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「変貌する財界-日本経団連の分析/佐々木憲昭・編著」

2007年01月22日 11時43分51秒 | Weblog
変貌する財界―日本経団連の分析

新日本出版社

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「変貌する財界-日本経団連の分析/佐々木憲昭・編著」
「季刊共産主義者151号 革命的共産主義者同盟第22回拡大全国委員会総会報告・決定集」
「『前進』縮刷版1974年版」

ブックサービスで購入した。
「除名決議」の一部がすでにネット上に上がったりしていたが「決定集」が公刊されたとあっては趣味的購入せざるをえない。
「赤旗」の新聞広告で出てるのを知り興味持った共産党の上記の本もついでに。
さらに「縮刷版」、高嶺の花で入手をためらっていたけど品切れにならないうちにと思って74年版を衝動買い。

1.21長居公園でまつり開催

2007年01月20日 16時28分16秒 | Weblog
勝つ時だって、あるだろうから無断転載の1月21日長居公園での「大輪まつり・冬の陣」の案内。
途中から見に行って途中で帰ることになると思うけど、是非行ってみようと思う。


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【ライブ・パフォーマンス予定】
ジェロニモレーベル(堀祥子ヴァージョン)12時頃/月桃の花歌舞団13~15時の間/コマイナーズ1/2 /のえ+綱島/村上真樹/おーまきちまき/ジェロニモレーベル(永山ぼん吉ヴァージョン)15時過ぎ/仙石バンド 16時頃/ナベガンチ/袋坂ヤスオ(変体舞踏)/白魚およぐ(from東京)/橘安純(詩の朗読、箱男+路上台車パフォーマンス)/「むすび」(紙芝居) ほか

【お芝居】17時~18時 ※その他の企画、屋台もてんこ盛り!

……タイトルは「長居大輪まつり・冬の陣」でも、「プチ大輪まつり」でも、「ラストワルツ・イン・ナガイ」でも構わないんですが、1/21(日)の朝から1日中、長居公園テント村において、お祭りをやります。
 芝居やります。ライブもやります。朗読パフォーマンスもあります。映画上映もあるかも知れません。急な話ですが、とにかくやります。年末の餅つきで上演されたお芝居も、いよいよ熱が入っています。今では芝居に参加する人もずいぶん増えました。

 こうしたものをまとめて3年前からの大輪まつりで培ってきた「長居スタイル」で、野宿の現場の声を表現してゆこうというのが趣旨です。例によって内容はなんでも構いません。そこに居て、そこで何かをやるということが既に賛同の表明であるからです。

 現在、長居公園をめぐっては、情報収集、法的対応、広報、署名、抗議行動などそれぞれがそれぞれで出来ることを非暴力を柱として自主的に動いています。ほとんど無政府状態ですが、雰囲気は悪くないとぼくは思っています。
 しかしこのことについては、口コミのみでまだちゃんと呼びかけも回っていなかったと思いますので、ここでお願いをする次第です。

 大輪まつり自体はもしかすると今年も存続するかも知れません。しかしながら、行政代執行が予定通り行われれば、長居公園にテント村が存在する状態での祭りはこれが最後になるかも知れません。まだまだ先はあるので、この日1日で燃え尽きるわけではありませんが、いろんなものをぶつけあって、それを目撃しあって「おれたちはここに居るぞ」ということを表現出来たらいいなと思ってます。

 そこで、今まで「大輪まつり」を創ったり、参加したり、見に来たり、あるいはまだ見たこともないという方も、すべての方に呼びかけます。都合のつく一部の時間でも構いませんので、賑やかにご参集ください。メーリングリスト参加者以外にも口コミで呼びかけてください。パーティだ! (以上、T.Y さんの投稿から上杉が抜粋)

長居公園の祭りについてはブログにも詳しく書いてます。
http://blog.livedoor.jp/hideyo327/

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大阪市に「抗議・要望書」を送付

2007年01月19日 11時00分10秒 | Weblog
長居公園で強制立ち退きへの手続が進行している件について、学者・弁護士・司法書士の連名による「抗議・要望書」を提出した。
以下のとおり。

(転載オーケー)

