日々雑感  ~ 青亀恵一

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脱ゆとり教育へ

2010-04-05 09:45:32 | 教育
脱ゆとり教育へ



学習指導要領の「ゆとり」内容を全面改定し、
学習内容を充実させた新指導要領に基づく初めての教科書が公表された。

報道により、その内容は、
現行教科書と比べ、平均ページ数は全体で25%増
■ 算数で33%
■ 理科で37%増

その他、基礎の反復や実験、観察も増加、情報を使いこなす力、思考力、表現力の向上、日本の伝統文化も多く盛り込んだとされている。

その内容を詳しく知っているわけではないが、
簡素化からの内容の充実には、期待したい。


前回のゆとり教育で、円周率を3としたことに、
違和感を感じたものだ。

勝手な思い込みなのかも知れないが、
円周率が3であっても、3・14であっても、
算出される答えには、大きな違いは無い。

そういうものだと思えば、それである。

違和感を感じたのは、そこではなく、
3という整数と、
3・14でいうきっちりした数字でないとの違いであった。

直径と円周率の関係が、
そのような3というきっちりした数字で収まる
ということにしようとしたことに、違和感を感じたものだと思う。

今回の場合は、3で計算することも認めているが、
誤解を避けるため、
新教科書では「円周率は3・14」と明記するように求められた。

いわば、「円周率は3・14」だが、
便宜上、
「円周率は3」として計算することを
明記するというものである。

これならば、納得できる。

やはり、簡素化はよいが、
何をどのように簡素化して、どう扱うかということは、
示すべきだろう。

子どもの育ちには、ゆとりも必要である。

また、柔軟な子どもの頭には、
多くの情報を受け入れる力もあると思う。


人が伸びるには、やる気が不可欠であろう。

遊びに関して、子どもは貪欲である。
その貪欲さを学ぶことの喜びにベクトルを向ければ、
おのずと子どもの学力は上がる。

学ぶことが、楽しくなければ、
おのずとそこから離れていく。

逆に、楽しければ、勝手に学んでいく。

難しいのは、学びを楽しくする方法であろう。

尊敬であったり、
感謝であったり、
信頼であったり、
いろいろな要素が必要になろうが、
やはり、本人が自信をつけることが必要になろう。
そうなると、褒めて自信をつけさせる。


やはり、子育ては、褒める事からというに、
行き着いてしまう。


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1 コメント

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本当のゆとりとは? (Jazz好き猫娘)
2010-04-06 08:20:33
“ゆとり教育”と言う案が出され
た時「どぅ言う事!?」と理解が出来
ないでいた。ゆとり…って!?
物が何でもあって便利になった世
の中なのに「ゆとり」?何の?
ゆとりの無いのは、大人の方では
なかろぅか?と思いながらNEWSを
視ていた。今は、脱ゆとり…。
犠牲になるのは、やはり子供達で
ある。(-.-)y-゜゜゜
教科書の量の多さが、重さが大変
だろぅと、原口大臣は昨日から
販売の“i-pad教科書案”を出し
ているらしい。ヤハリ今の子供達
は恵まれている。(_ _)y-~~
教員に聞けば教育現場も大変だそ
うだ。もぅ少し“ユトリ”のある
考えで進めて欲しいものです。
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