神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

Amieの仕事のことや趣味、綿の栽培日記など多岐にわたり投稿しております。Instagram→amie_inc.2016

認知症の介護による疲れ。

2024-10-24 15:21:00 | 日記
こんにちは。秋にもかかわらず湿度を感じて、介護も大変です。この1ヶ月で祖母の認知症が急速に悪化し、介護が一段と過酷になっています。毎日、起きても寝てもぐったりしていて疲れが抜けません。体が鉛のよう。爽やかな朝を感じるゆとりもありません。さすがに私も疲れてきました。





介護ブログは私の心の叫びを淡々と記しました。弱音です。
心の叫び。 - 要介護5の祖母の在宅介護記録。

心の叫び。 - 要介護5の祖母の在宅介護記録。

この1ヶ月で祖母の認知症が加速して悪化している。毎日大きな声で怒鳴られ、ひねられ、訳がわからない毎日。オムツを替えていても手(つねる、たたく、爪を立てる)は止まら...

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【祖母の現状】滲出液と腹痛および認知症の進行。

2024-10-12 15:30:00 | 日記
こんにちは。介護ブログと同じ内容を投稿します。



何から書いたらいいか、わからないほどの状況になっています。祖母の切断した右脚およびオムツで巻いている左脚の写真も載せるので、このブログをお読みになるかどうかはご自身でご判断ください。



まず、今週から祖母の左脚から滲出液(しんしゅつえき)が大量に出てくるようになりました。心臓が悪く、それまでかなり浮腫んでいました。むくみにむくんだ左脚は、ビニールのようにテカテカして、人間の脚はどこまで膨らむのか想像すらできないほどでした。


下に敷いているタオルやシーツが少し濡れるというのではなく、まるでペットボトルのお水をドボドボとこぼしたかのように濡れ始めて気がつきました。それでも最初はその液体が何か、わかりませんでした。飲み物をこぼしたのかな?尿が漏れているのかな?


でも、飲み物にしては色も臭いもなく、尿にしてはオムツが濡れていない。その透明の液体は粘土があり、生臭いと気がつき、滲出液だと確信しました。そして、その濡れた布団のシミは、黄褐色です。



このシミにも鼻を近づけてみると、体液の独特の臭いがしました。確信したところで、施設に連絡。医師とも連携をとってくれました。


看護師曰く、滲出液が出ることは、珍しいことではないそうです。特に10月6日(日)からラシックスという利尿剤を増やしたので、皮下組織に溜まっていたものが耐えられず外に出てきているのかもしれません。
*ここから脚の写真を載せますので、ご自身の判断でお願いします。










このように自然とできてしまった創傷(傷口)から透明のベトっとした粘度のある液体が出てきています。写真では分かりづらいのですが、左脚の様々なところから滲出液が見られます。



滲出液はオムツとパッドで吸水という形で対処します。現在は、どの塗り薬にするか、滲出液が出たことでどの程度むくみがりとれるか、など見極めている段階です。



オムツは1枚(Lサイズ)、パッドは3枚使用して、テープでやさしく巻いています。失った右脚に左脚はオムツ。本当は蒸れて不快だと思うのですが、この処置が妥当のようで、私も毎晩、このように処置しています。



それから、10月8日(火)から祖母は右下腹部を痛がっています。右の下腹部が波を打つように痙攣していたので、医師に診てもらいました。原因は不明。ただ、腹部を押しても痛がらないので急性腸炎ではなさそうとのこと。私が見ていると、咳をするとき、介護ベッドで背中を起こすときに痛がる気がします。こちらも様子見です。手を押さえているところが痛むようです。




不幸中の幸いは、本人が滲出液があるからといって痛がらないこと。オムツを巻いていることを気にしていないこと(正確には気がついていないかも)。また飲んだり、食べたりはできていること。認知症がだいぶ進み、自分の体のことを全くわかっていないことです。



【メモ】
・朝昼夜の概念がない
・季節もわからない
・交換したばかりのオムツを1分後に替えてという
・うんちと発する
・時計が読めなくなってきた(なった)
・トランプもできなくなった
・少し前までできた簡単な足し算や掛け算もできなくなった
・言語化することが難しく、その反動で暴力や暴言、機嫌の悪さが出る