抗議・要望書
大阪市長 關 淳一 殿

2007年1月19日

賛 同 者 一 同

私どもは全国各地において路上法律相談等を通じて、野宿を余儀なくされ、あるいは生活困窮のために安定した住居を喪失する危機に瀕する人たちへの支援・相談活動を行っている弁護士・司法書士をはじめとする法律家・法律実務家です。
今般、貴市内長居公園においてテント・小屋を立てて生活している人たちを対象として、貴市が強制立ち退きへの手続に着手していることにつき、強く抗議するとともに強制立ち退きへの手続を直ちに中止されますよう要望いたします。
昨年1月私どもをはじめとする法律家有志一同は、貴市内靱公園及び大阪城公園でテント・小屋を建てて生活している人々に対する強制立退きについて憂慮の念を示すとともに直ちに強制立退きへの手続きを中止するよう要望し、大阪弁護士会も同旨の会長声明を発表いたしました。さらに全国各地から様々な抗議・要請があったにもかかわらず、同月30日行政代執行は強行され、これに対しては多くの市民・支援団体から貴市に対して抗議が出され当事者は違法な強制立ち退きに対して国家賠償を求める訴訟を提起しているところです。
さらに、私どもをはじめとする法律家一同は、同年4月貴市天王寺公園事務所が貴市内日本橋公園をはじめとする公園内で野宿する人々から恫喝的に「テント撤去の誓約書」なるものを取り付ける等の違法行為をしたことについて、直ちにこれをやめるよう申入れ、当事者は人権救済申立てを行いました。その際にも貴市はこうした申入れ・人権救済申立てを全く顧みることなく同年5月、最低限の公物管理法・手続法すら遵守せず日本橋公園で野宿を余儀なくされた人々を強制的に追いたて荷物を強奪・廃棄するという挙に出てこられました。これに対しても私ども以外にも、多くの市民・諸団体から抗議の声が寄せられ、当事者も訴訟を提起いたしました。
そのような最中、貴市がまたも多くの抗議の声を無視し全国各地でさまざまなかたちで「ホームレス自立支援」に取り組む人々をあざ笑うかのごとく、違法な強制立ち退きに踏み出しておられることは大変残念な限りです。
長居公園で野宿を余儀なくされている人々は、貴市をはじめとする行政の対貧困施策の貧弱さゆえに野宿に追いやられ、文字通り生き残るためにやむなく公園内にテント・小屋を立てて自己の尊厳を保ちうる最低限度の生活を営んでいるに過ぎません。そして長居公園の人たちが公園の「適正な利用を妨げ」ている事実は全く存在しないどころか、むしろ農園を借りて野菜を耕作し地域の人たちに販売したり、「大輪まつり」(夏祭り)といった開かれたイベントを開催する等、日頃から地域とも良好な関係を築き、地域と共に生きるあり方を模索しつづけています。彼らの生活を、そうした貴重な試みもろとも踏みにじり、再度路上へ放り出すようなことは到底容認することはできません。
公園で生活している人は、そこを追い立てられてしまったらどこに住めというのでしょうか?人は最低限安全・安心に寝起きする場所がなければ、生きていくことは不可能です。
適切な代替措置なく単に暴力的に追い立てる貴市のやり方は野宿を余儀なくされた人たちへの抹殺行為であるといっても過言ではありません。
