夜市散策
夜の楽しみは先ずは食べ歩きだ。市内には数か所盛り場があり、うち最大の士林夜市を覗いた。小雨だったがあまり気にならない。
街のセンターは食べ物屋がつらなり、そこからヤング中心の店ポが軒を連ねる。水道の便がわるいから衛生状態は、?、と聞いていたのと、このころからお腹が、?、の予感がしていたので、一切食べなかった。
夜が増すとともに 濃い目化粧をした小姐や若者たちが三々五々集まりだす。
ハナシ転じて、中国の一人っ子政策は、30年経った今、問題が出ているようである。
父母+祖父母×2=6人の庇護者に、誕生の前から蝶よ花よと寵愛された「小皇帝」は、その特徴として、男性が多い、高学歴、わがまま、未熟、といわれている。
結果、その6割が低収入で結婚もままならず、身を寄せ合って共同生活しており「アリ族」と呼ばれている、とか。
台湾の若者事情は知らないが、親のスネをいつまでも齧っている,
不況のせいもあろうが、親からの自立が遅いと、どうやら日本と変わらない現実があるようだ。
翌日、街中散策。
表通り商店街の裏には、露店がひさしを並べる。並んだ生鮮三品や雑貨に雨滴が降りかかる。冷蔵庫や冷蔵ケースなど備えていない。肉屋には肉塊が陳列され時間とともに変色していく。
だから、朝より夕方のほうが品質は劣化し、その分値段は下がるようだ。
(台北旅行は’10.01.10~13日、yブログに掲載した、ものを引っ越し掲載した)