NHKニュース

猛烈な雨 災害への厳重警戒を
活発な前線の影響で、九州では局地的に猛烈な雨が降り、鹿児島県と熊本県では土砂災害や洪水の危険性が非常に高くなっています。これから６日夜にかけて、非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、厳重な警戒を呼びかけています。

水俣市全域の避難勧告解除
熊本県水俣市は、雨で増水していた水俣川の水位が下がったとして市内全域のおよそ１万２０００世帯、およそ２万７０００人に出していた避難勧告を午後１時に解除しました。

原発で追加の安全確認実施へ
海江田経済産業大臣は、定期検査中の全国の原子力発電所の運転再開を巡って、地元住民などの安心感をより高めたいとして、新たに「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認を実施する考えを明らかにしました。

“安全確保と供給の両立を”
枝野官房長官は、記者会見で、定期検査中の全国の原子力発電所の運転再開を巡り、海江田経済産業大臣が、追加的な安全確認を実施する考えを明らかにしたことについて、原発の安全性の確保と安定的な電力の供給の２つの目標を同時に実現するよう、最大限努力する考えを示しました。

復興相の辞任陳謝し続投に意欲
菅総理大臣は、衆議院予算委員会の集中審議で、松本龍前復興担当大臣が被災地での発言の責任を取って辞任したことについて、「任命責任は私にある」と陳謝したうえで、退陣の条件とした、赤字国債発行法案など３つの法案・予算案の成立まで総理大臣を続投することに改めて意欲を示しました。

浄化設備の稼働率 目標下回る
東京電力福島第一原子力発電所の「循環注水冷却」の柱となる汚染水の浄化設備は、この１週間での稼働率が８０％足らずと、目標をやや下回る見通しです。トラブルによる停止も目立ち、今後の計画が見直されることになりました。

被災自治体の選挙再延長検討
民主党は、東日本大震災の影響で延期された地方自治体の選挙のうち、６か月延期してもなお選挙の実施が困難な自治体があるとして、こうした自治体での選挙を１２月末まで再延長できるよう特例法の改正案の検討に入りました。


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