米軍の普天間飛行場の辺野古への移設に向けて政府は埋め立てに向けた土砂の投入を延期することにしたという.それを受けて沖縄県側も,予定していた埋め立て承認の撤回を週内は見送る(朝日新聞2018-8-16).
うっかりすると政府と沖縄県の和解の動きかと思いかねないが,そんなことはない.国が土砂投入を見合わせたのは,9月30日投開票と決まった沖縄県知事選への影響を心配しているからだ.反対運動が盛り上がれば選挙は確実に不利になる.
だが忘れてはならない.これまでも政府は選挙が近づいたときだけは争いになることは避け,選挙が終わると強硬策を再開するということを繰り返してきたのではなかったのか.選挙戦術としての「埋め立て延期」にだまされてはならない.
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