前回の一覧表を会派別に表すと、下記の通りです。
●イーブン[6名] ※改選前3名(旧)ワークショップ
・中島 健一(無所属) 旧会派:ワークショップ
・重村啓二郎(無所属) ワークショップ
・畑中 俊彦(無所属) ワークショップ
・松木 義昭(無所属) 英明クラブ
・中島かおり(無所属) 新人 ―
・中村 修一(無所属) 元 ―
●創政クラブ[6名] ※改選前6名
・長野 良三(自民党) 旧会派:創政クラブ
・幣原 みや(無所属) 創政クラブ
・山村 悦三(自民党) 創政クラブ
・都筑 省三(無所属) 創政クラブ
・いとうまい(無所属) 新人 ―
・助野 勇(無所属) 新人 ―
●公明党[3名] ※改選前3名
・田原 俊彦(公明党) 旧会派:公明党
・帰山 和也(公明党) 公明党
・徳田 直彦(公明党) 公明党
●日本共産党[2名] ※改選前3名
・木野下 章(共産党) 旧会派:共産党
・森 しずか(共産党) 新人 ―
●新社会党[2名] ※改選前2名
・前田 辰一(新社会党) 旧会派:新社会党
・山口みさえ(新社会党) 新社会党
●非会派[3名] ※改選前4名
・寺前 尊文(無所属) 旧会派:非会派
・大久保文雄(無所属) 非会派
・長谷 基弘(無所属) 元 ―
昨今、政党に属さない無所属議員が増える傾向にあるようです。
芦屋市議会においても、議員22名中、無所属議員が13名(六割弱)となりました。
議会は原則、会派が中心となって運営されるので、無所属議員がどの会派に属するかは、重要なことです。
又、その議員の政治信条等が行動として表れる最初でもあります。
選挙期間中に「市民派」とか「無党派」とかをキャッチフレーズにして当選しても議員になれば、何れは何処かの会派に属するか、新たに会派を結成する事になるのが普通です。それは、議員自らの発言権の確保や政策実現の早道だからです。
会派に属さなければ議員にあらずとまではいえませんが、議員控室は会派別である事、会派に対する政務調査費が有り、会派所属議員の数に月額70,000円を乗じた額が交付される事など、会派中心の仕組みであることがわかります。
又、常任委員会とは別に「議会運営委員会」が有りますが、議会運営委員会の委員は、三名以上居る会派でないと委員を出せません。従って、三名未満の会派や会派に属さない非会派の議員は、委員を送れないということです。新議会における議会運営委員は、イーブン、創政クラブ及び公明党のみで構成されます。
議長の選出も多数会派が有利なことは、今回の役員選挙結果をみても明らかです。
助役汚職事件で、「市議会の権威を傷つけた」と○○勧告を受けた議員が議長に選出されたのも、会派の力関係によるところが大きいのではないでしょうか。
新人議員の内、森しずか議員(日本共産党)以外は、全て無所属で当選してきています。
新人の中島かおり議員は、会派イーブンへ、いとうまい議員と助野勇議員は、創政クラブへ入りました。
又、元職の中村修一議員は、イーブンへ入りました。
もう一人の元職の長谷基弘議員は、サイパン旅行から帰られたばかりなので、非会派なのでしょう。
とはいっても、会派構成がこのままで、四年間続くとは思われません。
過去四年間を振り返っても特定の会派を除いては、会派を移動する議員が結構居ました。
いずれにしても市民への公約と、全ての市民の幸せを念頭に議会運営をして頂きたいと思います。
そのための市民の期待に応える会派であってもらいたいものです。
●イーブン[6名] ※改選前3名(旧)ワークショップ
・中島 健一(無所属) 旧会派:ワークショップ
・重村啓二郎(無所属) ワークショップ
・畑中 俊彦(無所属) ワークショップ
・松木 義昭(無所属) 英明クラブ
・中島かおり(無所属) 新人 ―
・中村 修一(無所属) 元 ―
●創政クラブ[6名] ※改選前6名
・長野 良三(自民党) 旧会派:創政クラブ
・幣原 みや(無所属) 創政クラブ
・山村 悦三(自民党) 創政クラブ
・都筑 省三(無所属) 創政クラブ
・いとうまい(無所属) 新人 ―
・助野 勇(無所属) 新人 ―
●公明党[3名] ※改選前3名
・田原 俊彦(公明党) 旧会派:公明党
・帰山 和也(公明党) 公明党
・徳田 直彦(公明党) 公明党
●日本共産党[2名] ※改選前3名
・木野下 章(共産党) 旧会派:共産党
・森 しずか(共産党) 新人 ―
●新社会党[2名] ※改選前2名
・前田 辰一(新社会党) 旧会派:新社会党
