。
この部屋の人間たちが本当大好きだ。

しかし5分後、ひどい頭痛が。
頭痛の種類では、生まれて初めて痛くなった箇所だった。


昨日までは注射で抗生物質を注入していたのだが
今朝からは飲み薬に昇進した。

しかし、この薬が絶対犯人。
その薬を思い出し、恨みながら数時間休む。


昼も飲んだが、さらに痛みは増し看護士に相談した。
抗生物質は特に個人差で頭痛、吐き気、下痢になってしまうらしい。


今日は日曜日のため、医師に薬を変えてもらえないとのこと。
ただ、そのあと今日は飲まなくて良いとの許可が出た。
よかったーーーーー。


今は術後の経過を一気に回想中。
振り返る余裕があり、すっかり元気。
少しずつ、毎日できることが増えていけたらと思う。


長期戦だけど、昔は持久走が得意だった。がんばろう。