最近朝から機嫌が悪い母ちゃん・・(汗
なぜ?
小一時間、思い当たる節を巡らせてみると、、
もしかしたら・・?
お弁当?
これです。
数か月前、私が前日の残り物を詰め始めて作り始めた
「お弁当」。
途中から「私が作る!!」と言い出したのは愛しの妻。
・・・・・面倒になったんでしょうか?
「自分で作ろうか」、、、、そんなこと言ったらよけい機嫌が悪くなるのは
目に見えていますし、ん~~~n、、女心は難し・・(泣き
どうしたらよいものか?
誰か教えて!!
・・・・とお悩み相談からスタートしましたが、
本題へ。
さて、、今回は、、、
お客様から、「ヘアマニキュアって傷まないでしょ?カラーとどっちがいいの?」
という素朴なお問い合わせを頂いたので、この場でも少し書きたいと思います。
まず、、ヘアマニキュアって?
ヘアマニキュアは、酸性染料が毛髪のタンパク質とイオン結合することで、
髪を染める半永久染毛料ですね。
脱色剤は入ってませんが、色素のほかにコーティング剤が入って艶や櫛どおりを
良くするということで、あまり色を変えたくないお客様には好評です。
次に成分を見てみましょう。
まず「水」、、これは皆さんお解かりですね。溶剤、希釈のために使われている
わけです。
次に「エタノール」が入ってます。
これは、無色透明な揮発性の液体です。一般には単に「アルコール」と俗称されて
いますが、化粧品には欠かすことの出来ない原料で、各種物質を溶解する性質があ
るので溶剤として多用され、また清浄、殺菌、収れん、可溶化、乾燥促進などの目的
でも配合されるわけです。
次に目を引くのは、「カルボマー」
乳化剤ですが、 簡単に言えば増粘剤ですね。
水溶性のビニールポリマーで、毒性及び、眼粘膜・皮膚に対する刺激はほとんどない
優れもの。
白色の粉末で、水に分散して酸性を示します。
これをアルカリで中和すると、透明で高粘度の溶液が得られるんですね。
天然ガム質と異なって、増粘効果・品質の均一性、温度変化に対する粘度の安定性に
優れて、微生物により汚染がされにくいことから、増粘剤として現在最も多く用いら
れているものです。
他には、ニキビ肌用の洗顔・ローションなどに使用されていますし、ムースやワックス
などのコンデショニング剤としても使用されてます。
メチルイソプロピルは、紫外線カットですし、、ジメチコンは、有名なシリコン剤です。
問題が、、タール色素。
着色料です。。元は、道路の舗装なんかで使うコールタールのタールです。
化粧品(ヘアマニキュアは化粧品です)に使用できる法定色素は83種類。 成分表では
赤色~号、 青色~号 のように表示されます。多彩な色を作り出すことが出来、色あせ
しにくく安定性が高いのですが、合成化学物質の問題を持つことは否めません。
タール色素は、石油タールから分離合成され作られます。化学構造により、アゾ系、
キサンチン系等に分類されます。アゾ系統の色素には皮膚吸収されアレルギー反応を
起こし、キサンチン系色素は、紫外線により皮膚への刺激、発赤などを起こすことも
あります。
タール色素・・・特にアゾ系の色素はキューテクル吸収され毛髪のたんぱく質に反応を
起こすといわれています。
赤色219号、203号、204号、213号とだいだい色203号は米国のヘアマニキュアには使用
されていません。
米国医薬局が、1988年、化粧品類に使用することを禁じた為なんですが、
日本では、厚生省の法定色素83種の中にまだ認められたままだと思います。
(現時点で確認していません・・すいません)
化粧品を選ぶ上で、タール色素が含まれているかいないかは、大変重要なんです。
化粧品に使用できるタール色素は83種類ですが、食品に使用が許可されている
タール色素は12種類です。
肝臓障害や発ガン性を指摘され、食品に使用できないタール色素が口紅に使用さ
れているかもしれない現実があります。
シャンプーやリンス、歯磨き剤など色を付ける必要性のないものにまでタール色素が
含まれていることがあります。
子供用の歯磨き剤にさえ入っていたことがありますから・・
法律で認められているにしても、アレルギー性の高い合成物質をただ見栄えを
よくするためだけに使用するというのは問題であると私は思いますけどね。
・・・・と、、話がズレました。。(失礼)
本題に戻りますね。
ヘアマニキュアが傷まない??、、その物の内容や施術で髪に与える影響は、
良くも悪くもなります。
カラーも然り、、施術・内容により髪への影響は様々です。
カラーやヘアマニキュアをするにしても、化粧品を選ぶときにも、、
その辺のところをキチンと理解したプロにお願いするのが一番です。
もちろんアネックスでは、商品の選定に成分の判別は欠かせませんし、
施術も髪に合わせることを提案しています(^^