西橋本の美容室ANNEXです。

美容室での日常を中心に、プロとしてのアドバイスも伝えていきたいです。どうぞよろしくお願いします。

化粧品で大切なのは「低刺激」です。有効成分は肌の奥まで入りません。

2023-11-11 15:08:58 | コスメ

化粧水でもシャンプーでも、大切なのは「低刺激」です。

 

(低刺激育毛剤 ザクロペリ)


皮膚は、化粧品の有効成分を通さないという発表をした、

慶応大学医学部総合医科学研究センターの
久保研究講師や天谷教授などの面々が言っている
「化粧品の成分が浸透するのは、角質層まで。その下部「顆粒層」の

バリヤによりそれ以上は入っていかない」という所から
過度な刺激を与えないで肌本来の力を邪魔しないことというのが、

化粧品を作っている方々の意見になります。



私も免疫美容というのが、、今後の主流になっていくのではないかと

常々思っています。
「肌は排泄器官でありますし、栄養補給はできない」と・・・。

次に、、よくお客様からも聞かれる、、パラベンについて。

パラベンってそんなに肌に悪いんですかね?
製造元の方々は、、それほど気にしていないようです。
それは、安全性も確認されてますし、そもそもアレルギー反応というものは

牛乳でもありますし、、もっと言えば空気に対してのアレルギーを持つ人

さえいます。

 

反応が起こるもの全てが駄目という話であれば商品は造れません。
要は、、他のものと比べてアレルギーが多いのかどうかがポイントであって、、

パラベンは皆さんのイメージが先行しすぎている感があります。

また、、そういった防腐剤をできるだけ抑えて商品を造って欲しいという

要望もありますが、、
できあがったものは、、安定せず、沈殿物も多くなり、分離し、時間の経過に

よって使えないものに仕上がります。

 

そのような商品を販売するのは難しいでしょう。

当然、中身が封を開けてから変わっていきますので、色んな反応が起こり

やすくなります。

もし防腐剤・安定剤をできるだけ使わないで化粧品を作ったとしたら、、

結局、限りなく水に近い中身になっていって本末転倒になってしまうのです。

いかがです?
実際に化粧品を作っている人の話は?

まだまだ、、伺ってきた話はたくさんありますが、、

今回はこの辺で・・・・。

 

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化粧品の効果って??

2023-11-08 23:16:10 | コスメ

さて今回は、、
化粧品や医薬部外品の中身を作ってる人に聞いたことをまとめてみたいと思います。

てか、、化粧品って誰が、どんな風に作っているか、みなさん知ってますか?
多くの人が知っている化粧品の会社は、、、ほとんどの場合、化粧品の販売元ですよね。

そして、、その会社が必ずしも化粧品の製造元ではありません。
ごく限られた大手で、自ら工場を持ち、製造も販売も全て行っている
ところでなければ、化粧品を売る会社と作る会社は別です。

そしてさらに、元の製品を作る所と、その原料となる成分をを作る所も違います。
現在、原料の輸入元は中国産が多いです。

多くの場合、、その化粧品の情報を知るのは、化粧品の販売元か、
営業で売っている人達ですよね。

美容室の場合もほとんどそのケースが当てはまりますが、
コラーゲンの話をする時、原料であるコラーゲン作っている人や、
それを調合している人・コラーゲンを研究している人の話は聞けないのが
現状です。

アネックスでも、、PB商品を販売するにあたって、、、実際製造元の工場長の話を参考にしながら、
商品開発を進めています。

では、実際作っている現場の人達は、、化粧品に対してどのように感じているのでしょう。

 また実際に作っている方々は、、自分の化粧品をどうやって選んでいるのでしょうか?

