NHKニュース

参政権 今の国会にこだわらず
鳩山総理大臣は２日夜、記者団に対し、日本に永住する外国人に地方参政権を認める法案について、「小沢幹事長と『今の国会に何としても』ということを申し合わせたわけではない」と述べ、今の国会での成立にはこだわらない考えを示しました。

“再来年度予算も支出必要”
菅副総理兼財務大臣は衆議院財務金融委員会で、再来年度の予算規模について、景気刺激のために一定規模の財政支出が必要だという考えを示しました。

厚労省 独自に仕分けを実施へ
厚生労働省の政務３役会議が開かれ、来月以降行われる行政刷新会議の事業仕分けの前に、省として外部の有識者などによる独自の仕分け作業を実施することになりました。

強殺事件裁判員裁判 無期懲役
鳥取県米子市で会計事務所の社長など２人が殺害され、現金が奪われた事件の裁判員裁判で、鳥取地方裁判所は強盗殺人にあたるとしたうえで、「被告が精神的に追い詰められていたことも認められるが、人の命まで奪っていいものではない」として検察の求刑どおり、無期懲役を言い渡しました。

福島 アパート全焼し３人死傷
２日夕方、福島県矢吹町でアパートが全焼し、男性１人が遺体で見つかったほか、２人がけがをしました。直前に「アパートの住民が、ガスで気分が悪くなった」と通報があったことから、警察はガスに引火して爆発した可能性があるとみて、詳しく調べています。

７歳児虐待死 区が再発防止策
東京・江戸川区で、小学１年生で７歳の男の子が両親から暴行を受け、その後死亡した事件を受け、江戸川区は当時の対応についての検証結果を発表し、虐待に対する認識が組織としてきわめて甘かったとしたうえで、通報を受ける区の専門機関の体制を強化するなどの再発防止策を明らかにしました。

カラジッチ被告 正当防衛主張
旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナでの民族紛争で、大量虐殺にかかわった罪などで国連の戦争犯罪法廷に起訴されたセルビア人勢力の指導者、カラジッチ被告の公判が開かれ、カラジッチ被告は紛争当時のセルビア人勢力の行動は正当防衛だと述べ、全面的に争う姿勢をあらためて示しました。


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