上なるものと下なるもの

形而上と形而下、
大宇宙と小宇宙（人体）。
下なるものを見て上なるものを知り、
上なるものを見て下なるものを理解する。
結局、そういう作業をやってるということかなぁ

これって、魔術を学んでるってことですか？
（急に声が小さくなる）
それをいかにも怪しくないように（もう、充分怪しいですってつっこまないでね）やろうとしているのかも。

魔術とか錬金術とかオカルトなものは、
そもそも、真実を探究し魂を純化させるようなことが、
わかる人にしかわからないように伝えられているものだと思うけれど、
シュタイナーなんかは、それをすべての人に開示したんじゃないかなぁ。
誰でもその気になれば秘儀参入できる。

最近は、「え～あなたの前世は…」とかＴＶでやっちゃうような
スピリチュアルなこともポップになりつつあり、
いいような悪いような。

でも、多くの人が自分の生きる次元は物質世界だけではないということを感じ、
もっと、自分を俯瞰してみたり、いろんなことを考えるようになっていれば
いいことだと思う。

アロマテラピーもそうだけれど、フラワーエッセンスやオーラソーマなど、
癒し○○っていうのが流行ったり、ヨガも流行ったり、
今の世の中、わかりやすいところを入り口に、自分を探究したり、真理を探究したりという、
秘儀参入の入り口が広くなったというか敷居が低くなっているんだと思う。
それもたぶん、源流にさかのぼるとシュタイナーとか神智学だったりする。

近頃、秘密の入り口からは、簡単に入れるぶん、一歩入ったら、
結構深みにはまっていくことに、入ってから気付いちゃったりする。
セルフケア範囲でやるのならまだしも、セラピストになろうとか、
安直に思ってしまうと、かなり深みにはまる。
その際は、はまってることを楽しむのがいいね