『ツレがうつになりまして。』２回目。

＊ぐっと来た場面。

・浴室で自殺未遂後（ドラマとわかっていても、怖かった・・・）
　「腰、打っちゃったよ・・・」とイグちゃんに話しかけるツレさん。

・その後、イグちゃんを胸に止まらせ、自分が投げ散らかした部屋を
　片付けながらツレさんが 「僕たち（イグちゃんとツレさん）、仲良しだから。」と、
　家を飛び出したテンコさんを迎える。

・「会社辞めないと、離婚だよ。」のテンコさんの表情と
　「・・・離婚はイヤだ・・・」と答えるツレさん。

・ツレさん「手、つないでいい？」　
　テンコさん「いいよ。」
　すうっと重ねられる、二人の手。

↑この場面は、原作をチラ見していたので楽しみにしていた。
怖くて外では手を繋がないと歩けないツレさん、もぉ・・という場面、
その背後をフォローしている、ドラマならではの場面になっていた。
この二人は、ホントにお互いが大事なんだなと感じさせてくれた。

放送前の原作者へのインタビューで、奥様が
「自分にやっぱり、大事な人だったから。」と言っていたけれど
ピンチの時に試されるのは、お互いへの思いなのだ。
1回目は、律儀なツレさんが、のほほんとしたテンコさんを
カバーして、それなりにうまく組み合わさった夫婦だな～という
印象だったけれど。
月並みだけど、お互い好きになって結婚した、
心の通った二人だなと 今回は思った。
（思い出すと、これまた居心地悪いけど・・・）
ベタだけれど、「５年前の二人」は微笑ましかったな。
泰造さんのふわぁっとしたあったかさと、紀香さんの可愛らしさ。
痩せて、痛々しい表情ばかりの泰造さん（ツレさんだけど）なので
元気な姿にものすごく安心してしまった。

それにしても、見守る側のテンコさんの態度に感情移入してしまう。
前回のテンコさんは、ただノーテンキな、うざい奥さんだったが
私は自分のことのようで、すごく居心地が悪かった。
今回も、きっと自分でもああいう態度で普通に接しようとしたり
たまらなくって、ああいうキレ方になるだろうと
ものすごくリアルにうなづけてしまった。
ツレさんのことを愛しく思っているテンコさんですらああなら、
私なんかどうなっちゃうんだろう、とも。

次回で最後、ホントのツレさん＆テンコさんは
現在はお子さんにも恵まれて、元気になられているようなので
ドラマの二人のこれからを、楽しみに見守りたい。

＊ぐさっとくる嫌味なイケメンの同僚、バナナマンの人だよね？
アメトーークで「無っい～～～！」とか「ポクチン♪」やっていた（笑） この人も、ギャップがなかなかよろしすなぁ。