決断する時

ここ数年、迷ったり、ウジウジして、
頭の中でぐるぐるすることはあまり無かった。
やりたいことは、迷わずやる。
・・・だったのだけれど、ここのところ、
物事を決断するのに、ぐるぐるするときがある。

やめたい、でも、やりたい…
という対立する感情が交互に湧いてくる。

そんな時に、友達からこんな言葉をもらった。

「私もいろいろ迷った時は
それがどんな感情から出ているのかで判断するようにしています。
心配とか恐怖や嫌だな～というのから出た判断は下のほうにおいて
『やりたい』という要求があるのを一番に持ってくるようにしているの。
そうすると間違いないよ。これ本当。
やめるのが「勿体無い」から続けるという感情だったら
選択の時は下なんです。
やりたい～という気持ちがあったら続けて正解です」

ホントにそうだね。
何かをやる時に、自分が何によって突き動かされているか・・・
今、沸いてくるものは「純粋にやりたいという気持ち」みたいなんだよなぁ。

「不安、恐怖、損得勘定からきている気持ち」
もしくは、
私の場合、正義感とか理想から、へんなモノを見ると、
怒りや嫌悪感がわいてきて、それにたきつけられて湧いてくる
「よし、やってやるぞ～」というやる気、みたいなものがあり、
それで、やってみて、後から疲れる・・・
ってことも、よくあった。

そう思うと、最近感じる「やりたい」という気持ちは、
なんか、今までに無く純化されているもののような気がする。
それに対して、やめたほうがいいんじゃないかというのは、
不安、恐怖、怒りなどに満ち満ちている？？
諦めたほうがいいかなと思ったときに、
ふとした時に湧いてくる「やっぱり、続けたい、やりたい」
という気持ちは、なんか、光にも似ているもので、
それをさえぎる必要は無い。
さえぎっているものは、単なる、自分が作り出している
不安と恐怖と怒りなのかもしれない。

「自分の感情をもっと大事にしましょう」
そうも言われることなので、何を大事にするんだろう？
という、戸惑いもあった。

しかし、自分の中にある不安や恐怖などのマイナス感情は受け止め、
認識することは大事。
そして、自分の中のマイナスを受け止めて認めることが大事であることと、
決断する時に、そのマイナス感情のままに決断することは、
また、これも違うものだと思った。

自分の中には、確かに不安感や恐怖感がある。それは認識した。
でも、最終的に自分を決断させるのは、
自分の中から出てくる、強い光に他ならないということだ。

気づかせてくれてありがとう