動物日記

動物についての、いろんなお話し

鳥獣保護センター内で必死に生活しているスズメさん・・・

2008年09月15日 | Weblog
鳥獣保護センターの本館周辺にやってくるスズメさん片羽が悪くうまく飛ぶことができないのですが、必死で生きています


数か月前にある日突然やってきました斜めになりながらも一生懸命餌を探しています

時々、室内で保護していた鳥さんを救護舎へ移す時籠の中に余っている餌を外に出してあげると、待っていたかのように食べに来ます


でも、野生の本能は持っているので、人が近くにいると目の前では食べてくれません

毎日、姿は見せてくれます「今日も元気だよ」と報告に来てくれているのかもしれません

鳥獣保護センターの園内にいるから、外敵にも襲われず生きていけるのでしょう



しかし、最近は心ない人がいて駐車場に猫さんを捨てていく人がいます・・・
その猫さんが子供を産み、園内にまで餌を探しにやってくるのです

その猫さんたちは野鳥を襲います鳥獣保護センターは、野鳥の楽園のはずなのに野鳥たちが安心して暮らせない環境になりつつあります

どうしたらいいのか本当に困っています。餌がなければ、場所を移動してくれるのだろうと思いますが、お昼休みに休憩に来た人や遊びに来た人が餌を与えてしまうのです

「餌を与えないでください」と張り紙もたくさんしました。でもなくなりません

もちろん猫さんがかわいそうとおっしゃる気持もわかります。ただ、鳥獣保護センターは「野鳥の楽園」なのです猫さんをかわいがる場所ではありません。


なんとかがんばって生きている野鳥たちもいます。そんな野鳥たちが安心して暮らせる場所が鳥獣保護センターの役割なのです

一人でも多くの方にご理解していただきたいと願っています