みっかぼうず。

ものぐさ&ぐ~たら三日坊主の、ドラマ・映画・本のオボエガキ&おりおりの記録。

元気が出る話。

2008-02-24 17:53:00 | 日常あれこれ
普段どれほどうるさく言っても、大事な書類もろくに出さないクイールが

「これ、すんごくいい話だよ!」

と、自分から持ってきた、学校からの手紙のウラにあった話。
出典がわからないので、かいつまんで。

明治時代、ある嵐の夜にトルコの軍船が難破して
とある寒村に打ち上げられた。
村人たちは、船員達を必死に助けた。
貧しい村だったので、非常用の食物まで持ち出し介助した。
やがて、明治政府の知るところとなり、
船員達は無事、トルコに帰国することができた。

時は流れ1985年。
イラン・イラク戦争勃発、フセイン元大統領は、
「今から48時間後、イラク領空内を通る飛行機は
民間機でも撃墜する」という声明を出した。
日本政府は急なことで対応しきれず、イラク国内に残っていた
日本人を助ける専用機を出せなかった。
現地の日本人はイラクの空港に集まっていたが
他の国の飛行機も余裕がなく、乗せてもらえない。
そのとき、時間ぎりぎりにトルコの民間機が到着して、
日本人を救出してくれた。

トルコ政府は問いあわせた外務省に

「私たちはエルトゥール号のことを忘れていない。
 だから日本人が困っているのを知って助けに来た。」

そういったという。
トルコでは教科書にエルトゥール号の話が載っているとか。

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