兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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花粉症には初期療法が効果的!

2023年01月19日 | 病気

おはようございます。

あけましておめでとうございます とご挨拶させていただいてから、ずいぶんと久しぶりの投稿になってしまいました。

それでもブログに訪問していただいている方がいらっしゃるようで、とてもうれしく感じています。

ありがとうございます。

 

ちょっといろいろ忙しくて余裕がありませんでした。少し落ち着いてきたので、また、気になることや日常のこと 健康情報など発信できればいいなと思っています。

 

 

外来もとても混雑しているのですが・・

季節の変化を感じるのが、花粉症治療薬を希望される人が出てきたことです。

年中の方を除けば、例年1月から2月頃から敏感な方は目がちょっと・・・ なんとなくむずむず などとおっしゃって、お薬希望で来院されます。

先週からそういった処方希望が増えてきました。

 

今年の春の花粉の飛散予測は・・・かなり多くなるようですよ!

box2

ウェザーニュースからの画像です。

 

昨年よりも多く、例年よりもやはり多く飛散する予報になっています。

飛散開始時期は例年通りの2月上旬からと言われています。

 

スギヒノキの花粉は1月頃から飛散をはじめ、3月4月頃にピークを迎えます。

花粉症は症状が出る前に初期療法として医療機関を受診することがベストです。

 

花粉症は初期療法によって花粉症の発症を遅らせたり、花粉飛散のピーク時の症状を軽減したり、重症化を防ぐといった効果が期待できます。

 

病気は症状がある場合に健康保険が適応されるのが原則ですが、花粉症の場合は症状が出ていない場合の初期療法でも舌下免疫療法などの治療に対しても健康保険が適用されます。

 

花粉症の初期療法ではおもに、眠気などの副作用を軽減した第二世代の抗ヒスタミン薬が使用されます。また、花粉による体内物質の活性化を抑制する薬や花の通りをよくする血管収縮薬も効果的です。

また、通年的には舌下免疫療法もお勧めです。スギ花粉症とダニアレルギーで適応があり、スギの飛散時期を除いてスギ花粉症の治療を開始できます。

ダニはいつでも始めることができます。

 

今年の花粉症症状、どのようでしょうね。私も花粉症があるので、鼻がつらくなるのはつらいなと思いますし、コロナの症状が似かよっているので、紛らわしくて嫌だなと思います。例年花粉に悩まされる人は一月末ごろからは内服治療をスタートするのがよろしいかと思います。

 

参考になれば幸いです。




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