リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

日本の痕跡を抹消しようとする韓国

2018-05-18 | 一般
韓国の文在寅政権が法廷記念日の「鉄道の日」を9月18日から6月28日に変えた(朝日新聞2018-5-16).変更前は1899年の鉄道開通の日を記念日としていたのを,1894年の鉄道局創設の日に変更したものだ.日本統治下の1937年に記念日となった経緯に批判があったのだという.野党は撤回を要求しているが,世論は受け入れているようだ.今回に限らず,韓国では「日帝残滓の清算」が各方面で継続的に進められており,日本語由来の言葉の言い換えなどが行なわれているという.検索エンジンで調べてみるとたしかにいろいろな記事がヒットする.

教科書で使われている日本語由来の漢字語などを韓国固有の単語「純化語」に置き換えたり(レコードチャイナ2016-10-10),全国66の地名を変更したり(MAG2NEWS 2016-3-31),鉄道用語でも日本語由来の用語を言い換えたり(NAVERまとめ2017-11-13)しているらしい.ドラえもんなど日本アニメの韓国版でも,服が韓国風に描き換えられていたりする(はちま起稿2013-4-30).日本アニメに関しては吹き替えの際にせりふが無難な表現で置き換えられたり,一部のシーンがカットされたりすることはあるが,そのような細かい描き直しまでされているとは知らなかった.ドラえもんはタイなど東南アジアで人気と聞くが,他国ではどうなっているのだろうか.

ところで,上記のリンク先も含め,この話題では韓国に批判的な文脈で語るサイトが多いように思う.日本が戦時中に英語を敵性語として駆逐しようとしたことや,フランスが英語の蔓延を食い止めようとフランス語風の言い換えをしていることなどは面白ネタのように紹介されることが多いと思うが,それに比べて韓国での日本語由来の表現の言い換えは辛辣な形での紹介が多いように思うのは気のせいだろうか.

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