NHKニュース

鳥インフル 感染状況確認急ぐ
宮崎市の養鶏場のニワトリから鳥インフルエンザのウイルスが検出された問題で、宮崎県は２３日も周辺の農場などに対する立ち入り検査を進め、感染に広がりがないか、確認を急いでいます。検査では、各養鶏場のニワトリなどから検体を採り、ウイルスに感染していないか調べていて、早ければ２５日に結果が出る見通しです。

北海道浜中町 野鳥の監視強化
北海道東部の浜中町にある国の鳥獣保護区でオオハクチョウから強い毒性を持つ鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、環境省は２３日、地元で関係機関の連絡会議を開き、ほかの野鳥に異常がないか監視を強化することなどを確認しました。

民主 予算案修正応じる用意も
ＮＨＫの「日曜討論」で、民主党の安住国会対策委員長が、平成２３年度予算案について、子ども手当を含め修正に応じる用意があるという考えを示して速やかな成立に協力を求めたのに対し、自民党の逢沢国会対策委員長は、予算案や関連法案には賛成できず、通常国会で菅政権を衆議院の解散・総選挙に追い込みたいという考えを示しました。

谷垣総裁 年内政権奪還へ決意
自民党の定期党大会が開かれ、谷垣総裁は、菅政権について「何一つ政策実現のめどが立っておらず、政権担当能力を喪失している」と批判し、ことし中の政権奪回に向けて決意を表明しました。党大会では「地方組織の拡大なくして政権奪回はない」として、春の統一地方選挙に勝利し、衆議院の解散・総選挙で政権奪回を目指すなどとしたことしの運動方針を採択しました。

鉄鋼各社 石炭調達先見直しへ
記録的な大雨でオーストラリアの炭鉱が相次いで操業停止に追い込まれているため、日本の鉄鋼各社は、オーストラリア以外から石炭の調達を強化するなど、対策を急いでいます。各社とも当面の生産に影響はないとしていますが、石炭の取り引き価格はオーストラリアで大雨が降る前の１．５倍以上に上昇しているため、収益が圧迫されることも懸念されます。

栃木 住宅全焼２遺体見つかる
２３日朝、栃木県日光市で住宅１棟が全焼する火事があり、焼け跡から２人が遺体で見つかりました。火事のあと、この家に住む８２歳と５９歳の親子と連絡が取れていないということで、警察で身元の確認を急いでいます。

三宅島 島民帰還に向け説明会
三宅島での火山の噴火から１０年以上たって、島での居住が条件付きでようやく認められることになった２つの地区の住民に対し、三宅村は２２日夜、条件の中身や今後の支援策などを説明する会合を開きました。この中で村の担当者は、居住を認めるのは健康診断で問題のない１９歳以上の人で、農業や店の営業などは認めないことなどを説明しました。


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