まず多いのが、、シンプルなものを使っているようです。



これは、、成分が多すぎることで皮膚に対して反応する確立が高くなることを危惧しているようですね。
高いものだから安心というわけではなく、、以前からここでも書いていますが「自分に合うもの」これが一番ということなのでしょう。
その「自分に合うもの」が判らない方は、、プロに聞くのが早いのですけどね(^^

では、今日はここまでです。

 

もう寝ます(^^

おやすみなさい  zzzzz

 

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お叱りを受けるかもしれませんが・・。

2022-01-17 22:48:03 | コスメ

リフトマッサージってありますよね。

フェイスマッサージでリフトアップ!なんてフレーズのやつです。

顔半分をマッサージしたら、頬や目尻が上がるというデモンストレーション施術。


実は、このマジックにはちょっとした仕掛けがあるのです。
それは「顔半分をマッサージする」ってことです。
何のこっちゃ分からない(笑)

人の顔は実は、左右対称ではないのです。
微妙に、左右で違っています。

しかし、一般的に人は「顔は左右対称だ」
若しくは「左右はそんなに差はないだろう」と思っています。

 

プロの化粧品技術師は、その心理を利用して、・・・
ちょっと上がった方の顔(右側若しくは左側)をマッサージして、

「ほれ!どうですか?」と、
見せつけます。

 

実際に、他人の顔をマジマジ見るなんて機会は、ありませんから、その差に驚きます。
メイク術も顔半分でやる時は、同じ手法が使えます。荒れの少ない顔側で、

売り込みたいメイクを使います。

ただ、こういった、ちょっとしたタネはありますが、
マッサージをすることで、筋肉の動きがスムーズになって、
こわばっていた顔の筋肉が動きやすくなって、ちょっとした力で
顔が上がるようになるのも事実です。


タネ&技術&化粧品効果の3段押しで、あの素晴らしい差が生まれるのです。

裏技といえば、、、裏技なんで、、。
騙しとは言えませんが、業界からお叱りを受けそうですけど、

極端な変化には注意が必要かもしれません・・(大汗

 

リフトアップは、頭皮からですよ(^^

 

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ちょっとまた紫外線のはなしをば・・。

2021-05-05 21:31:54 | コスメ

日差しがまぶしい季節になってきましたね。




朝5時に起き、おにぎりと味噌汁の簡単な朝食を済ませ、、
日課の散歩へ・・。

気持ちよい朝、、よいなぁ・・・・。
などと思いながら歩いていると、、いつも会う柴犬をつれた昔のお嬢様と遭遇(^^;;

立ち話の最中、、ふと両腕を包み込んでいる長~~~い、、アーム?? なんていうの??
あれ・・・です。。あれ。 紫外線カットの銀だかチタンだかが縫いこんである・・・あれです(汗

「紫外線気にしてるんですね?」


「そうよ。だって害があるでしょ」




さて、、その害とは??

紫外線、、よく耳にする「UV-A」と「UV-B」。
これは、地表に届く紫外線のことです。

A波、B波は、それぞれに波長の長さが異なります。
A波は「生活紫外線」と呼ばれてます。

波長が長く、肌の深部(真皮)にまで届き、表皮を支える組織にダメージを与えます。
それこそ、日焼け止めなどで対策をしていないと、肌は無防備にA波を浴びることとなり、
その結果、皮下組織が表皮を支えきれなくなり、、シワやたるみのもとを作ってしまいます。

この現象が、光老化。

光老化は、すぐにあらわれるものではなくて、
数年かけて肌にあらわれてきますから、
日々紫外線によるダメージを最小限にくい止めることが、数年後の若々しい肌を維持する近道
ともいえるのです。 

紫外線を浴びる過ぎる人は、朝のスキンケアから、日焼け止めを塗るという意識を持っていたい
ものです。またそれと同時に、日中浴びてしまった紫外線のダメージを肌に残さないためにも、
晩のスキンケアを丁寧に行うことが大切です。

