シュガークイン日録3

吉川宏志のブログです。おもに短歌について書いています。

講演会のお知らせ

2017年04月06日 | 日記

下記のような講演会があります。関心のある方はおいでください。

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講演「平和と戦争のはざまで歌う」


戦後71年を経たいま、平和と戦争とのはざまと言われる危機の時代、私たち歌人・短歌愛好者は何を詠い、また何ができるのでしょうか。

2017年の新日本歌人協会関西近県集会は、吉川宏志さん(塔短歌会主宰)に記念講演をお願いしました。

短歌愛好者はどなたでもご参加いただけます。皆さんのご来聴をお待ちしています。

 

日時 2017年5月14日(日)10:00~12:00
会場 ピアザ淡海(滋賀県立県民交流センター)
参加費 1000円


参加希望者はメールで下記へ申し込んで下さい。

yoshibue2017@gmail.com

募集人員は80人、定員になり次第締め切ります。

 

吉川宏志 プロフィール
1 969年宮崎県生まれ。歌集に『青蝉』、『鳥の見しもの』など7歌集。

評論集に『読みと他者』、『時代の危機と向き合う短歌』など。
現代歌人協会賞、若山牧水賞など多数。京都新聞短歌欄選者。

【「中日新聞」2 0 1 5 年9 月11日夕刊より転載】
・・・・私は今、時間があればデモに参加するようにしている。

一人一人は弱小な存在だが、デモに行くと、決して無力でないことに気づかされる。

肉声を出すことによって政治の力に押し流されているだけでない自分を確かめることができるのだ。
短歌を作ることもそれと同じではないか。
一首一首はささやかだけれど、自分の言葉を発することが大切なのである。自分の視点を持ち続けたい。

【「平和万葉集」巻四より】
耳、鼻に綿詰められて戦死者は帰りくるべしアメリカの綿花

はじめから沖縄は沖縄のものなるを順わせ従わせ殉わせ来ぬ

吉川宏志

主催 新日本歌人協会関西近県集会実行委員会

吉川宏志

■鉄道をご利用の場合
○JR膳所駅から徒歩12分
○京阪電車石場駅から徒歩5分
■JR大津駅からはタクシーで数分
○バスは8:55と9:35発です
■車をご利用の場合
○名神大津インターから7分
●ピアザ淡海地下駐車場またはびわ湖ホール駐車場をご利用下さい
※駐車場は有料となります。

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