昨年来私どもが繰り返し指摘しているとおり、「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」(以下たんに「特措法」という)第11条は「都市公園その他の公共の用に供する施設を管理する者は、当該施設をホームレスが起居の場所とすることによりその適正な利用が妨げられているときは、ホームレスの自立の支援等に関する施策との連携を図りつつ、法令の規定に基づき、当該施設の適正な利用を確保するために必要な措置をとるものとする。」と定めており、「必要な措置をとる」ためには(1)「当該施設」の「適正な利用が妨げられている」こと、(2)「ホームレスの自立の支援等に関する施策との連携を図」ること、(3)「法令の規定に基づ」くことを少なくとも要件として定めていると解され、今回の長居公園の人たちへの追い立ても、そのいずれの要件をも満たしておりません。また「特措法」制定にあたっての衆議院厚生労働委員会の付帯決議は、「特措法」11条の「必要な措置をとる場合においては、人権に関する国際約束の趣旨に十分に配慮すること」としているところ、これまで貴市が一顧だにしてこられなかったのと同様、人権に関する国際約束たる国際人権規約をはじめ上位法たる憲法、憲法98条2項により誠実遵守義務の課せられている条約及び国際法規、生活保護法などの諸法令を遵守しようとする姿勢は残念ながら見ることができません。
一方で、長居公園に住む人たちは、2007年1月10日付弁明書においてそれぞれ、「私たちは、現住する場所に固執して強制排除に反対するわけではありません。他に生きていける場所=代替地の提示を求めているのです。公園工事にはこれまでも公園事務所と話し合いの上で、可能な限り協力してきたという経緯もあります」(Nさん)「過去に遡りオリンピック誘致、ワールドカップ前夜と、長居公園のホームレスが暮らすテントが撤去される段には、必ず説明会がなされてきました。その都度、話し合いでもって互いに譲歩し頼まれごとは引き受けてきたものです。」(Kさん)としているとおり、話し合いには応じる姿勢を示しています。「私たちは整備工事自体に協力する意志はあります。だからこそ,今回の工事の話がなされたときにも,テントを建設できる代替地を求めてきました。」「私たちの生活は今のテント村なしには成り立たないからです。なぜ公園事務所は,テント村を長居公園内の他の場所に移転させることを認めてくれないのでしょうか。スタジアム周辺で露宿を余儀なくされている人たちも退去が強要されていることも考えると,大阪市は長居公園から野宿者を一掃しようと急いでいるとしか思えません。なぜそんなに急いで野宿者を排除しようとするのですか。国際的イベントが開催される長居公園に野宿者が生活していることが,大阪市 としてそんなに恥ずかしいですか。」「雑多な人間が集う私たちのテント村が,そんなに見苦しいですか。」(Sさんの「弁明書」より)
このテント住民の問いかけに対してことばをもってこたえることなく暴力で報いるようなことは絶対に許されてはなりません。
直ちに長居公園に対する強制立ち退きの手続を中止してください。
長居公園に住む人たちとの真摯な話し合いの中から受け入れ可能な解決策を見出すようにしてください。
法を遵守し、目の前に拡がっている貧困の現状に対して責任ある施策を示し、実行してください。以上、心より要望いたします。

