西橋本の美容室ANNEXです。

美容室での日常を中心に、プロとしてのアドバイスも伝えていきたいです。どうぞよろしくお願いします。

宣伝臭?を嗅ぎ分ける本能があるはず。

2023-05-15 23:37:45 | シャンプー
 

【美容師監修】サロンシャンプーおすすめ15選|2023年最新の美容師のお墨付き商品一覧 | 特集 | ビューティー & ヘア | FUDGE.jp

主に美容院の店頭で販売されているサロンシャンプー。サロンシャンプーは、市販のシャンプーよりもお値段はやや高め。その分、カラーやパーマなどでのダメージケアやくせ毛...

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こんばんは。

今回は、恒例(^^ シャンプーのお話をば・・・。

 

記事にもありますように、シャンプー剤の「成分」にこだわって選ぶのが良いです。

 

しかし一般の方には成分について詳しく理解するのはなかなか困難なことでしょう。

 

水 ココイルメチルタウリンタウリンNa ココイルメチルタウリンNa ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン コカミドメチルMEA デシルグルコシド テトラヘキシルデカン酸アスコルビル マレイン酸 セラミドEOP セラミドNG セラミドNP セラミドAG セラミドAP イソステアロイル加水分解シルク イソステアロイル加水分解コラーゲン イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛) フラーレン ジラウロイルグルタミン酸リシンNa シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジ

 

どうでしょう?
どのようなシャンプーか判りますか?

無理ですよね(^^

私にも判りません(笑う

 

では、今回簡単なシャンプー成分の簡単な見分け方をお伝えしますね。

 

注目する部分は2つ!

 

先ず、

化粧品は成分量が多いものから表示しなければならない決まりがあります。

上記の成分表では「水」が一番目に表記されていますので、

一番多く含まれているのが「水」ということになります。

(シャンプーの場合、一番目は「水」がほとんどです)

 

問題は、水の次の成分・・・2番目、3番目の成分になります。

 

水  ココイルメチルタウリンタウリンNa  ココイルメチルタウリンNa ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン コカミドメチルMEA デシルグルコシド テトラヘキシルデカン酸アスコルビル マレイン酸 セラミドEOP セラミドNG セラミドNP セラミドAG セラミドAP イソステアロイル加水分解シルク イソステアロイル加水分解コラーゲン イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛) フラーレン ジラウロイルグルタミン酸リシンNa シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジ

 

上記の2つの成分に注目してください。

 

ここに「硫酸」という漢字が入っているシャンプーは

「クレンジングシャンプー」になります。

 

例えば、

水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロビルベタイン、PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na、ソルビトール、ラウリン酸PEG-2、ココイルメチルタウリンNa、 塩化Na、ポリクオタニウム-10、メントール、ベタイン、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-11、グリチルリチン酸2K、 酢酸トコフェロール

 

水を除いて2番目3番目に「硫酸」が表記されていましたら

それは「クレンジングシャンプー」といってよいと思います。

(カタカナ・英数は無視しても構いません)

 

「クレンジングシャンプー」は、

髪の負担を考えましたら、使用頻度としては1週間に1回程度かと思います。

 

 

逆に、硫酸表記がされてないものは、ほぼ、、ほぼ(全てでは無い)ですが、

美髪を作るマイルドなシャンプーになりますので頻繁にシャンプーすることも可能です。

(可能ですというところが大事です・・(^^))

 

良かったら、お家で使用しているシャンプー剤を確認してみてください。

 

では、今回簡単なシャンプーの見分け方をお知らせしましたが、

いかがでしたか??

 

では、また(^^

 

 

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シャンプーってした方が良いの?

2022-09-28 22:57:44 | シャンプー

前回の記事がこちらです↓

 

シャンプーってした方が良いの? - 西橋本の美容室ANNEXです。

重要なことなので再度「シャンプー」の話をしますね。一般の方は、あまり重要視してないように感じますが、美容師さんからすると、シャンプー選びは、とっても大事なことな...

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では、まず、、シャンプー選び方を教科書から拾っていきます。
ご存知の通り、、有名メーカーさんのシャンプー以外にも世の中には星の数ほど多くのシャンプーがあります。



(当店の売れ筋シャンプー)

 

正直中身は一緒なのに、、パッケージが違うだけのモノもありますから、、
売る方も様々な個性や好みを皆さんにアピールするために必死です。

まぁ、私の感じるところでは、
一般的に小さな会社ほど特色のあるシャンプーを開発、販売していますけどね・・・。(笑

で、シャンプーにこだわりを持つ方が、ご自分の好みのシャンプーに出会うために、
どのような基準で選定して行ったら良いのでしょうか? 

特色のあるシャンプーを販売している美容室からすれば、成分配合とか特徴とか・・
お客さんに合ったものを選び、お勧めする訳ですが、、、、、
お客様にしてみれば本当に自分に合ったシャンプーにどのようにして出会えるかが
大きな課題ではないでしょうか?

