親の収入格差で、教育格差、学力格差

親の収入格差で、教育格差、学力格差




親の収入格差がそのまま、子どもの教育格差につながっていることは、
過去からの統計で言われていることである。

今回、全国学力調査の結果を分析したところ、
保護者の収入が多い家庭、教育支出が多い家庭ほど
子どもの成績がよくなる傾向があることが、確認された。


表を見ていただければ、ほぼ完全なる一次直線を示している。




完全に正比例していると言ってもよかろう。

これをもって、これだけが要因とは、言いがたいが、
重要にひとつの要素であることは否めない。



「経済格差が教育格差につながる」
このことは、以前から言われ続けているが、
政策的に根本的改善策が講じられていない。


今回の高校の無償化は、その第一歩であろう。

そして、将来は、大学でも優秀な学生は、
無償化して、はば広く有能な人材を育てていく必要があろう。

教育費に多額の費用がかかることは、
少なからず少子化の一因にもなっているだろう。


国力の基は、教育。


日本は、経済大国の中でも、
極端に社会保障や教育費に対する予算が少ないといわれているが、
多分、国は、国民に甘えているのであろう。


今の社会のさらに格差が進んだのが、韓国の世界。

富裕層は、海外の教育を求めて留学・・・・


日本は学力も落ちている。
資源の無い国では、教育に力を入れている。

それは、当然のことであり、
国としても最重要課題として、
大いに取り組むべきもことであると確信する。


そのための教育の無償化は、
今後の政策の重要課題であろう。