賛同者名簿

笹沼 弘志(静岡大学教授・憲法学)
庄谷 怜子(研究者)
谷 靖介(弁護士・茨城県弁護士会)
安澤 裕一郎(弁護士・東京弁護士会)
酒井 恵介(弁護士・東京弁護士会)
菅本 麻衣子(弁護士・東京弁護士会)
森川 清(弁護士・東京弁護士会)
山本 志都(弁護士・東京弁護士会)
高貝 亮(弁護士・静岡県弁護士会)
岩井 羊一(弁護士・愛知県弁護士会)
北村 栄(弁護士・愛知県弁護士会)
森 弘典(弁護士・愛知県弁護士会)
佐野 就平(弁護士・京都弁護士会)
住田 浩史(弁護士・京都弁護士会)
舟木 浩(弁護士・京都弁護士会)
石側 亮太(弁護士・大阪弁護士会)
浮田 麻里(弁護士・大阪弁護士会)
江村 智禎(弁護士・大阪弁護士会)
奥田 愼吾(弁護士・大阪弁護士会)
康 由美(弁護士・大阪弁護士会)
木原 万樹子(弁護士・大阪弁護士会)
小久保 哲郎(弁護士・大阪弁護士会)
七堂 眞紀(弁護士・大阪弁護士会)
間 光洋(弁護士・大阪弁護士会)
普門 大輔(弁護士・大阪弁護士会)
安永 一郎(弁護士・大阪弁護士会)
板野 陽一(弁護士・兵庫県弁護士会)
小沢 秀造(弁護士・兵庫県弁護士会)
阪田 健夫(弁護士・兵庫県弁護士会)
西部 智子(弁護士・兵庫県弁護士会)
谷村 慎介(弁護士・兵庫県弁護士会)
高木 佳世子(弁護士・福岡県弁護士会)
吉田 哲也(弁護士・熊本県弁護士会)
楠 高志(司法書士・札幌司法書士会)
早坂 智佳子(司法書士・山形県司法書士会)
車塚 潤(司法書士・宮城県司法書士会)
茂木 昌子(司法書士・茨城司法書士会)
嶋田 貴子(司法書士・栃木県司法書士会)
稲葉 浩運(司法書士・千葉司法書士会)
伊見 真希(司法書士・千葉司法書士会)
福原 正和(司法書士・千葉司法書士会)
長田 悦子(司法書士・埼玉司法書士会)
後閑 一博(司法書士・東京司法書士会)
村上 晴代(司法書士・東京司法書士会)
山本 栄一(司法書士・東京司法書士会)
若鍋 敬治(司法書士・東京司法書士会)
古根村 博和(司法書士・神奈川県司法書士会)
小澤 吉徳(司法書士・静岡県司法書士会)
榊山 雄一朗(司法書士・奈良県司法書士会)
西山 弓子(司法書士・奈良県司法書士会)
前川 一彦(司法書士・奈良県司法書士会)
松村 健(司法書士・奈良県司法書士会)
敦見 佳司(司法書士・兵庫県司法書士会)
阿部 心一(司法書士・兵庫県司法書士会)
有田 優(司法書士・兵庫県司法書士会)
粟野 友康(司法書士・兵庫県司法書士会)
池田 篤信(司法書士・兵庫県司法書士会)
池田 光男(司法書士・兵庫県司法書士会)
井上 佐知子(司法書士・兵庫県司法書士会)
岡田 茂(司法書士・兵庫県司法書士会)
小川 真理子(司法書士・兵庫県司法書士会)
木澤 美生子(司法書士・兵庫県司法書士会)
木谷 公士郎(司法書士・兵庫県司法書士会)
國本 勝(司法書士・兵庫県司法書士会)
小高 真子(司法書士・兵庫県司法書士会)
高田 宏二(司法書士・兵庫県司法書士会)
高原 勉(司法書士・兵庫県司法書士会)
常峰 智子(司法書士・兵庫県司法書士会)
土岐 聡(司法書士・兵庫県司法書士会)
中村 宏二(司法書士・兵庫県司法書士会)
南里 愛(司法書士・兵庫県司法書士会)
西海 まゆみ(司法書士・兵庫県司法書士会)
西口 真次(司法書士・兵庫県司法書士会)
野上 英則(司法書士・兵庫県司法書士会)
古川 美奈子(司法書士・兵庫県司法書士会)
町田 直隆(司法書士・兵庫県司法書士会)
矢嶋 真理(司法書士・兵庫県司法書士会)
吉岡 大地(司法書士・兵庫県司法書士会)
吉田 康志(司法書士・兵庫県司法書士会)
徳永 慎一(司法書士・福岡県司法書士会)
澤田 章仁(司法書士・熊本県司法書士会)
芝田 淳(司法書士・鹿児島県司法書士会)



長居公園の皆さんの「弁明書」

2007年01月11日 15時06分24秒 | Weblog
釜パトブログに、強制立ち退きを迫られている長居公園の皆さんの「弁明書」が掲載されている。

どの「弁明書」も、この件について理がどちらにあるのかを明らかにしているものだけど、とくにSさんの「弁明書」には心を動かされた。
ここで抜粋して紹介することにどうしてもためらいがある。、
是非お読みくださればと思う。

行政が敵意を煽らなければ長居公園のみんなは地域ともうまくやってきた
(それをわざわざ煽り立てようとする大阪市のやり方はどれほど卑劣なものか)。
行けば判るけど別に公園の機能を損なったりはしていない。

いわゆる「ホームレス自立支援」施策において大阪市が強権的収容主義を採っているのはなぜなのだろう?ひょっとしたらSさんの「弁明書」の結語に対する答えを持っていないからではないのか?