では、、良いシャンプーの条件とは?
一般的にどのようなシャンプーが良いのでしょう?

1.あまり脱脂をし過ぎず、適度な洗浄性があるもの
2.泡立ちがキメ細かい
3.刺激が少なく、安全性が高いこと
4.洗った後の仕上がりが良いこと

お客様の要求というのは、これらの条件になるのではないでしょうか。
メーカーやコスメ屋さんは、、その目的に合わせて成分や素材を決めて商品を作る
わけですが、、コストや上代設定などの制約があります・・・・。

そういった制約の中、試行錯誤しながら良いものを作らなきゃいけないってことです
から、さぞ大変なことなんだと思います。

一方、シャンプーを選ぶ側、、
一般の方から見ると「良いシャンプーの条件」と成分がどのような関係であるのか、、

 

特徴は? 
専門家でないとなかなか分かりにくいところがあります。

そこで、シャンプーのカテゴリー別に、重要度を書いてみます。

  ・低刺激  ◎     ・天然系  ◎ ・環境受容 ◎ ・アミノ酸系  ◎

  ・無添加  〇  ・  弱酸性  〇

  ・使用感  △  ・ 香り   △    ・リンス・トリートメント有り無し △

優先順位の高い順に選定すると、、このようになります

やはり低刺激というのが一番大切だと思います。
二番目に大切な天然系であっても、刺激が強いものは避けた方がよろしいかと思います。

では、また次回・・・(^^

 

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シャンプーってした方が良いの?

2022-09-18 22:42:10 | シャンプー

重要なことなので再度「シャンプー」の話をしますね。

一般の方は、あまり重要視してないように感じますが、

美容師さんからすると、シャンプー選びは、とっても大事なことなんですね。

なぜ?

先ず回数の問題があります。

もし毎日洗うようでしたら、年に365回、、

5年で1800??? 何十?・・・・

まぁ、、
1800回以上(^^;; 洗うわけですから、一回一回の差は大したことがなくても、

一生を通すとその洗った回数分の差がつきます。


カラーやパーマにいくら気を使ったところで、年に数回・・

いっても12回ぐらいでしょうから、きちっとした施術を受けていれば髪への

負担はそれほどでもないと思います。

しかし、、シャンプーの場合、、

刺激の強いものを選んだり、洗い方が乱雑ですすぎが不十分であったり、、、

その影響が何百回という回数分現れることになりますので、シャンプーに対する美容師さんの、、

見識というのはとても重要だと思います。

ですので、、クリエでは、先ずシャンプーの重要性を説きます。

なんせ、、髪は「純毛」・・・ウールですから、、洗うことに気を使わないといけませんでしょ(^^

 

ということで、次回続きをお話しします。

 

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アネックスで昨年一番売れたシャンプーは?

2022-01-11 23:30:02 | シャンプー

サニープレイス「ザクロシードシャンプー」です。

 

先ず成分を見てみると・・・
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水 ラウラミドプロピルベタイン ラウレス-4カルボン酸Na 
ココイルグルタミン酸TEAコカミドMEA コカミドDEA 
ザクロ種子エキス ヘマトコッカスプルビアリスエキス 
加水分解シルク チャ葉エキス ラッキョウ根エキス 
ヒドロキシプロピルキトサン ポリクオタニウム-61 
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa サッカロミセス溶解質エキス
褐藻エキス 加水分解スサビノリ トコフェロール グルコシルルチン 
ジステアリン酸グリコール ジステアリン酸PEG-3 ポリクオタニウム-10 
ポリクオタニウム-7 クエン酸グリセリン トリ(カプリル酸/カプリン酸)
グリセリル ラウリン酸ポリグリセリル-10 ポリステアリン酸スクロース 
ソルビトール ポリ-γ-グルタミン酸Na セルロースガム炭酸水素Na 
エタノール ココイルアルギニンエチルPCA 銀 白金 BG PG EDTA-2Na 
塩化Na安息香酸Na メチルパラベンNa
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次にシャンプー解析.comさんの評価です。

 

ザクロシードシャンプー解析はこちらから
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ダメージヘア、加齢により細くなった毛にも高いコンディショニング
作用を付与するシャンプー。
もちろん、サニープレイスお得意のエイジングケア効果は抜群。

アスタキサンチンやザクロ種子エキスを中心に、際立った抗酸化作用で
肌がダメージを受けるのを防止します。
髪にも肌にも優れたコンディショニング効果を有しいて、まるで美容液で
洗うかのように良い影響を残すでしょう。

あまり洗浄力は高くないので、さっぱり感を求めるならブラックの方を。
マイルドでしっとり感、保湿性重視ならこちらを選ぶと良いでしょう。
よりマイルドに洗うエイジングケアシャンプー。
脱脂力を抑え、エモリエント感を重視して設計されたタイプです。
優れたエイジングケアはそのままに、穏やかなタッチ。 
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では、、簡単に成分分析をば・・・。

