兵庫県加東市の青山医院の日記です!

日常のこと 診療のこと 医療レーザー治療のこと その他お知らせを書いていきたいと思います

お休みの日の過ごし方

2021年08月10日 | Weblog
今日は涼しくて過ごしやすいですね。
子供達の夏休みの過ごし方ですが、本当に遠出なく、なんなら、医院の駐車場で過ごしています。


今の季節は暑くて大変ですが、蝉取りに夢中




アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ
主要メンバーはクリニックの桜の木で楽しめます。
夏らしさを感じながらも、捕まえて逃して、そして、アイス食べて涼をとって‥

遠出も楽しいですが、庭で楽しむ夏も楽しいです。

コロナが本当に早く終息してくれれば良いのですが、加東市内でも小学生を中心にクラスターが発生したりと若い世代での広がりも見られます。帰省してきた人からの陽性も確認されています。

あまり移動をしないほうが良いと思いますし、自分だけは大丈夫という意識が危険ではないかなと思います。






昨日、たまたまいいタイミングで鈴虫の脱皮を目撃しました!タイミング良いと嬉しいですね。


はねが白くなっています!!

今日の午前、明日の1日診療で木曜日からお盆休みになります。お薬の残りがちゃんとあるか、確認してくださいね。






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ミトコンドリアと糖尿病②

2021年08月10日 | 病気

前回の続きです。

ミトコンドリアの能力を改善させる薬は血糖値を改善する可能性がある話を書きました。

 

どうして、年を取るとミトコンドリアの能力が低下するのか という部分になります。

ミトコンドリア自体が出している活性酸素の影響が今考えられているミトコンドリアの老化の原因です。活性酸素という言葉も最近、耳にする機会があるかもしれません。

酸素が活性化したもので、他の物質を酸化させる力が非常に強い酸素です。消毒薬のオキシドール(過酸化水素)も活性酸素の一つです。細菌やウイルスなどを殺すことができます。

 

ミトコンドリアはブドウ糖と酸素を使ってエネルギーを作り出します。ミトコンドリアが頑張ると大量のエネルギーが作り出せます。が、その一方でつよい毒?のような活性酸素も作り出します。

生み出した活性酸素がミトコンドリア自体も傷害し、それが続くことで、ミトコンドリアが死んでしまいます。

 

この秋に新薬として発売されるお薬がミトコンドリアが生み出す活性酸素を予防する薬です。イメグリミンというお名前ですが、ミトコンドリア機能を改善する新規機序のお薬です。

 

糖尿病薬はどんどん新しい治療が出てきます。治療選択肢が増えるということが、よい治療につながっていくとよいなと考えています。

 

 

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