など。


ちなみに、昨年8月に入院したときは認知症ではありませんでしたが、そのときも自分の病名を聞いてきませんでした。これは私にとっては、不思議なことでした。


そして、本日。祖母に髪を引っ張られ、爪を立てて引っかかれ、私の腕はまた傷が増えました。しかし、介護士さんの協力を得て、無事に日帰り入浴に送り出すことができました。


この状況で不運なことに、数日間、母がコロナの発症リスクが高いこともあり、2階で隔離しています。重度の間質性肺炎の祖母にコロナウイルスは最悪です。つまり、本当に私一人での介護。父は移乗くらいならできますが、この世の中の三連休、父は3日間とも出勤。


このところ、オムツ交換や清拭、着替えなど母と二人でやっていました。それは、祖母の体位を動かすときに祖母自身に力がなくなり、とても大変だから。さらに傷口に薬を塗る際も倒れてこないように支えたり、便が患部につかないように配慮したり。脚を上げている間にタオルを潜りこませたり、清拭の際に傷口の手当てをしたり。


私一人でなんとかやるしかありません。母を隔離することになった理由(詳細は控えます)が私には理解できないことで、昨夜から今朝にかけて母vs娘は、文字による修羅場でした。ただ、母は自分の母(私にとっての祖母)が人様に向かって暴れたり、叫んだり姿に心を傷めているようです。私は私で「人間の体はどこまでいったら、どこまで苦しんだら・・・。」と、思うと絶望を感じます。それぞれ介護する側の心が追いつかないことも多々あるのが現状です。


先日メインブログに書いた記事

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手術から一年。

2024-10-04 23:58:00 | 日記
こんばんは。日付が変わる前に今日はどうしても更新したいので、投稿します。
それは今日が10月4日だから。


昨年の10月4日に祖母は、右脚の下肢切断手術を受けました。原因は急性下肢動脈閉塞症により、右大腿部に血栓ができたからです。


その日から一年。祖母は今日もがんばって生きています。祖母は、ここ数日、精神的に不安定で大きな声でよく叫びます。処方されている頓服を服用させて、祖母がなるべく辛くないように様子を見ています。認知症の影響もあり、母や私の名前が出てこない時もあります。


今日は、入浴とデイサービス利用の予定でした。しかし、夜、深夜、早朝と不穏な状態で祖母自身も疲れていたのか、お迎えの1時間前の時点で熟睡していました。寝ている間はきっと起きている時より苦痛が和らいでいると信じ、睡眠優先で施設にはキャンセルの電話を入れました。


最近は、このような感じのことが多くなってきました。その日、その瞬間で判断して祖母にとっての最善を尽くす。母と私は予定を変更することも多いのですが、祖母の全身状態(特に肺と心臓)の悪さを考えたら、自然とそうなります。


ところで、昨年の10月4日は、肌寒い日でした。祖母の手術を待っている間に両親と入った院内のレストランでラーメンが売り切れていたことも覚えています。急に冷えると、温かいものが余計に恋しくなるのですよね。


それから、病院から貸し出されていたPHSが鳴り、ICUのあるフロアに行きました。看護師から説明があるとのことで待っていると、葬儀屋さんが祖母の脚を段ボールのような箱で持っていくのに出くわしてしまいました。それは私にとって予想していなかったことで、ショックを受けました。


手術が無事に終わり、執刀医からおおよその説明を受けた後、人数制限があったので母と私のみICUに入りました。祖母の状態で全身麻酔はできなかったので、ブロック注射での手術でした。ICUのベッドで、祖母は既に起きていて、私の手を取って「わぁ!あみちゃんだ!」「ありがとう」と言っていました。この時、祖母は手術を受けたことも、右脚の大部分を失ったことにも気がついていませんでした。その点に違和感を覚えました。


すべてのことをまだ生々しく覚えています。でも、昨年の私に、もし何か言えるのなら、「来年の10月4日もおばあちゃんは生きているよ。バニラバーのアイスも食べるし、ノンアル(祖母はビールだと思って飲んでいる)も飲むし、あんぱんも食べられるよ。それから、孫の手をお守りのように握りしめて、私をよくつついては、ケラケラと笑っているよ。」と伝えたいです。



画像:2024年10月4日(金)の祖母👵🍨
ビデオをスクリーンショットして編集したものです。


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