ラウラミドプロピルベタイン ラウレス-4カルボン酸Na 
ココイルグルタミン酸TEAという洗浄剤は、アミノ酸系の
優しい洗浄剤になります。

ベタインは・・。
ビート(砂糖大根)から分離精製される天然の物質です。

ベタインは、食べるほうでは、甘味とうまみにかかわって
いまして、えび・タコなどの魚介類とか、麦芽・キノコ類など
に含まれています。
ベタインは、グリシンと構造が似てて、、、
陽イオンと陰イオンの両方をもちあわせた天然の両性界面活性剤
になるため、、美容製品などでは、、、帯電防止剤やトリートメ
ントの中に入れられることが多いです。

つまりベタインは、調味料としても、またグルタミン酸発酵などの
発酵促進剤としても使われ、安全性は高く吸湿性と保水性をもある
成分なのです。

次に、、ラウレス-4カルボン酸Na
ベタイン系洗浄剤の優しさを補うために加えた、、洗浄剤ですね。
酸性石鹸系という分類の洗浄剤になるのかな?

洗浄力は比較的強いのですが、そのわりに低刺激な洗浄剤でもあります。
安全性も高く、刺激の弱さはアミノ酸系の次という感じです。
さっぱりさらさらに洗うのに適しています。

他にも、、加水分解シルク 、チャ葉エキス、ラッキョウ根エキス 
ザクロエキスなどの注目成分商品を使っているので、、
「まるで美容液で洗うかのように良い影響を残すでしょう。」
という評価が頂けたわけですね。

 

一番売れたという事は、まるで見抜いているような、

ウチのお客さんの目はヤバいですね(^^

 

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髪のデイケア基礎

2020-07-31 10:20:51 | シャンプー

思うところ、、一日の生活が一人一人違うように髪の扱いも

違ってもよいと思います。


・・・・というより違わなければいけないといった方が正しいと感じます。

例えば、、私の場合・・一日の大半を美容室内または事務所で過ごします。
美容室内は、ホコリっぽくもないですし、空調も整っていますので汗もあまりかきません。

仕事終了後は車に乗って真っ直ぐ帰宅します。

(こんなご時世ですから最近道草しませんねぇ、、、(^^;;)

このような一日ですと・・

髪が汚れる要素があまり見つからないのです。
そんな日には、シャワーのみのすすぎ洗い・・・地肌までよ~~くお湯を通してすすぎ流します。

その後、非カチオン系のリンスを付け、、、、改めてすすぎます。

もちろん、、ゴルフに行ったり庭掃除したり、、近所の子と野球したり、、ボランテアの掃除を

手伝ったりして汚れた後はシャンプーを使って洗いますけどね(^^

つまり、その日の髪の汚れ具合というのは、その人の仕事だったり、

一日の過ごし方で違うでしょうから、、、洗う回数を一緒くたにできませんね。

髪はウール(純毛)ですので、

できれば洗いたくないものです(もちろん汚くてはいけません)

純毛のセーターでも上着でも洗うことで傷んでいきます。

 

もし毎日洗うとしたらどうなるんでしょう?

(これは以前実際に実験してみました)


皆さんも、想像はつきそうですが・・・笑。

確かに髪は、繊維の中でも構造的に強い性質を持ってはいるものの、

毎日洗うとして一年365回、、、髪の平均寿命5年として約1800回

いくら繊維の中で強い性質を持っている毛髪でも結構堪えることでしょう。

もちろん、、外での仕事を頻繁にする方は、毎日のシャンプーが必要でしょう。

そんな方は、シャンプー剤を選んでくださいね。

また仕事のない日で部屋の中に閉じこもっている日もたまにはあるんでしょうか、、、

そんな日は、臨機応変にすすぎ洗いでもよろしいのでは? ないでしょうかね。
  
そんなところから、ぬるめのお湯で洗ったり、モミ洗いしたり、すすぎを丁寧にしたり、

弱めのシャンプー剤を使ったり・・少し気を使った手入れを試みることで、

1800回分の差が出るということもいえるのでしょう。

改めて、、シャンプーの気をつけたい点

・刺激の弱いシャンプーを使う
・お湯は、低温で使用
・シャンプー、、カチオン系のトリートメント・リンスのすすぎはしっかりとすること
・髪の洗い方は、ゴシゴシ禁止・・もみ洗い(美容室はどうなのよ!・・・っと突っ込まれそうですが・・・)

このような些細な気の使い方の積み重ねによって1年後2年後と結果になって現れると思います。

よく「あたしの髪は、どうせ無理。一生このままよ」・・・と

あきらめているお客様の声を耳にしますが・・・・髪って変わりますよ。

正しいケアを習慣付けてください。。そうすれば徐々にですが変わります。