これから 連日のように強い日差しが照りつけることでしょう。
当然のごとく紫外線量も多くなり、日焼けし過ぎる人も増えるのではないでしょうか。
また、「日傘を差していたから大丈夫」と思っている方でも、アスファルトに反射した紫外線や四方八方に
広がりながら地表に届く「散乱光」などの影響を完璧に避けることは難しいでしょう。

ほとんどの方が、これからの季節、多かれ少なかれ紫外線によるダメージを受けるでしょうから、そんな心構
えがあるだけで、これからの季節のケアに差がでてくるはずです。

ご存知の方も多いと思いますが、、
春~夏の間に受けた肌ダメージが肌状態となってあらわれてくるのは、夏休みが終わった時期からなのです。
冬の間に受けたダメージは、、春に・・。
春に受けたダメージは夏に・・。
といったように、季節を後追いするように肌は変化していっているのです。

皆さんが気にしてやまないメラニン。
これがシミとなって残ることが問題なのですが、
メラニンがたくさんつくられたとしても、ターンオーバーがスムーズに行われていれば、
やがて古い角質とともに排出され、シミとなって残ることはありません。
ターンオーバーをスムースに行なうには食事・運動・睡眠の三つが大事ですが、
リンパを刺激するマッサージも有効です。

最後に、
なにをするにも過ぎるのはおすすめしません。
紫外線に当たり過ぎるのはもちろん、全く浴びないのも問題だとは思いますので
対策もやり過ぎないようにしてくださいな(^^

 

 

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日差しが気になってきたので紫外線のお話を・・。

2021-04-04 23:11:22 | コスメ

 

こんばんは。

 

さて今回は紫外線のお話しです。

 

シミの原因として語られることの多い、、嫌われもののメラニンですが、
メラニンは、肌に悪影響を及ぼすだけのものなのでしょうか?


いえいえ、、メラニンは肌にとって必要なものなのですよ・・・みなさま(^^。

 

確かに、メラニンがシミの原因となるのは事実ですが、
その前に、メラニンには「紫外線から肌を守る」という大切な役割があることもお忘れなく・・・。

これから日差しが強くなるこの時期、肌が紫外線などのダメージを受けると、

肌細胞を守るためにメラニンが生成されます。


このことはご存知の方も多いでしょう。

つまり、メラニンは、肌にとって必要なものなのです。

 

メラニンができるのは、、肌の防御反応ですから、できたメラニンを今度はいかにスムーズに排出するかが、、、
美肌を保つための鍵になります。

最初に、、メラニンが生まれるまでのメカニズムはというと・・・。

1、 肌が紫外線を浴びると表皮の中のメラノサイトに脳から・・・「メラニンを作ってちょ~~」と命令が伝わります。
2、 すると、、メラノサイトにあるチロシナーゼという酵素が活性化します。
3、 この活性化したチロシナーゼというアミノ酸が、メラニンに変化するのです。

 

こうしてできたメラニンは、肌の深部からターンオーバーによって徐々に押し上げられます。
また、その過程で分解され、最後はアカと一緒に排出されます。

 

しかし、間違ったスキンケアや寝不足、疲れ、生活習慣の乱れなどが
原因となってターンオーバーが乱れると、メラニンの排出がスムーズに行われず、メラニンが肌表面に残ってしまうのが、
シミの大きな原因です。

また、海や山などで強烈な紫外線を長時間浴びてしまうと、、メラノサイトが異常に活性化して、ターンオーバーが追いつかずに
シミになってしまうことがあります。

 

はい、、ということで・・お判りだと思いますが、、シミを作らないためには、正常なターンオーバーが大事ということになります。



「日に浴びることを極力避けてメラニンを作らない」という従来の考え方も良いのですが、
これからは、「メラニンを肌内部に残さないためのターンオーバーを・・・」をキーワードに、正しいスキンケアをはじめた方が良い
のではないでしょうか。

次回は、、ターンオーバーのポイントについて書きますね。

 

・・・・では、、、また(^^

 

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