(不食の人・森美智代さんのブログから引用)
大地や水をきれいにしていく方法を探してみると,ヒマワリや菜の花、スピレン・クロレラ、EM菌と生き物の力がすごい事がわかりました。 甲田療法をしている人にはおなじみのスピレンは、 ベトナム戦争で使われた枯葉剤の後遺症で苦しむ子供達にスピルリナが有効であったため、チェルノブイリ原発事故の放射能障害にもスピルリナは人体の放射能を排出するのに効果的と結論して、白ロシア共和国保健省の放射能医療研究所は、放射能に汚染された子供達の放射性セシウムを減らす目的でスピルリナを与えた。 ポーランド国境に近いグロドノ市近くの3歳から7歳の就学前の子供は、5年前のチェルノブイリ事故とガラス工場の鉛公害にずっと悩まされており、49人の子供に45日間スピルリナが毎日5~7粒与えられた。 その結果、異常に低かったT細胞抑制因子と有用ホルモンのレベルが上昇し、また83%の子供で尿に検出された放射能の減少が認められたとしている。 その菜の花は、 菜の花は、KとCaと一緒に多くのCsとSrを吸収してくれ植物の一つです。わかりやすく言うと、菜の花がカリウムとカルシウムを土中から吸収する時、性質的に似ているセシウムとストロンチウムを間違えて吸収すると言うことになると思います。 しかも、菜の花はそれらを吸収しても、種は放射性物質の汚染を受けないらしいのです。(注1)
ヒマワリの研究は、 放出された放射性物質のうち最も問題なのは、放射能半減期30年以上のセシウム137やストロンチウム90であるが、特にセシウム137は合計14万5千㎡(日本の本州の64%相当。)を汚染。10数年経った今も放射能汚染問題は解決されないまま600万人もの住民が汚染地域内での生活を余儀なくされている。 1995年アメリカ・ラトガーズ大学のスラビック・デュシェンコフ博士とイリヤ・ラスキン博士ら旧ソビエト連邦出身の植物学者達が、チェルノブイリ原発から1kmの場所にある放射性に汚染された小さな池で、20種類の植物を栽培、ヒマワリがセシウム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた。 危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去する事に成功したのだ。 ところで、いま日本には、原発が55個あって、それの1つが爆発しても、チェルノブイリの事故よりも多くの被害がでる規模と考えられているそうです。 (不食の人・森美智代さんのブログから引用) http://morishinkyuin.blog.so-net.ne.jp/ (注1)ウクライナでは、菜の花から菜種油を採りバイオ燃料に使用、搾りかすはキチンと処理しているとのこと。
土壌中のCs(セシウム)137とSr(ストロンチウム)90を吸収する能力が最も高いといわれている植物の一つです。なぜ、菜の花がCs137とSr90を吸収するかと言うと、
それは、植物が栄養分として根から土壌中の水分に溶けたK(カリウム)とCa(カルシウム)を吸収する時、水中で、CsはKと同じ1価の陽イオン(1+)になり、SrはCaと同じ2価の陽イオン(2+)になるため、植物がK+と一緒にCs+を Ca2+と一種にSr2+を吸収してくれるのです。
1986年4月26日 旧ソビエト連邦ウクライナ共和国にあるチェルノブイリ原子力発電所が爆発。広島の原爆500個分以上の放射性物質が、上空1500mにまで舞い広大な地域を汚染した。
*ヒマワリやナタネ効果(あまり効果は無い)のことで、その後判明した内容をコメント欄へ補足記載した。
チェルノブイリやベラルーシで、ヒマワリやナタネが植栽されている理由は、営農的な理由(油脂やバイオエネルギー)によるものである・・
http://blog.goo.ne.jp/anker77/e/8eb46c0a336c1c5915bd5d976ff80546
ヒマワリやナタネは他の作物に比較すると土壌中の放射性元素を吸収する率が高く、土壌の除染効果が高い。とは言っても、その除染率は年間0.1~0.2%であり、基本的には、自然に放射能が減少するのを待つしかない。
http://www.ishiki-level.com/suneating1.htm
http://www.minusionwater.com/cesium.htm