越年2日目

2006年12月29日 23時04分46秒 | Weblog
地元の越年活動に本格参加。
越年に入って急に寒くなった。
「生活相談」コーナーを担当したのだけど、10数件の相談が舞い込んでひっきりなしの状態だった。
そのうち大半が一時宿泊施設に寝泊まりしているが何とかしてほしいという相談。
さらに何件かは保護を受けていたものの「指導指示」で保護廃止に至ったり、一時収入があったため保護廃止になりお金がなくなったので再申請にいったら「再申請は就労してないと認められない」と追い返されて再度路上生活を余儀なくされたケース等。

役所の人間は不祥事を起こして刑務所に入ることはあっても、仕事ぶりがなってない、とかが理由で家が無くなるという経験はしないだろう。廃止になったケースで保護を受けてた人が聖人君子のような人間だとは自分もよう言わない。まあ、そういう人じゃなかったからわずか3畳程度のスペースでも襲撃や凍死の危険のない生活に安住することは許されなかったのだ。

「もう保護を受けるのはごめんだ」という声も聞く。
生活保護問題に取り組む人々の間では「水際作戦」が問題だ、とよく言われているし地元でも「水際」がないとはいわない(特に本人が支援無しに行った場合等)。しかし、むしろ進んでいるのは懐深く抱き込んで個別撃破的に絞め殺すという手法だ。これはいわば殺生力をわざと弱めた地雷のようなもの。「水際」にこだわるよりは軍事的には正しい戦略なのかもしれない。

昨日「要保護世帯向け長期生活支援資金制度」(リンク先に資料あり)についての検討会をしたのだけど、「水際」で攻防を繰り広げている背後で保護の制度が受けるに値しないような制度に変質を遂げようとしている。必死で浜辺で銃を撃っててふと振り向くとすでに星条旗が立ってるみたいな。。。
昨日、これは違憲性もあるんではないか?という話をしたらある先生が「いや、憲法も変わるし」とおっしゃった。





大阪市にファックス送る

2006年12月28日 14時20分19秒 | Weblog
昨日のうちにと思ってたけど今日にずれこんだ。
もう少しちゃんとしたのを再度出そうと思う。

(以下送信内容-一部省略)
抗議・要望書
関淳一大阪市長 殿

2006年12月28日



今年1月17日、私をはじめ有志一同は貴市内靱公園及び大阪城公園でテント・小屋を建てて生活している人々に対して貴市が強制立退きへの手続きをすすめていることを知り、そのすすめ方があまりにも拙速でありしかも違法なものであるとの疑念を抱かざるを得ないという点について憂慮の念を示すとともに直ちに強制立退きへの手続きを中止するよう要望いたしました。
にもかかわらず、暴力的に強制撤去は強行され、その後貴市内においては行政代執行法といった最低限の公物管理法・手続法すら遵守せず市内で野宿を余儀なくされた人々を強制的に追いたて、あるいは荷物を強奪するという挙に出てこられました。そのたびに私どもは貴市に対する抗議をさせていただいていたところです。
今般、このような形で再々度抗議・要望書を呈さざるをえないのは大変残念な限りです。
貴市内長居公園にテント・小屋を立てて野宿している人々をまたも貴市が強制的に追い立てようとしておられることについて、強く抗議するとともに直ちに強制立ち退きへの動きを中止されるよう要望いたします。
長居公園で野宿を余儀なくされている人々は、まさに貴市の貧困対策の無策ゆえに野宿に追いやられ、ともに自己の尊厳をかけて生存をかちとるべくテント・小屋を立てて生活してきました。長居公園の人たちが公園の「適正な利用を妨げ」ている事実は全く存在しません。むしろ、ともに野菜を耕作して地域の人たちに販売したり、「大輪まつり」(夏祭り)といった開かれたイベントを開催する等、日頃から生き生きと地域とともに生きるあり方を模索しつづけて来られたと考えています。これは驚くべき取組みであり、長居公園の人々の生活の営みは、私たちにとって-少なくとも私にとってはとても大切なことを日々教え示しつづけてくれていると思います。それはあなたがたにとっては、自らの貧困対策の責任放棄、いやむしろ人々を貧困に追いやっている行政のあり方を目に見える形でつきつけているということなのかもしれません。しかし、だからといって、人々を目に見えないところにおいやることは許されることではありません。
公園で生活している人は、そこを追い立てられてしまったらどこに住めというのでしょうか?どこかに住まなければ、最低限安全・安心に寝起きする場所がなければ、生きていくことは不可能です。貴市が続けてきておられるような、憲法・「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」・国際人権規約といった各種法規・国際条約を蹂躙して、人々をただただ公園から追い立てている姿勢は、心ある人々の嘆きと怒りを日々増幅しつづけています。それは、「大阪市は法の効力の及ばない、市長の好き勝手が許される空間ですか?」という疑問ですらあります。一方で不祥事を起こしつづけ行政権力の腐敗をさらけ出しながら、野宿者の最低限の生きる権利-いや生存そのものすら踏みにじろうというのですから。
「法」を弄び蹂躙する権力・人々の生存-尊厳を保ちながら続けられていく生の営みを圧殺する権力がいつまでも続いたためしはありません。力づくで物事を解決するという貴市のやり方は必ず強い「しっぺ返し」を食らうでしょう。
長居公園の人々の暮らしと生存を守るために、私自身微力を尽くしたいと考えているところです。既に貴市に提出された署名の数以上に長居公園の人々に心を寄せる人々の数は多くその思いは深いのです。
直ちに長居公園に対する強制立ち退きの手続を中止してください。
大阪市は法を遵守し、目の前に拡がっている貧困の現状に対して責任ある施策を示し、実行してください。以上、心より要望いたします。





