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日本歴史紀行

歴史紀行 地域版 42 塩の道 〜静岡、長野、新潟県〜


塩の道 案内板


塩の道

静岡県菊川市~小笠町

塩の道は、海岸地方と内陸の町村を結ぶ道で、海岸地方で採れた塩と海産物を主に運び、内陸からは材木や鉱物等を運びました。この名前で呼ばれる道は全国各地にありました。

かつて戦国時代、海岸を有する駿河 今川氏と山村に囲まれた甲斐 武田氏が関係を拗らせた際、今川氏は塩を断って武田氏に圧力をかけました。








駿河、遠州(現在の静岡県)では、東は、富士川沿いの身延街道を北上して甲斐、信濃へ向かう道。

西の塩の道は、遠州 相良 田沼街道から北西へ進み、菊川 塩買坂、小笠、城下町 掛川を通って信州街道を北上して信濃 塩尻へ。

塩尻の地名は、塩の道 終着と、塩売りがこの地域で売りつくすことから名付けられたとも言われます。





塩の道公園

かつて塩を馬で運んだ街道は交通機関が車へと姿を変え、役割りそのものを終えましたが、公園や石碑などが整備され、近年 まちおこし の一環で塩の道を見直す動きが計られています。





塩の道 石碑 菊川町(市)


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コメント一覧

aoikitakaze4390031
@takechiyo_1949 洗馬(せば)も宿場町ですね。
豪邸のお嬢さんとの思いがけない出会いがありましたね。
中山道は東海道と共に歩いてみたいです。
Unknown
こんにちは。
塩尻には思い出があります。
高校二年になる前の春休みに出掛けたサイクリングで、塩尻市洗馬地区の区長さん宅に泊めて貰いました。
寒い町外れで野宿しようとしてた私は、通り掛かった女子高生に見付かり、豪邸に連れて行かれました。
その彼女は松本深志高校の同学年さんで、お嫁に行かれるまで文通してました。
懐かしく思い出しています。
竹千代 拝
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