どこでも旋回

フットサルチームメンバーによる。旋回しながらのブログです。時折ケブラが入ります。(笑)

☆県民体育大会開幕☆

2007年11月13日 00時10分24秒 | Weblog
遂に開幕の長崎県民体育大会。



各種競技に7800人が参加する長崎の一大スポーツイベント。



我らがエスタジ佐世保がサッカー部門での佐世保代表チームとして参加。


トーナメント初戦の相手は『島原代表』。


古豪島原相手にフレッシュな佐世保市代表が立ち向かう。

GK:後藤マサト(Captain)

DF:田中勇弥
:中田博文
:寺坂基史
:坂口信彰

MF:赤嶺武宏
:森 拓也
:三末晃嗣
:植田大介

FW:林田慎司
:後藤浩彰

SUB:小森郁夫
:杉町健吾
:宮古ヒロヒデ
:山下コーダイ(監督)
:竹内信二



キックオフ。



開始は両チーム共に一進一退の静かな立ち上がり。


サイドからのロングボールを中心に戦う島原に対し、短いパスを主体として戦うエスタジ(佐世保代表)。

お互いに持ち味を活かしゲームを展開して行く。



島原のサイドからの執拗な攻撃に対し、エスタジディフェンス陣が冷静な対応。

中田、ユーヤのセンターバックコンビもこの試合が初めてとは思えないほど素晴らしい連携を見せる。

サイドの二人、坂口、寺坂は1対1で個人技のある島原を完全にシャットアウト。


得点のチャンスを作らせない。



エスタジは中盤のキーマンに“酔いどれ天才”植田大介を起用。


このセンス抜群の男が中盤に流れを作り出す。


予測不能のドリブルに、丁寧なショートパスを駆使し、前線に構える“Hot Set”にボールを供給。


“Hot Set”の後藤、シンジ、そしてダイスクを加え、新しいトライアングルを形成。


三人は広いピッチで、ダイレクト、ワンツー、ヒール、スイッチ、スクリーンと、数々のフットサルのエッセンスを加え、多彩な攻撃を見せる。


まさに“魅せる”フットボール。


魅惑の三人組。




“サルク・トライアングル”(仮称)



ここに完成!!




前半15分。


“ファンタスティック・ストライカー”後藤の右サイドからのクロスを、
“Brazilワンダーボーイ” 林田シンジが泥臭く決め、先制のゴール!!


1‐0☆



リズムの出て来たエスタジは流れに乗ってさらに攻撃のテンポアップ。


“サルク・トライアングル”の攻撃を後方で支援するのは“左足の貴公子”モリタク、“クールバランサー”三末、“ウミンチュ防波堤”タケの三人。



中盤の三人が見事に相手の攻撃の芽を摘み取り、島原を自由にさせない。


ここも初めてのトリオながら見事な働きを見せる。



チームが上手く噛み合い、前半は1点のリードで終了。


後半開始。


三末→小森郁夫。


中盤にスピードあるイクオを投入し、追加点を狙う。


後半もエスタジペースでゲームは進む。



前半同様、相変わらずのサッカーにフットサルのエッセンスを加えたプレーは、まさにエスタジの名の通り。


※エスタジはイタリア語で“魅力的”と言う意味を持つ。



前半10分。


最後方の“皇帝”ユーヤが右足を一閃!


力強いフィードは最前線の後藤へ。


空中高いボールをワントラップした後藤は、完璧なポストプレーでボールを落とす。


ここに走り込むのは、

“エスタジの心臓”、

赤嶺武宏。


狙いすました右足からのシュートは相手GKも一歩も動けずにネットに突き刺さる!


ゴーーーーーール!!


2‐0☆



待望の追加点でチームはぐっと楽になる。



2点のリードを奪い俄然、優位にゲームを進めるエスタジ。



しかし、その優位が余裕へと変わり、チームは思いがけないピンチを迎える。


島原の相変わらずのサイド攻撃から抜け出され1対1の絶体絶命のピンチ。



このピンチに立ちはだかるのは、

若きキャプテン、

“闘士”後藤将斗!


勇敢な男は抜群のタイミングで飛び出し、相手を完全にストップ!!


チームを救うファインプレーを見せた。




20分。


エスタジは更なる追加点を奪いにメンバーチェンジ。


モリタク→杉町健吾

ダイスク→宮古島ヒロヒデ




22分。


右サイドから林田シンジの丁寧なクロスボール。


ここに待ち構えるは、

“跳猪”杉町健吾!

高いヘディングはゴール!

のはずが、惜しくも右にそれる。


ケンゴの復活ゴールならず、、。



猛攻を仕掛けるエスタジだが、前掛かりになったため、島原のカウンターを受けてしまう。


油断からのミスも手伝い、失点を許す。


2‐1。


サッカーでリードしているチームが1番嫌な状況に追い込まれるスコア、

2‐1。


相手は勢いが付き、

味方は萎縮する。



島原はこの得点で息を吹き返し、エスタジは突然、追い詰められる。


島原の猛攻に苦しむエスタジ。


しかし、屈強なDF陣、“クラッシャー”中田、“サスケ”坂口、“皇帝”ユーヤが懸命の守備!


が、



27分。


島原のシュートは、守護神マサトも触れずに、ゴール、、


と誰もが諦めた瞬間、


そこには、

“ゴールライン上の魔術師”寺坂基史!!


危機一髪、見事なクリアーでチームを救う!!


ロスタイム。


中盤でボールを受けた、
“Brazilワンダーボーイ”シンジがドリブル開始。


あっという間にトップスピードに乗ったシンジは一瞬にして相手を置き去り、ゴール前まで一直線!


島原のGKが出て来たところを見逃さず、ボールをファーサイドにラストパス。


ここに飛び込んで来たのは、
最終最後にメンバー入りを決めた、


“宮古島のワンダーボーイ”ヒロ!


丁寧に流し込んだシュートは無人のゴールのネットを揺らす!

ゴーーーーール!!



18才の最年少選手がこの大一番でダメ押しのゴール!!


Brazilと宮古島のワンダーボーイズのワンダーなゴール!!



そしてタイムアップ。




若いキャプテン率いる、若い力が見事に結集!


化学反応を起こし強豪島原代表から勝利!


MVP:後藤マサト


ベストGoal:赤嶺武宏





強い、強い、佐世保代表、次なる相手は優勝候補の長崎代表。





佐世保代表
“ヤングガンズ”
(Young Guns)


はどこまで通用するのか!

次号必読!!


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