NHKニュース

佐賀県知事“政府見解を”
九州電力玄海原子力発電所の運転再開を巡り、佐賀県の古川知事は、枝野官房長官と会談し、国が急きょ、「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認の実施を決めたことについて、菅総理大臣と海江田経済産業大臣の間で認識に違いがあるとして、運転再開の条件など政府の見解を示すよう求めました。

経産相“時期来たら責任取る”
海江田経済産業大臣は、７日の参議院予算委員会で、九州電力玄海原子力発電所の運転再開を巡り、地元自治体が混乱していることについて、自民党の議員が責任を取って辞任するよう求めたのに対し、「いずれ時期が来たら責任を取りたい」と述べました。

官房長官 九電メール言語道断
枝野官房長官は、記者会見で、九州電力が関連会社などに対し、玄海原発の運転再開を容認するメールを国主催の説明会に送るよう指示していたことについて「言語道断で、原発の再稼働に一定の影響は避けられない」と述べました。

筑紫哲也氏の遺産で申告漏れ
３年前に亡くなったジャーナリストの筑紫哲也さんの家族らが、筑紫さんの遺産のうちアメリカの不動産の売却代金などを申告しなかったとして、東京国税局からおよそ７０００万円の申告漏れを指摘されていたことが関係者への取材で分かりました。一部は意図的に申告しなかったとして、重加算税を含め相続税の追徴課税を受け、修正申告したということです。

他人名義の口座で株購入か
みずからが担当していた半導体メーカーの資本増強策が公表される前に株を購入していたとして、インサイダー取引の疑いが持たれている資源エネルギー庁の前の次長は、他人名義の口座に別の口座から金を振り込んで株の購入に充てていたことが関係者への取材で分かりました。

３号機 現場の状況確認できず
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、水素爆発のおそれをなくすための窒素の注入が課題となっている３号機では、ロボットを使って事前の調査を行ったものの、窒素を入れる配管をつなぐ場所の状況を確認できず、東京電力が今後の対応を検討しています。

機械受注額 ２か月ぶりに増加
企業の設備投資の先行きを示す主な機械メーカーのことし５月の受注額は、東日本大震災の復興に伴う受注が増えたことなどから２か月ぶりに増加しました。


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