アンドレ稽古場日記

AND ENDLESS稽古場日記

村田 洋二郎/水夫長、ギルティ

2009-07-01 | WORLDS
WORLDSにご来場いただきましてまことにありがとうございました。

どうも村田洋二郎です。

今回は十三夜ではギルティ、The Tempestでは水夫長という役をやらせて頂いた訳なんですが、


忘れもしない本番前日。

「お前の水夫長は何かが足りない」

初めての経験でした。

迷いを抱いたままの初日。

緊張、迷い、

くわえているパイプが小刻みに震えていました。

今でも何か探しの旅に出たままです。

旅人洋二郎何か探しの旅はまだまだ続きます。

村瀬 啓祐/船長、シルヴァリス

2009-07-01 | WORLDS
『WORLDS』にご来場して頂いた皆様、本当にありがとうございました!

そして応援して頂いた皆様、スタッフの皆様、本当に本当にありがとうございました!

テンペストと十二夜は、約400年前に書かれた作品だそうです。

今、舞台上で演じられてるシーンが400年前も舞台上で演じられていたんだなぁ~と思い、本番中に一人で勝手にスゲー、スゲー!!と興奮していました。

そして今回は、本当に沢山の方々に力を頂いた公演でした。

沢山の力を頂いたからこそ、出来上がった二作品。

そんな気がしています。


船長とシルヴァリス。

どちらも凄く凄く大好きな役でした!


また皆様に劇場でお会いできる事を心から楽しみにしています。


本当にありがとうございました!


村瀬 啓佑

中川 えりか/ヘレーネ、アイリス

2009-07-01 | WORLDS
『WORLDS』ご来場ありがとうございました!


愛せば愛すほど返ってくる、
そんな舞台でした。

普段は引かれる程クールな人間なんですが、
今回、終演後の楽屋で、そして打ち上げ会場で、涙がとまらなくなりました。
こんなの初めてです。

一生懸命、生きました。

生かしてくださったのはお客様です。
いつも書きますけど、本当にそうだなぁと思って書かずにはいられないのです。

本当にありがとうございました。


公演が始まる前に感じていたシェイクスピアへの挑戦、
実は彼と戦う必要なんてなくて、
彼の胸を借りて、彼の祝福を感じればよかったのでした。

舞台って本当に素敵で怖くて、大好きです。

これからも、色々やっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

宮本 京佳/クリエッタ

2009-07-01 | WORLDS
先日は『WORLDS』にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

長い公演。
いつまでも続く気がして、千秋楽もそんな感じがしない公演。

今回は、いろいろ考えた公演でした。

それは芝居のことだけでなくスタッフワークとかもろもろも含め。
一つ上のことができるようになりたい。
そんな思いがあった公演でもありました。

また、沢山の言葉を頂きました。

それは勿論いいことだけでなく、悔しいことも含め。
一つ一つが、やる気をあげてくれました。
それはこれからの糧にもなる気がしました。

「大きな何かを得た」と言うよりは「こつこつ沢山何かをいただいた」という感じ。

それはもちろん西田さん、客演さん、ドレメン、スタッフさんだけでなく、お客様からもです。
本当に感謝の気持ちがいっぱいです!
本当にありがとうございました。

それでは
たくさんのありがとうを込めて。 宮本京佳。

田中 良子/シーリーズ、ヴァイオラ

2009-07-01 | WORLDS
『役者は幸せだな』

打ち上げで西田君が言いました。

新しい役を与えられて、それをどうやるか考える日々は幸せだろうと。

はい。。

苦しくて悩んでやっぱり苦しくて眠れない日々であっても、やっぱり幸せだと私は答えます。

改めて、その事を思った今公演。

心から尊敬する客演の皆様

尊敬と絶対の信頼を寄せるスタッフの皆様

もう言われたくないだろうけど、世界一面白いと思わせてくれる作品を生み出してくれた西田大輔様

客席でその全てを見つめて下さった観客の皆様

心から、ありがとうございました。

終わった途端にぐっすり眠れる毎日で

自分の現金さに嫌になりますが……

またお会い出来る日に、恥ずかしくない自分でいられるように。精進して参ります。

最後に

シェイクスピアさん

あなたの言葉

……

長いし噛みそうで大変でした。

愛を込めて。田中良子

福田 真夕/ミランダ

2009-07-01 | WORLDS
『WORLDS』ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

『十三夜』でミランダというとても素敵な役をいただきました。
お転婆でやんちゃで口が悪くて元気な女の子、皆から愛されてとても幸せでした。
結末で明かされるナチス・ドイツの時代背景。
ユダヤ人として生きること。
何の罪も無いのに残虐な迫害を受けなければならなかったこと。
今の私の生活では到底考えられないことです。

私が通っていた小学校には「アンネ・フランクのバラ」が咲いていました。図書室にはアンネの写真が飾られ、この頃にユダヤ人がナチスから受けた迫害について学びました。子供であった私にはかなり衝撃的でした。
本に載っていたガス室や劣悪な環境を写した写真などは今でも鮮明に覚えています。