・山口みさえ(新社会党) 新社会党
●非会派[3名] ※改選前4名
・寺前 尊文(無所属) 旧会派:非会派
・大久保文雄(無所属) 非会派
・長谷 基弘(無所属) 元 ―
昨今、政党に属さない無所属議員が増える傾向にあるようです。
芦屋市議会においても、議員22名中、無所属議員が13名(六割弱)となりました。
議会は原則、会派が中心となって運営されるので、無所属議員がどの会派に属するかは、重要なことです。
又、その議員の政治信条等が行動として表れる最初でもあります。
選挙期間中に「市民派」とか「無党派」とかをキャッチフレーズにして当選しても議員になれば、何れは何処かの会派に属するか、新たに会派を結成する事になるのが普通です。それは、議員自らの発言権の確保や政策実現の早道だからです。
会派に属さなければ議員にあらずとまではいえませんが、議員控室は会派別である事、会派に対する政務調査費が有り、会派所属議員の数に月額70,000円を乗じた額が交付される事など、会派中心の仕組みであることがわかります。
又、常任委員会とは別に「議会運営委員会」が有りますが、議会運営委員会の委員は、三名以上居る会派でないと委員を出せません。従って、三名未満の会派や会派に属さない非会派の議員は、委員を送れないということです。新議会における議会運営委員は、イーブン、創政クラブ及び公明党のみで構成されます。
議長の選出も多数会派が有利なことは、今回の役員選挙結果をみても明らかです。
助役汚職事件で、「市議会の権威を傷つけた」と○○勧告を受けた議員が議長に選出されたのも、会派の力関係によるところが大きいのではないでしょうか。
新人議員の内、森しずか議員(日本共産党)以外は、全て無所属で当選してきています。
新人の中島かおり議員は、会派イーブンへ、いとうまい議員と助野勇議員は、創政クラブへ入りました。
又、元職の中村修一議員は、イーブンへ入りました。
もう一人の元職の長谷基弘議員は、サイパン旅行から帰られたばかりなので、非会派なのでしょう。
とはいっても、会派構成がこのままで、四年間続くとは思われません。
過去四年間を振り返っても特定の会派を除いては、会派を移動する議員が結構居ました。
いずれにしても市民への公約と、全ての市民の幸せを念頭に議会運営をして頂きたいと思います。
そのための市民の期待に応える会派であってもらいたいものです。
政務調査費は会派への支給ですが、芦屋では会派に属さない議員には議員への支給もされています。今期は受け取らない議員が二名になりそうです。市民の皆さんに議会の様子をお知らせするには、議員報酬からの持ち出しだけではできません。ニュースをつくったり、議会報告会を開いたり、調査活動でアンケートをとったりするのには政務調査費は必要ですし、そうした活動をしてこそ市民の皆さんの思いを議会に反映できると考えています。受け取らないことは、そうした活動はしないということかもしくは本職でしっかり儲けているのでいらないということかのどちらかだと思います。共産党は受け取っていますが、二名になったことで会派としての活動は財政面でも大幅に制限されそうです。
新人のいとうまいさんは無所属ですが、民主党の推薦を受けたといわれています。選挙の際には現職の国会議員も選挙カーに乗っていたという話です。
芦屋の保守の会派は、議長ポストや議会内での主導権狙いで組まれているようで、とても同じ主義主張であるとは考えられません。市長与党という点では一致しているのでしょうが・・・。この四年間の間には、離合集散が考えられます。
会派に所属しない議員にも同額の政務調査費が支給されている(芦屋市議会政務調査費の交付に関する条例第5条)ことは、ご指摘の通りです。
私は、政務調査費は必要な経費であると考えています。
使途基準に従って使用すれば何ら問題はありませんし、市民のために活用してもらいたいものです。
調査研究費を受取らない議員が居られるそうですが、決して美徳ではなく、ご指摘のように働かない偽員でしょう。
私は、政務調査費が会派にのみ支給されているといっているのではありません。
会派を結成している場合は、議員個人に支給されるのではなくて、人数分まとめて会派に対して交付されるものであり、この事をみても議会運営が「会派中心の仕組み」であると申し上げたかったわけです。
会派は、同じ理念や政策を共有する議員の政策集団であるべきなのに、私利私欲の主導権争いで組まれている現状をみると、「会派とは何か」を私達が考える機会になればと思います。