日々雑感  ~ 青亀恵一

日々感じたことをこのページで。 別ブログ「美代ちゃんのらっきょう畑で」もよろしく・・・リンクフリー

全国教委 緊急会議

2006-10-21 11:27:36 | 教育
全国教委 緊急会議 


「問題隠さず、迅速に」 文科省いじめ自殺で対応求める

北海道や福岡県で起きたいじめによる児童生徒の自殺を受け、
文部科学省は19日、全国の教育委員会担当者を集めた
緊急連絡会議を東京都内で開いた。

その新聞記事を見て驚いた。

記事によると

「いじめの未然防止とともに、問題を隠さず、迅速に対応することが必要」と、取り組みの徹底を求めた。
①スクールカウンセラーの活用などによるいじめの早期発見
②事実を慢ペいしない
③教員自身が児童生徒を傷つけたりしない
④教委は学校支援などに万全を期す
ことなどを求める通知を出した。

北海道滝川市と届岡県筑前町の自殺について、
聞き取り調査をした担当者らが経緯を説明。

①調査には教委が積極的に関与することが重要
②遺書の適切な公表の在り方を検討すべき
③教員の不適切な言動が生徒に精神的な苦痛を与えた
といった反省点や課題が挙げられた。

(以上記事より)

いずれの項目も、小学生でもわかるような初歩的なものである。
そのような初歩的なことを、
文部科学省が全国の教育委員会担当者を集め、
説明しなければならないとは、
情けなくもあるし、
それほど機能していないということの現れである。

基本的にそのように、分かりきったことを確認しなければならない。
多分、みんな分かりきっているであろう。
しかし、その分かりきっていることができない組織・システムというものは、
存在を一から見直さなければならないのではないか。

思うに、一番悪いのは、文部科学省。
それに追随し、事なかれ主義で顔色を伺うシステムが
悪いのではないかと感じる。

文部科学省の姿勢と、システムを変えなければ、
解決しない問題ではなかろうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。