今回は医療機関のAGAと美容室の育毛の違いについて
書きますね。
医療機関(AGA)で処方される、発毛成分ミノキシジルは、
元々は、低血圧の方への処方である血管拡張剤です。
身体の血行を薬によって強制的に良くするわけですが、
血行が良くなれば、当然髪に栄養分が多く送られるようになります。
が、、、やめると効果は無くなります。
また気を付けなければならないのは副作用です。
(処方された8%の方に副作用がみられたとの報告があります)
血行が良くなりすぎることで、頭皮の荒れ、頭痛、多毛症、性的不能、性欲減退、
使用を止め効果がなくなった時の低血圧、不整脈、動悸、霞目、手足のしびれや
痛み、胸の痛み、急速な体重増加、むくみなどがあげられます。
次に処方されるプロペシア。
こちらは、前立腺肥大、前立腺がんの治療薬として開発されまして、
副作用として発毛がみられたことで発毛剤として転用されました。
プロペシアの副作用は、性的不能、性欲減退、精子の減少、肝臓機能障害、
鬱などがあります。
(処方された1%の方に副作用がみられたとの報告があります)
では、アネックスのヒト幹細胞培養液を使用した育毛について書きますね。
まず培養される幹細胞は、若い健康な女性から採取されます。
献血をするときの血液採取と同じです。
その後、ガイドラインに基づく感染症や病気、アレルギー、遺伝性の有無などの
厳重な検査に合格して安全性が確認されると一旦凍結保存されます。
そして感染症の潜伏期間とされる6ヵ月後に解凍して再検査が行われます。
安全が確認されると、ここから幹細胞の培養が開始されます。
このとき幹細胞を浸す溶液のことを幹細胞培養液と呼んでいます。
この培養液が、育毛の原料になります。
培養液に幹細胞そのものは含まれていません。
なせなら培養液は遠心分離されて、不純物や幹細胞はすべて
取り除かれるからです。
なので、培養液に特定の個人の属性が含まれることはありません。
しかしこの培養液には、豊富な育毛成分が大量に含まれています。
幹細胞を培養する過程で「サイトカイン」と呼ばれる500種類
以上ものタンパク質成分である情報伝達物質が滲出しているからです。
この培養液を毛穴に与えると、そこに含まれる
さまざまなサイトカインが働きかけて毛母幹細胞を再活性化し、幹細胞が
不足していた育毛成分を生みだすようになるのです。
いかがでしょう。
違いがお判りいただけましたか?
では、この辺で・・・。
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