2022年の新語・流行語大賞に選ばれた中に、「てまえどり」という言葉がありました。
てまえどり は食品ロスを減らすという目的で始められた啓発運動です。
日本フランチャイズチェーン協会、消費者庁、環境省、農林水産省によって行われています。
スーパーやコンビニの棚には賞味期限が近い商品が手前に並べられていますが、消費者心理として、棚の奥の商品を購入するということがあります。
そこで、「すぐに食べる食品は、棚の手前のものを選んで(とって)ください」という呼びかけが、てまえどり という言葉とともに、されるようになりました。
これによって、賞味期限切れで破棄される食品を、少しでも減らせる可能性があります。
日本では(本来食べられるのに)破棄される食品が、年間522万トンに上っています。これはすべての日本人がおにぎり1個を、毎日食べることなく捨てているのと同じになる計算だそうです。
ちなみに世界で必要とされる食糧支援の量は420万トンとされています。
ところで、てまえどりの効果はどの程度あるのでしょうか?
確実なデータはないようですが、多くの人がてまえどりを実践することで、「食品廃棄への意識変化」が起こることが重要であると専門家は話されています。
今日は食品購入に出かけましたが、食べる日にちを考えて、消費期限を見て・・・
すこしだけ意識をしてみました。良い動きは世の中で少しずつでも広がるとよいな と思います。
★レーザー治療のお問い合わせをいただきますが、紫外線照射が強い時期は当院では施術をお休みしています。
例年10月再開で、9月中旬ごろから予約開始になる予定です。よろしくお願いいたします。
加東市 青山医院
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