
唐突ですが、写真をご覧ください。
「寺町ウェアハウス」裏庭上空に架けられた板があります。
この板は2mほどの板を3枚繋いで、ビルの3階の窓と隣家の屋根に橋を渡しています。
そして板の橋の袂に一匹の猫が・・・。
こんにちはsabaeです。裏庭で事件です。
この猫は寺町ウェアハウス、裏庭界隈を根城にする野良猫親子の一員です。
恐らく末っ子にして長男。御多分に漏れず駄目っ子です。
昨年末頃にはウェアハウスの入居する、「寺町エースビル」と隣家の隙間に落っこちて出られなくなり(トタンで隙間の前後を塞いでいた為)、エースビル住人達(住んではいないですが)による、救出作戦が行われたわけですが、またやらかしました。
今回は裏の民家の屋根に登って、降りられなくなっている模様。
一体どこから登ったのかは不明ですが、心配して様子を見に来る母猫や姉猫も登らないところを見ると、結構大冒険の末にたどり着いたみたいですね。
うんうん、子供には冒険が必要だね。こうやって困難にぶつかって成長するんだよ。男の子はそれでいいんだよ。
なんて思っていたら、1週間も登りっぱなし。マジか。
見た感じ猫なら楽に降りられる屋根配置なんですが、怖がって降りられないみたいです。どこまで駄目っ子なんだよ。他人とは思えないじゃないか。いやでも降りてこなかったら死ぬし。それこそ死ぬ気で飛べ!
一応上階の住人が真鯵や牛乳をタモ網で差し入れていたようですので、餓死はしないかもしれないが、この寒さに参り気味で、助けを求める声が小さくなっています。
ヤバー!
そこで、な光景が写真な分けです。上階の住人と協力し、店主マルツ発案の架橋作戦が行われました。
しかし橋を架けてやっても怖がって全然渡れない。小一時間程説教したくなる奴だ。
しかし橋を架けたまま3時間ほど経って、とっぷり日も暮れた頃、残業中の私が裏庭に息抜きに出たその時、意を決した猫が橋に足をかけた。
一歩進んでは立ちすくみ、また一歩進んでは立ちすくむ。頑張れ!頑張れ!と胸の内で声援を送る俺。トリノオリンピックどころの騒ぎじゃねーよ。一生使うことはないと思っていた「ニッポン!チャチャチャ!」まで飛び出す始末。いやあくまで胸の内で。
そして、遂に、上階のオフィスの窓から入った!
「ゴーーーーーーッル!!!!」という幻聴が何処かでこだましました。
どうも上階の住人は、この寒さの中、窓を開けっ放しにして猫を待っていたのですが、人間が居たら入って来れないのでは、と考え外で時間を潰していたとのこと。とっくに仕事終っていたのに。そして猫の生還を心より喜んで、ビールや焼酎をくれました。うまかった。まさにヴィクトリービール。
そして、前回の「隙間落っこち事件」でもかなり過激な方法で猫を救出したマルツが、今回も大活躍でした。皆が困り果てた時に、迅速に問題を解決する、いざと言う時に頼りになる男だアンタは!俺はアンタのような人に雇われていることを誇りに思うよ!アンタはきっと天国に行けるよ!ここは天国に一番近い場所だよ!また一歩天国への階段を登ったね!最後のはなんか不吉だったごめん!
とまぁ、動物難の多い裏庭から、ちょっといい話でした。
そういえば、2人で残業してたのは、私の仕事が遅かったのが理由でしたが、おかげで救出に立ち会えてよかったよね?>マルツ
Sabae
菅野よう子 ”Song to fly”
「寺町ウェアハウス」裏庭上空に架けられた板があります。
この板は2mほどの板を3枚繋いで、ビルの3階の窓と隣家の屋根に橋を渡しています。
そして板の橋の袂に一匹の猫が・・・。
こんにちはsabaeです。裏庭で事件です。
この猫は寺町ウェアハウス、裏庭界隈を根城にする野良猫親子の一員です。
恐らく末っ子にして長男。御多分に漏れず駄目っ子です。
昨年末頃にはウェアハウスの入居する、「寺町エースビル」と隣家の隙間に落っこちて出られなくなり(トタンで隙間の前後を塞いでいた為)、エースビル住人達(住んではいないですが)による、救出作戦が行われたわけですが、またやらかしました。
今回は裏の民家の屋根に登って、降りられなくなっている模様。
一体どこから登ったのかは不明ですが、心配して様子を見に来る母猫や姉猫も登らないところを見ると、結構大冒険の末にたどり着いたみたいですね。
うんうん、子供には冒険が必要だね。こうやって困難にぶつかって成長するんだよ。男の子はそれでいいんだよ。
なんて思っていたら、1週間も登りっぱなし。マジか。
見た感じ猫なら楽に降りられる屋根配置なんですが、怖がって降りられないみたいです。どこまで駄目っ子なんだよ。他人とは思えないじゃないか。いやでも降りてこなかったら死ぬし。それこそ死ぬ気で飛べ!
一応上階の住人が真鯵や牛乳をタモ網で差し入れていたようですので、餓死はしないかもしれないが、この寒さに参り気味で、助けを求める声が小さくなっています。
ヤバー!
そこで、な光景が写真な分けです。上階の住人と協力し、店主マルツ発案の架橋作戦が行われました。
しかし橋を架けてやっても怖がって全然渡れない。小一時間程説教したくなる奴だ。
しかし橋を架けたまま3時間ほど経って、とっぷり日も暮れた頃、残業中の私が裏庭に息抜きに出たその時、意を決した猫が橋に足をかけた。
一歩進んでは立ちすくみ、また一歩進んでは立ちすくむ。頑張れ!頑張れ!と胸の内で声援を送る俺。トリノオリンピックどころの騒ぎじゃねーよ。一生使うことはないと思っていた「ニッポン!チャチャチャ!」まで飛び出す始末。いやあくまで胸の内で。
そして、遂に、上階のオフィスの窓から入った!
「ゴーーーーーーッル!!!!」という幻聴が何処かでこだましました。
どうも上階の住人は、この寒さの中、窓を開けっ放しにして猫を待っていたのですが、人間が居たら入って来れないのでは、と考え外で時間を潰していたとのこと。とっくに仕事終っていたのに。そして猫の生還を心より喜んで、ビールや焼酎をくれました。うまかった。まさにヴィクトリービール。
そして、前回の「隙間落っこち事件」でもかなり過激な方法で猫を救出したマルツが、今回も大活躍でした。皆が困り果てた時に、迅速に問題を解決する、いざと言う時に頼りになる男だアンタは!俺はアンタのような人に雇われていることを誇りに思うよ!アンタはきっと天国に行けるよ!ここは天国に一番近い場所だよ!また一歩天国への階段を登ったね!最後のはなんか不吉だったごめん!
とまぁ、動物難の多い裏庭から、ちょっといい話でした。
そういえば、2人で残業してたのは、私の仕事が遅かったのが理由でしたが、おかげで救出に立ち会えてよかったよね?>マルツ
Sabae
菅野よう子 ”Song to fly”
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます