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変形性股関節症deまなぶ。

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Abroad with a wheel chair

2007-08-04 23:54:16 | 【術前】 車椅子で海外旅行
【術前】 車椅子で海外旅行 To バリ

● 簡易車椅子

おすすめ補助具1でも紹介した車椅子。
旅行用としてもかなり使える。





現地では2人乗りバイクで、運転者と後席者との間に
詰むこともできた位のコンパクトサイズ。


足を広げれず、後ろに乗ることができないため、
私が運転し、友人が車椅子を抱きかかえながら後ろに乗る。


かなり強引な方法だったので、ほぼしていないが
タクシー利用が困難な移動の場合はこんな具合。
そのおかげでスーパーで好きなだけ、物色することが可能であった。

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● その他の移動

予想通り、バイクでの移動は股関節に強く響いたため、
友人の配慮で、タクシーや予め予約してくれていた
ガイド付チャーター車を多く利用させてもらった。

自分達で運転できればいいのだが、
強引な運転が目立つバリでは、
さすがにあえてトライしようとは思えない。
車の運転をするには、かなりの慣れと腕が必要。

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● 空港にて

航空券を手配する際、車椅子利用を申請しておくのが良い。
状況によっては足元が広い席を確保してくれたりもする。

※航空会社や他の障害者の方との優先順位、
 また国際・国内便によっても違う。


当日の持ち込み車椅子は、荷物預かりとなる。
その際、航空会社専用の車椅子がレンタルされる。


チェックイン~入国審査、搭乗口まで
スタッフの方が優先案内・すべてお世話をしてくれる。


国際線では、チェックイン~審査等~搭乗の間、
数十分並ぶこともしばしば。
痛い思いを避けることができ、本当に助かる。


杖は、折りたたみ可能なら持ち込み可。
折れないタイプは危険物扱いになってしまうのだろう。
(折れてても充分危ないと思うけど・・・)

とはいっても、なにかと便利なので、
折れるタイプの杖も事前に購入しておいた。


国によっては、事前に通しておいたはずの車椅子利用の申請が
行き届いていない(もしくは満足に対応してくれない)
場合もあるけど・・・。

ちなみに帰りのバリでは、空港内スタッフともめ、
交渉も面倒になり、スタッフに少しお金を払って利用した。
”福祉&サービス”って認識・枠がないんだろうなあ・・・笑

しかし、航空機まで専用バスを出してくれたりと本当に助かった。

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そしてなにより、あっつい国で
自分のサーフボードと荷物を持ち、
私の荷物を持ち、かつ私を押して、
ぜいぜい息をきらしていた子たちに感謝。
この友人たちの協力なくして、この旅あらず。