ミランダはきっとアンネのように心豊かで希望を捨てない子だったと思います。

『十三夜』のラスト
最後に兵隊さんが開けてくれた扉。

あの後はたくさんの想像を膨らませることができます。
あの後幸せになったのか、不幸になったのか。

だけど、私が観客として見ていたら、とても美しい終わり方だと感じます。

AND ENDLESS×シェイクスピア
うまく溶け合ってすごい2作品が生まれたと心から感じます。
稽古の初めに原作『テンペスト』を読み合わせしました。
ご覧になった方はわかる通り、長い長いプロスペローの台詞、それに聞き飽きるミランダ。
西田さんは「きっとシェイクスピアは深夜に書いていて、長くなりすぎちゃってツッコミ入れてみるか、みたいな感じで書いたんだ」的なことをおっしゃっていました。その時に思ったのは「なんだ、シェイクスピアも現代の私たちと変わらないじゃん。面白いヤツ!」と恐れ多くも親近感が沸いたのです。これは新しい発見でした。
西田さんの決して物怖じせずいい意味でラフな物事の捉え方にははっとさせられました。



でも、繊細な舞台創り。
正直言ってすごく苦労したこともあったけど、一番苦労してまさにアンの台詞「死ぬ思いで書いている」西田さんだからこそ、アンドレの皆そして『WORLDS』に関わった皆はこの人に着いていくんだな、と思いました。

切り取られたシェイクスピアの美しい言葉、演じる楽しさ…等等今回は多くのことを改めて新鮮に感じれる、とても価値のある幸せな場所でした。

改めてご来場頂いた方々、AND ENDLESSの皆、豪華共演者の皆様、裏でいつも支えて下さったアンドレお馴染みのスタッフ様、『WORLDS』に関わった全ての方々、どうもありがとうございました。

一内 侑/コットン

2009-07-01 | WORLDS
今回はいつも以上に多くのことを勉強させて頂いた公演でした。
自分としては久しぶりの新作出演となった今回、とても嬉しい気持ちで一杯でしたが、それに比例して責任も大きく感じた舞台でした。

ロング公演でしたが、毎日が本当に必死で、舞台に立つ度に緊張してました。

さて、シェイクスピアを取り入れた今公演、何気に僕はシェイクスピア作品の台詞は一言もありませんでした。なので、あまりシェイクスピアという印象が自分の中では正直残ってはいないのですが、ですが、今までとは全く違った雰囲気の作品であったことは、僕たちを含め、皆様も楽しんで戴けたのではないかと思っています。

今後もまた是非やりたい作品です。

今年初の本公演、ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。


追伸

須間さん、児島さん、沢山頭を叩いてしまってごめんなさい…

大畑 真彦/ゼッペン

2009-07-01 | WORLDS
この度は『WOLDS』に御来場頂きありがとうございました。

いつもは自分が頂いた役を一生懸命、その役に自分ができる全てをしてあげる事を大切にしていたのですが…
僕にとって今回は、全員で一つの世界を演じる事を何よりも大事に考える事を意識して挑んだ公演でした。

自分の役がいて、その世界がある訳じゃなく、その世界を創るために自分の役が、皆の役があり、支えてくれるスタッフさんの力があるからこそ、お客様に世界を届ける事が出来たんだと思います。

アンドエンドレスの公演を初めて見に来てくれた友達が「めっちゃおもろかったわ~パンフレット買ってしもうたもん」って言ってくれた事が凄く嬉しく、他にも見に来て頂いたお客様に嬉しいお言葉を頂きました。

この瞬間が役者として一番嬉しい瞬間です。

これからも皆様が楽しんで頂ける世界をお届けできるよう、より一層精進してまた劇場でお待ちしています。

本当にありがとうございました!


大畑 真彦

エル/安藤 繭子

2009-07-01 | WORLDS
WORLDSにご来場頂いた皆様,改めてどうもありがとうございました。
新作二本ということもあり私たち全員が新しい世界が作られていくことにドキドキしていたように思います。

それに加えて実力派の客演さんに囲まれて本当に感じさせられることが多い公演でした。

客演さんたちの中でも特に須間さんとお芝居をする機会が結構あったのですが,毎日色々仕掛けて頂き(笑),楽しく舞台に立つことができました。
須間さんとは美しの水以来,しかも一緒にお芝居をするのは初めてでしたが,是非また一緒にお芝居をさせて頂きたいです。その時にはもっともっと豊かな役者になって舞台上で戦えていたらいいなぁなんて思います。こんなこと言ったら須間さんに「何を生意気な!」と小突かれてしまいそうですが(笑)。

いつもとは違った役柄で私自身,本当の意味でお芝居の楽しさに出会えた貴重な公演でした。

これからも色々な役に挑戦していきたいです。笑いももっとやりたいです!

また劇場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。

ご来場誠にありがとうございました。

グローネ/渡部 和博

2009-07-01 | WORLDS
WORLDSにご来場頂きまして本当にありがとうございました。

今回の公演は本当に色々な人に助けてもらった公演になりました。

ドレメンはもちろん、客演さんにも色々なアドバイスを頂きとても勉強になった公演でした。

僕は十三夜の方に出させて頂いたんですが、十三夜をやる上でこの映画は絶対観といた方がいいと言われた映画があります。

それが『ライフイズビューティフル』です。

ユダヤとナチスの話なんですが、もうやばいです…感動しまくりです…戦争って嫌ですね…

この作品を観てから十三夜を思い出すとさらに面白さや深みが増すと思います!
十三夜を観て下さった方は是非観てみて下さい!