神戸・尼崎越年越冬活動のご案内

2006年12月28日 14時10分01秒 | Weblog
今年もこういう案内出す季節に。
是非ご参加ください。
また諸色高騰の折、カンパ出さなきゃいけないところがほかにもいっぱいある中恐縮ではございますが、カンパ・物資(とくに毛布)の提供も是非よろしくお願い申し上げます。


(転送・転載歓迎)

神戸・越年越冬のお知らせ
「野宿したくない人が野宿しなくていいように、いま野宿している人の人権がそこなわれないように」

第12回越年・越冬活動は下記の日程で行われます。期間中、多くの方のご協力を得ながら毎日「冬のいえ」を設営していきます。みなさまの参加をお待ちしています。         
2006年12月28日(木)~2007年1月5日(金)
時間:  午前10:00から午後4:00
場所:  東遊園地(神戸市役所南側)
主催:  越年・越冬実行委員会

一日の予定                        
10:00 テント等設営開始・炊き出しの準備
11:00 全体でのオリエンテーション・生活相談開始
12:30 炊き出し配食(翌日の準備)
15:30 全体の片づけ
16:00 終わりのミーティング

取り組みの予定
★「炊き出し」「生活相談」「医療相談」「散髪」   
★「追悼の日」 12月29日 11時頃~
★市民向けと市役所職員へのビラまき
★市役所保護課、県庁社会援護課への訪問
★「越年歌声テント」12/31~1/2
★遊びのコーナー、その他いろいろ・・・。

炊き出しのスケジュールと参加グループ
12月28日(木) 神戸YWCA夜回り準備会「ビーフカレー 」
29日(金) 神戸公務員ボランティア「ぼっかけうどんとごはん」(「追悼の日」11時頃~)
30日(土) 日本基督教団兵庫教区「伊勢えび汁とごはん」(「もちつき」予定)
31日(日) 給食ボランティアグループ「年越しそばとごはん」
1月1日(月)カトリック社会活動神戸センター「雑煮とごはん」
2日(火) バプテスト・ホームレス支援ネット兵庫「豚汁とごはん」  
3日(水) 日本基督教団兵庫教区「みそ汁とごはん」
4日(木) バプテスト・ホームレス支援ネット兵庫「けんちん汁とごはん」
5日(金) カトリック社会活動神戸センター「カップラーメンとおにぎり」
*一緒に過ごす時間を大切にしています。担当グループに関わらず、いつでもご参加ください。

『神戸・越年越冬活動』について
震災のあった95年の12月から翌年の1月にかけ、市役所南側の東遊園地に宿泊用のテントを張り、「冬の家」として、野宿を余儀なくされている人たちと共に、神戸市の施策の充実を求めたのが始まりでした。以来、年末から年始にかけて行なっています。                  

