スピリットを身体に浸透させること

寝ようと思ったけれど、大事なことを思いついたので書いておく。

自分は何がしたいのだろうとず～っと探してきた。
その時々で、あ～これだなという明確なコンセプトのようなものが現われるのだけれど、
時が経つとそれも変化してきて、また混乱に陥るという繰り返しだ。
今回も半年ほど、そんな状態が続きつつ、確実に変化の方向は見えていた。
そのモヤモヤした答えが、今日明確になった。

自分は、「かたちのないものを形を与えるということに関心があるんだ」そう思った。
目に見えないことも子供の時から大好きだった。
そのくせ、今は身体や物質を介した仕事をしていて、
隣接してサトルエネルギーやスピリチュアルな世界があるにもかかわらず、
そして、そういう分野は大好きであるにもかかわらず、
その世界にのめりこむことには歯止めをかけていて、
身体やアロマなどかたちあるものを相手にしてきた。

今思えば、目に見えない世界があるのは当たり前と思ってることに気付いた。
疑っているふりをして、実は全くそれに関しては疑っていない。
なので、そこを探究する必要も無く、それよりも、
「見えない世界に調和のとれた理想的な美しいものがあり、
それを現実世界でも実現させる」
それが自分のテーマというか関心事項のような気がする。

「調和」がキーワードだとは思っていた。
そのおおもとは、おそらく、目に見えない世界にある。
現実レベル、物質レベル、肉体レベルでは、
意外に調和をとることが難しい。
自分の肉体ですら調和的に使うことをしていないのだから。
そういう意味では自然というものは素晴らしく調和的である。

自分の思いを形にする、イメージを形にする・・・
言葉では簡単なことだけれど、実際には自由に描ける頭の世界と違って
現実世界には、様々な制約がある。
しかし、それを越えて現実化していくというのが私の関心事のようだ。

占星術やタロットやエネルギーのことに関心を持つのは、
見えない世界がこんな風にいろいろなレベルで存在しているし、
いろいろな角度から見ることができるということを、
自分でも確認したいし、人にも伝えたいと思うからだ。
かといって、占星術やタロットでどんな結果が出たかということに関しては、
あまり細かくこだわらない。
確かに、目に見えない世界がどうなっているのか知ることは楽しい。
ただ、例えば「あなたの過去世はこんなですよ」っていわれて、
それは面白いなと思う、でも、だからどうしたと思う。
だから、自分は現世に何を体現したいのかということを知る、
単なる手がかりが過去世であり、占いである。
そして、占星術やタロットは占い以前に、神秘体系であり、
宇宙がどうなっているかを示唆する要素をたぶんに含んだものである。
それを探究するだけでも面白い。
ただ、それをやっていては見えない世界の調和を現実化する時間が足りなくなる。
直感的に調和のとれたものがどこかにあると思うから、
それを現実レベルに体現することに時間を使いたいというのが自分の考えらしい。

自分の事ってわからないものだ。今頃気付くとは。
でも、こんな時に話を聞いてもらう友達からは
「あんじゅさんいつも同じこと言ってるよ」といわれることがある。
そうなのかもしれない。
ただ、自分では、自分の中にあるテーマは一緒でも、
それに関する理解の深さがだんだん深くなっているから、
いま、初めて気付いたような新鮮さを覚えるのかもしれない。

また、自分がやってきたことについても、視点が定まると
やってきた意義がより明確に見えたりする。

占星術やタロットは占いと思って安易に手を出す人がいるが、
興味を持って、自己探求の道具に使うのは、手がかりとして良いことだと思う。
だから、それについては、ワークショップもセッションも続けようかなとは思っているけれど、
あくまでも、それらは見えない世界や自己探求の道具であって、
それを通して得た直感なり、洞察を、現実にどう形にしていくかが大事だと思うので、
私は細かいセオリーにはこだわりたくない。
気づきの道具として使いたい。そんな風に考える。

そして、体現していく上で役に立つと思うのがフェルデンクライスメソッドをはじめとするボディワークだ。
自分が何をやっているか、どう振舞っているかについていやおう無く直面させられる。
そして地球上でどう振舞っていったらいいかを体感することが出来ると思う。

「スピリチュアルな調和を身体までおろしてくること」
そんなことが、自分の関心ごとなのだろうなと直感した。

そして、もやもやと漂っていたイメージや言葉の断片の雲が、
だんだんとまとまりだして、自分で腑に落ちる結論にストンとまとまったのが
もしかするとアロマテラピーのおかげだったかもしれない。
もやもやしながら、お風呂にモミの精油を入れて入った瞬間に、
「スピリットを身体まで浸透させること」という言葉が浮かんだ。
これは、モミの精油のおかげかもしれないな。
結局、人間は、そうやって植物の力を借りて生きているのだね。

言い換えると、フェルデンクライス・メソッドなんかは、
自分のスピリットを体現できるぐらい、自由な身体をつくる
っていうことに役立つ気がする。

こなれていないので、うまく文章にならないですが（しかも長いっ！）、
今日はこの辺で