リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

保育園の立地の難を解消する「送迎保育ステーション」

2018-05-07 | 待機児童
熾烈な保活をくぐり抜けて入園できても,場所によっては毎日の送迎負担が大変なことになる.だから待機児童がいる一方で,郊外の保育園には空きがあるなどのミスマッチが生じることになる.そうしたミスマッチを埋めるものとして,「送迎保育ステーション」というものがあるようだ.
保護者は駅近辺などの送迎保育ステーションまで子供を送って,そこからは専用のバスがそれぞれの保育園まで子供を送ってくれる.
千葉県流山市は2007年から送迎保育ステーションを作るなどして子育て環境の充実に力を注ぎ,人口増加率は県内トップだという(もちろん2005年のつくばエクスプレス開通などの影響もあるのだが)(朝日新聞2018-5-7夕刊).
検索エンジンで調べてみると,東京都町田市で2017年から始まるなど,各地に広がってきているらしい.保育園選びで悩んでいる人は,このサービスの有無もチェックしてみると選択肢が広がるかもしれない.
ただ,過去ブログでも書いたように,送迎時間が長いと園児にとっては負担になるかもしれない.複数の保育園を回ると,コースの最後の園ではそこそこの時間になると思うのだが,利用している子供たちはどういう具合なのだろう.

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