『神戸・越年越冬活動の場所』

東遊園地 南端・噴水のあるところです(各線三宮下車・フラワーロード南下・市役所南)。  


『尼崎越年・越冬活動』
神戸のあと、尼崎でも越年越冬を行ないます。多くの方のご協力を、お願いいたします。 
日程: 2007年1月6日(土)~1月13日(土)
時間: 午前10時 から午後2時
場所: 橘 公園(尼崎市役所東側)
主催: 越年・越冬実行委員会
★期間中、総合相談会(弁護士・司法書士・社会福祉士による)を予定しています。 

連絡先・カンパ提供先
カトリック社会活動神戸センター
神戸市中央区中山手通1丁目28番7号
TEL (078)271-3248 FAX (078)271-3280
郵便振替:00910-5-141408「カトリック社会活動神戸センター」
(「越年・越冬のために」とご記入ください)
◎毛布が不足しています。ご寄付をお願い致します。

NPO法人神戸の冬を支える会
神戸市中央区中山手通1丁目28番7号
TEL (078)271-7248 FAX (078)271-3252
郵便振替:00970-3-115537「神戸の冬を支える会」
(「越年・越冬のために」とご記入ください)

長居公園仲間の会からのよびかけ

2006年12月26日 23時05分23秒 | Weblog
長居公園仲間の会の中桐さんからメールが来ましたので転送いたします。
5日に弁明機会の付与通知、10日に除却命令..


(転送歓迎とのことです)

長居公園仲間の会/釜ヶ崎パトロールの会の中桐です。

今日12月26日、大阪市が会見を開き、長居公園の野宿の仲間のテント村に
ついて法的手続き(行政代執行)に入ることを公表しました。来月1月5日には
「除却命令を行うという弁明機会付与の通知」を出し、10日頃に「除却命令」
を出すとのことです。

ちょうど一年前の2006年1月5日には、大阪城公園・うつぼ公園の野宿の
仲間に対し「弁明機会付与の通知」が届きました。1月13日には「除却命令」
が、1月24日には「代執行令書」が交付され、1月30日に行政代執行による
強制排除が行われました。ほぼ同じスケジュールで、1月中旬から下旬にかけて
の時期に強制排除となる見通しです。日程には、07年1月28日に長居公園で
予定されている「大阪国際女子マラソン」とのからみもあると思います。

長居公園のテント村には現在10名の仲間が暮らしています。数名の仲間は「
自立支援事業」を受け皿にした排除に抗議して抵抗を続ける意向で、仲間の会と
しても代執行の当日も抗議行動に取り組む考えでいます。
その日まで、仲間はいつも通りの生活を続けます。また、強制排除された後も
、どこかで野宿しながらでも生きていかねばなりません。その、ひとつながりの
生活自体が、特にこの越冬期、野宿の仲間にとっては闘いです。仲間の会はたと
え強制排除されたとしてもその後も仲間とつながり続け、野宿を支えともに生き
る活動を続けていきたいと考えています。

みなさまにはそれぞれのスタンスから、大阪市に抗議を寄せていただくことを
お願いします。また、9月27日に事前弾圧により逮捕された4人の仲間はいま
だ大阪拘置所の中におり(別件逮捕のひとりは10月18日に釈放されました)
、保釈の目処も立っていない状況です。

大阪市経営企画室         電話・06-6208-9720 
大阪市ゆとりとみどり振興局    電話・06-6615-0614 FAX06-6615-0659
大阪市市民局 市民部 広聴相談課  電話・06-6208-7333 FAX:06-6206-9999
大阪府警察本部          電話・06(6943)1234

よろしくお願いします。

立ち退き期限となる12月31日には、テント村で毎年恒例となったもちつき
をやります。早朝から夕方まで、うたや紙芝居もありで楽しくやります。17時
ごろからは、テント村の仲間6人+若者でしばいの上演をします。野宿の仲間の
生活や、それぞれの思いをテーマにしたしばいです。お時間のある方、ぜひ観に
いらしてください。
他の機会にも、ぜひ長居公園のテント村に遊びによってください。